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「 お姉さんは、僕がいいトコ取りばかりしているような事言ってますけど、
そうでもないですよ。 」
― ってな事を言いたくて、ウィンザー宮殿での、つまり…、
「 ちゃんとした男の人達は、女子供向けの小説書いてる自分の事などいくら人気があっても軽視していた。 」
という事を話したのでした。
実家が経営しているアクセサリー店の顧客の某紳士様が、
自分が叙爵される式典へと、ウケ狙いでユージン様を随行して行ったのでしたが、
狙いがみごと外れてしまったという話です。
育宮殿下 = ヨーク公爵 ( 国王の弟君 ) の事です。
日本の皇室風の呼び方ですが、何の事はナイ、セリフの文字数に
制約があっての省略なのでした。
省略といえば、コマの省略もあって、1コマめから2コマ目までの間で、
すでにユージン様は、地べたに椰子の苗を置いてしまっていたのでした。
もし、ハリソンさんが、本当にトリストラム・シャンディ氏で、
この行事に参加できていれば、いろいろな可能性が開けて来る出会いが
あったのかもしれない事でしょうに。残念でしたね~。
( ちなみに、ユージン様のセリフにもある、ピット総理またはチャタム伯爵への献辞は、
「 トリストラム・シャンディ 」 第1巻8章と第2版以降の1章の前と、最終巻の頭にあるようです。 )
でも、明らかにアラベラさんとは、キモメン扱いされて出会う事すらできないかも。
シクシク…。
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まあ、ハリソンさん、何度も言っていますが、バツイチ・ヘタレの干物男で、
人付き合いも苦手と自分から言っているくらいなので、
元祖ネイボッブ ( インド成金 ) で、親子2代の総理大臣を輩出した、
ガッツ・ピット一族に加われたのかは甚だ疑問なのですが…。
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「 妖怪鵺 ( ぬえ ) みたいな小説 」 と言われているみたいですが、
アラベラさんの妖怪のイメージの出所は、彼女が見たある漫画からのようです。
その漫画については、第15話 「 トリシャン・コード 」 に出て来る事でしょう。
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