デュポン先生は、トリストラム・シャンディ氏が、
「上の鼻は、出生時に医療ミスのせいで、分娩鉗子によって潰れてしまい、
― それと連動してというか、シンクロしてなのか?
― 下の鼻も5歳の時に、上下スライド式の窓に挟んで潰してしまいました~。」
…なーんて話は、第7話にもあるように、「ハナっから」信じていないので、
こんな安らかな表情で、ウォルポールさんにカラリと聞いていられるのでした。
それにしても、シャンディ氏 ( もしかしたらハリソンさんかも? ) は、謎が謎を呼ぶ人物なのですが、
ウォルポールさんもなかなかの挙動不審ぶりで、謎が謎を呼ぶ人物です。
ウォルポールさんのお父さん、
英国で株式会社への投資ブーム → 株価大暴落を招く
― の後始末を見事にやってのけ、
自分を嫌う王様を、宮廷歳費増額で上手くなだめ、
王室関係の女性達からの応援も得、
戦争を避け、商工業を発展させた
―って、伝記に書いてあったわ。
「株式投資ブーム」と「株価大暴落」
は、今の世界みたいじゃな。
…歴史は、忘れた頃に繰り返す。
昨日の話の続きだけど、麻生総理、
自分もこんな風になりたいって事なのね。
● 日本を世界で不況から最速で脱出する国へ
● 平和と繁栄
● 給付金はゼッタイやる
●皇室には妹さんがいる
ウォルポールさんのお母さんは、ダンナとは反対に、
きれいな服や宝石や鳥が大好きで、遊び好きの浪費家だったってから、
ウォルポールさんは、骨董品集めちゃったり、お洒落なお城建てちゃったりしてる所からすると、
前にも言ったかもしれないけどお母さん似なのね。
お母さん、何か、マリー・アントワネット様みたい。
しかし、ウォルポール殿は、
一方で金の管理にかなりうるさい所もあったらしいのじゃ。
まるっきりの経済観念無しという訳でもなかったようで、
父母から半分半分って所じゃな。
女性閲覧者の方々、究極の経済問題かもしれませんが、
〈 ハリソンさんとウォルポールさんのどっちかと結婚するしか選択の余地がない〉場合に、
どっちを選べば「幸せになれる可能性はまだある」と今の段階では思いますか?
〈次回の更新は1月24・25日の予定〉