![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/33/796f7cbfc8728f6901d5cd64dffd73d5.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
1765年10月13日(日)です。
ハリソンさんがウォルポールさんに初めて会ったのは、その3日後の
10月16日(水)です。
ハリソンさんは、13日にデュポン先生の刊行している雑誌をカフェの図書室で見ています。
そして実はデュポン先生から、ウォルポールさんが協力者で、彼が9月から旅行でパリに来ている事を聞いていたのでした。
多分「ウォルポールさんと会って下さい。」 ― と、ハリソンさんが甥のブリングストン伯爵から頼まれたのは、
カフェ・ブルトンから帰ってからで、夕飯の席あたりでだったのでしょうな。
そこんトコ、少女漫画ならもっと「運命的」に描いたのでしょうが ― 。
そして、ウォルポールさんとデュポン先生が会っているのは、
10月30日(水)なのでした。
10月13日から10月30日までの間に、ウォルポールさんとデュポン先生は1度も会っていませんので、
ハリソンさんが「自分達の共通の知人だった」という事が今話まで分かりませんでした。
一方、ハリソンさんの方は、2人が「共通の知人同士なのだ」という事を、
2人とのそれぞれの出会いの時からトックのトンマに知っていたという事になるので、
恐らく、「いずれはこういう会合が2人の間で持たれるのだろう。」というのに気付いていたのでは
…と思われるのでした。
********************************************************************************
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_1.gif)
トリストラム・シャンディ自身とか、
シャンディが書いた本の登場人物の、特にトゥビーのオヤジとかヨリックの坊様とかにも、
「何かせねば危険な状況に自らが陥っているのにも関わらず、
放置して様子を見ているだけ~。」
― な傾向があるよな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_nomal.gif)
デュポン先生へと最初に自分からぶっちゃけちゃう事もできたと私は思うんだけどな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kame.gif)
初対面でラポール (心理学用語。お互いに親しみを感じ、感情の交流が可能な状況の事。)
がかなり良好といった様子じゃったのにな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/rabi_lose.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_please.gif)
― とか付け加えちゃうって事かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
マダァムやマドモウァズェル・ドゥポ~ンだったのならば、
約束は絶対守られないと、俺は渾身の力を込めて断言できる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dog_happy.gif)
「私と誰々ちゃんとのヒミツだよ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
実はそこら中に話が広がってんの。
キャハハっ。お互い親しさを確認し合うためについついやっちゃう事なんだけど、
ギャルもオバさんも年に関係なく、
そーゆー所はもうどーしょーもないわよねぇ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/win_mountain.gif)
今日の続きは明日。