蓼科の柔らかい雨で優しくなる午後の森珈琲

蓼科の柔らかく細い雨に
珈琲の焙煎の煙がたちのぼる。
カラマツの木と遊ぶように。

今井美樹のＣＤが蓼科の優しい雨に合う。
ブラジル、コロンビア、マンデリンを焙煎しながら、
焙煎機の回転するモーターが、
曲のリズムを追いかけている。
優しい味の珈琲豆になりそうだ。

可憐なビオラの花が一夜にして消えた午後の森

入口脇にある花壇の花
「ビオラ」が無くなっていました。
パンジーと同種で寒さに強いビオラが
１５株ほど咲いていたんですが。
鹿に食べられたようだ。

夜、買い物帰りに米沢温泉塩壺の湯に入る。
体温と同じ３６～７度のぬるめの冷泉の
浅い湯船に横になる。
投げ出した足のすね毛を
心地よくお湯が流れゆする。
うとうとと３０分ほど全身を
湯に投げ出し浮かべ、
疲れをうすめる。
帰ってから、「午後１時の森ブレンド」をドリップし
味わいながらヘレン・メリルを聴く。

写真は、夜はドアの中に取り込む
寄せ植えの鉢。

大雪翌日、風もなく穏やかな春の日の午後の森

昨日の大雪騒ぎを忘れそうな
いい天気の午後の森。
置き忘れられたような雪が
日陰に塊で残っているのを見て
昨日の大雪を思い出す。
風もなく、森も一休みという風情。

昨日、上田で行われた「真田まつり」に行かれたお客さんから
桜と武者行列の戦国絵巻の素晴らしさを聞く。
上田市では、「真田幸村をＮＨＫ大河ドラマに」との署名活動があり、
幸村が蟄居した高野山・九度山がある和歌山県知事も
運動に協力を申し出た。
また、真田氏の所領があった群馬県の沼田市、みなかみ町、中之条町、
東吾妻町、草津町、長野原町、嬬恋村、片品村、川場村、高山村、
昭和村が協力し真田氏広域観光ＰＲ活動を行うとのこと。

先日夜桜見物に行った高遠城では
江戸初期の城主であり、初代会津藩主の保科正之を
ＮＨＫ大河ドラマにと伊那市が署名活動している。

ＮＨＫ大河ドラマによる地域振興力は大きい。
今年の龍馬伝パワーで
龍馬ゆかりの地が増えた気がする。


夜、珈琲の焙煎を行う。
写真は、昨日大雪の午後の森。

積雪１０ｍ、涸沢ヒュッテ除雪の苦労を思う。

日焼けするかと思う陽気に
腕まくりして１時間半の除雪をした朝。
強烈な春の陽気で
昼前には道の雪も消え
冬から春に変わった１日だった。

「春山シーズン目前」の
信濃毎日新聞の記事を読む。
４月２７日は上高地開山祭。
同日の営業開始をめざす涸沢ヒュッテは
ヘリで従業員や関係者３０人の他４トンを荷揚げした。
２３００ｍの小屋周辺は例年より多い積雪１０ｍ。
長野県警発表の３月下旬時点の積雪情報では、
北ア・西穂高山荘付近３ｍ、
八方尾根上部～唐松岳２．５ｍ、
中ア・ホテル千畳敷付近５ｍ、
甲斐駒ケ岳一帯１．５ｍ、
八ヶ岳・黒百合ヒュッテ周辺１．５ｍ。

大雪、停電、除雪。春なのに積雪２０センチ。

昨夜、ブログをアップする寸前の１１時に停電。
外は大雪。
春の湿った雪で木が倒れ架線を切断したと思われる。

昨日は、朝から大粒の雪が密度濃く降りしきり、
昼、小休止の雪が、
夕方、本格的な雪になり１０㎝ほど積もる。
夜、久しぶりに雪道を運転し買い物をする。
下りの運転は危険だが、
雪道の上りでワクワクする。

そして、朝、積雪２０㎝の真白な世界。
久しぶりに駐車場の除雪をする。
重たい春の雪を実感する。
苦労した除雪作業に名残を惜しみ、
除雪機でなく手作業で暖かい春の日を
存分に浴びながら行う。