ステップ9では車体上部を組み立てます。ガルパン仕様への追加工作が二ヶ所で加わります。
ステップ10からステップ12までは砲塔の組み立てを行ないます。ステップ11およびステップ12でガルパン仕様への追加工作が三ヶ所ずつ、あわせて六ヶ所加わります。
ステップ9で組み立てるパーツ類です。このうち、A18およびA19、B10のパーツをガルパン仕様へ改造します。
最初にエッチングパーツを全て瞬間接着剤で貼り付けました。
ガルパン仕様への改造に進みました。まずは上図のパーツA18およびA19、エンジン排熱グリルの防護板とみられる部分です。御覧のような形状で、両端に切り欠きがあり、ハンドルが2つずつモールドされています。下がA18で上がA19、両者は同じパーツのように見えますが、よく見ると鍵穴の位置が微妙に異なっています。
劇中車においては、A19に該当する防護板の両端の切り欠きが無く、A18に該当する防護板のハンドルがありません。これに合わせて改造します。
改造後のパーツA18およびA19です。A19の両端の切り欠きをプラ板で補完し、A18のハンドルを二つともカットしました。
組みつけました。ガルパン仕様への追加工作の一ヶ所目が完了しました。
追加工作の二ヶ所目は、上図のB10のパーツの改造です。ロッドかパールのような棒が3本並びます。
いったん取り付け位置に仮組みしてみました。劇中車の同部品と比較しての相違点は三つあり、上図の通りとなりました。
比較に使った劇中車の画像です。この部分の様子が明瞭に分かるシーンはこれぐらいでした。前述のようにキットのB10とは三つの相違点があります。これに合わせて改造します。
最初に上図のようにカットして始めました。B10は劇中車の部品より長いので、各所で棒を切り詰めて長さを合わせてゆきました。
改造後のB10です。全体としては約7ミリほど短くしました。
改造の目安として、上図のようにB10の先端が右側面のハッチのヒンジ部と同じ位置にくるようにしました。
残りのパーツを指示通りに取り付けて、残るは右フェンダー側にワイヤーを通す作業となりました。これは次回に述べます。 (続く)