苫小牧メイプル学園のMk.Ⅵ軽戦車のガルパン仕様への追加工作の二つ目は、左フェンダー後方の雑具箱とみられるボックスの追加です。おそらくB型の北アフリカ仕様のそれがモデルになっているものと思われますが、厳密にみると形状がやや大まかになっています。
地元の漁師たちの協力を得て漁船での舟艇機動作戦を実施しているシーンでも、問題のボックスが描かれますが、より省略された表現になっています。
なので、上掲の北アフリカ仕様の正規のボックスとは全然違うものになっています。箱である点が同じ、という程度になります。
そこで、なるべく作中車のボックスに形状を合わせることに決めました。ジャンクパーツに似たサイズの良さそうな箱のパーツがあったので、利用して改造することにしました。
鉛筆でアタリを付けて大体の形を描きました。
サイズを合わせてカットして一部を張り直し、内側もカットしました。車体に貼り付ける形になるので、内側は無くても大丈夫です。
これで形は出来上がりました。
左フェンダー後方の取り付け位置に合わせました。
外観は二段の箱状に描かれているので、それに合わせてプラ板をカットして貼りつけました。
以上で追加工作の二つ目が完了しました。
追加工作の三つ目、ラストは上図のようなアンテナ部分の再現工作です。キットのパーツよりも大型になっていて、基部の取り付け位置もやや下に付き、そしてアンテナは必要最低限の長さに描かれます。
別シーンでも、意外に大きいアンテナ部分が目立っています。この状態に合わせます。
左が、保留にしてあったアンテナのパーツ、D2およびD5の組み合わせです。右の饅頭パーツが、ジャンクより改造して作った作中車仕様のパーツです。
D5の上端をカットして作中車仕様のパーツに交換し、取り付けました。上のアンテナは後でジャンクから適当な部品をみつくろって取り付けました。
以上で塗装前の組み立て、およびガルパン仕様への追加工作が完了しました。塗装は暖かい季節になってから他のキットと一緒に行う予定です。 (続く)