気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

コアラの森学園 センチネルAC1 作ります!! その3

2024年08月09日 | ガルパン模型制作記

 足回りの組み立てが終わったので、砲塔の組み立てに進みました。今回のコマンダーモデルの組み立てガイド図は番号がふってなくて、ページをめくって次の図へ進むという形でした。

 

 砲塔関連のパーツ類です。これらの整形にも相当の時間を費やしました。砲塔の上下のパーツすらピッタリ合わず、各所に隙間があったり、妙な凸凹があったりで、削ったりパテ盛りしたりの修正を重ねました。

 上図の下の真ん中にある黄色のパーツは、キットには無かった砲塔用ライトのパーツで、ジャンクより探してきたものです。

 

 この黄矢印のライトです。劇中車の仕様は今回のキットと若干異なっており、改造や追加工作が必要となります。

 センチネルAC1は、史実においては65輌が生産され、試作型、量産型、改修型の3タイプがあったとされています。実車の写真や図面等で比較してみますと、どうやら劇中車は改修型にあたるようです。左右フェンダー上の装備品固定枠が無い、フェンダーの一番目のステーの位置が前寄り、後部エンジンフードの左右通気口が跳弾板で保護されている、砲塔天面前方のスリットが無い、などの特徴があり、これは先に紹介したボービントン戦車博物館への貸与展示実車と同じです。

 

 主兵装のオードナンスQF2ポンド砲のパーツです。御覧のとおり曲がっており、砲身がやや細い感じでした。お湯につけても真っ直ぐに戻らず、そのままでは使えませんので、作りなおすことにしました。

 

 ジャンクにあった2ポンド砲クルーセットのパーツから砲身をもってきて置き換えました。幅広のマスキングテープを巻いて段差も付けました。

 

 まあ、こんなもんでしょうか。

 

 続いて、砲塔天面前方の段差にみえるスリットを消すべく、パテで埋めました。

 

 スリットの後方に跳弾板とみられる棒状の突起があります。これは量産型や改修型に見られる特徴のひとつですが、劇中車では省かれているようで見られません。

 

 御覧のように、段差面もスリットも跳弾板も見られません。ガルパンでは手描きっぽい図でワンシーンのみの登場で全容が分かるアングルではありませんでしたから、その後に公式設定資料類に載せられた上図の画像などで初めて判明した点は少なくありません。

 

 削りに削り、ひたすらヤスって、砲塔天面前方部の整形が終わりました。

 

 砲塔の表面全体を紙ヤスリでくまなく磨きました。表面に残る離型剤をはぎ落す意味もありました。

 

 続いて各所の細かいパーツを取り付けながら、表面に流し込み接着剤をハケで薄く塗り伸ばして、ヤスリがけ後の細かいキズ痕を溶かして消しました。
 キューボラのハッチのパーツは薄くて割れてしまいましたので、アスカモデルの英軍系パーツ類から良く似たハッチのパーツを探し出して代用しました。

 

 かくして砲塔もなんとか仕上がりました。なるべく劇中車の状態に近づけるべく、あちこち削り、パテを盛り、ひたすらヤスって形状を整えていった結果ですが、それでもあんまり綺麗な状態には至りませんでした。改めて自身の腕の未熟さを痛感した次第でした。  (続く)

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆるキャン△の聖地を行く39 ... | トップ | コアラの森学園 センチネルA... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ガルパン模型制作記」カテゴリの最新記事