しんとう温泉でゆっくり休んで過ごした後、12時20分に退出して隣の榛東村役場へ戻りました。再度中へ入って、エントランスロビーにある村の地図や観光マップ、観光チラシなどを資料として貰いました。
役場前の群馬バスのバス停には12時27分に着きました。バスの時刻は12時30分でしたが、どのくらい遅れるだろうか、と予想したりしました。
ですが、時間きっかりにバスがやってきました。行きに利用した日本中央バスとは異なって、群馬バスは時間厳守であるようでした。利用者目線のバス運行に徹しておられるようで、有り難い事でした。
そして、これまた時刻表きっかりの13時16分にJR高崎駅西口バスターミナルに着きました。榛東村役場から46分で終点に着いたわけです。
この高崎駅前からの群馬バスの路線は伊香保温泉や榛名山にも通じていますので、作中にて各務原なでしこ達が榛名湖観光を終えたのちにバスで高崎駅に移動しているのも頷けます。
その後3人は特急「草津四万」にて長野原草津口駅まで行きますが、榛名湖から渋川駅経由でも特急「草津四万」にて長野原草津口駅へ行くことは可能です。渋川駅経由のほうが移動時間も短くて楽なのですが、榛名湖から渋川へ行くにはバスを伊香保温泉で乗り換える必要があり、そして3人が買いたかった荻野屋の釜めしは、渋川駅では販売していません。
しかも、榛名湖から高崎駅へはバス1本で直接移動出来て、高崎駅内には荻野屋の釜めしの売店もありますから、各務原なでしこ達も高崎駅へ移動しているわけです。あと、高崎駅前にスーパーマーケット(イオンスタイル高崎駅前店)があってキャンプ用の食材の買い出しが出来るのも理由の一つでした。
また、作中で各務原なでしこ達が釜めしや弁当を買った高崎駅内の改札口横の売店(駅弁屋上州1号売店)が、残念ながら2023年秋に閉店していたことを今回の聖地巡礼中に現地で確認しました。隣のコンビニNewDaysの拡張によって店舗が無くなってしまっていました。
ですが、釜めしや弁当は、そのコンビニNewDaysで引き継いで販売していますので、買う場所そのものは変わっていません。また駅内の別の売店(駅弁屋上州2号売店および3号売店)でも釜めしが買えるそうです。
さて、バスターミナルから駅ビルの外観を見上げて確認し、ペデストリアンデッキへ上がりました。少し西側へ移動して上図のアングルを撮りました。
作中の右のコマのアングルでした。左の垂れ幕の書店名が「ながさわ」に変えてありますが、あとは同じです。駅ビルの時計が13時55分ですので、各務原なでしこ達が群馬総社駅まで乗ったJRの列車の時刻が14時前後だったのだろうと推測出来ます。
が、左のコマで「そこから北上すること約40分」とあるのは間違いです。高崎駅から群馬総社駅までは15分しかかからないからです。約40分というのは、横川駅から高崎駅を経て群馬総社駅までの所要時間だろうと思います。横川駅から高崎駅までが約30分かかるからです。
今回の聖地巡礼にて実際に乗って確認したところ、横川駅から高崎駅までが28分、高崎駅から群馬総社駅までが15分でしたので、あわせて43分がJR線の横川駅から高崎駅経由で群馬総社駅までの移動時間となりますが、さらに高崎駅での乗り換え時間が数分プラスされます。すぐに乗り換え出来たら43分、ということになります。
さて、高崎駅に戻ってきましたので、駅ビル内5階の食事処コーナーへ行き、あらかじめ調べてあった上図のお店、水沢うどんの「水香苑」に寄って昼食にしました。伊香保に本店をもつ「水香苑」の支店で、店名は「高崎モントレー店」といいます。
なぜならば、作中にて各務原なでしこがキャンプの夕飯の1品目に水沢うどんをチョイスしているからです。日本3大うどん、というのは諸説あるようですが、一般的には香川県の讃岐うどん、群馬県の水沢うどん、秋田県の稲庭うどん、ということになっています。
そして私自身は、香川県の讃岐うどんは四国旅行などで高松、琴平、観音寺、丸亀、善通寺などで色々と食べており、秋田県の稲庭うどんも山形県に住んでいた頃に秋田へ旅行に三回ほど行って湯沢や角館などで食べたことがあります。群馬県の水沢うどんだけ、一度も食べたことがありませんでした。
なので、今回は絶好の機会でした。作中で3人がキャンプ場にて味わった水沢うどんを食べるのも、今回の聖地巡礼の重要な目標の一つだったからです。
で、今回はランチAセットをいただきました。うどんはざるで頼んで、天ぷら3種と日替わりおにぎりと小鉢2品が付きました。タレは「ごまくるみ」を選びました。うどんの量は並で、1100円なり。
これが水沢うどんですか・・・。太麺タイプですな・・・。
そしてタレの「ごまくるみ」。初めて食べた感想は、ゆるキャン風に言うなら「マジうま!!」の一言に尽きました。
「水香苑 高崎モントレー店」の食べログでの案内情報はこちら。
ちなみに、水沢うどんは伊香保が本場だそうで、伊香保温泉にも多くの名店や老舗があるそうです。次回の群馬キャンプ編の聖地巡礼でその伊香保温泉にも行く予定なので、美味しい水沢うどんがまた味わえるわけです。楽しみです。 (続く)