小梨舞う朝、ヒトリシズカ咲く午後、タラの芽・コシアブラ・ウコギ・ウルイの夜。

蓼科日和の大門街道に
小梨の白い花吹雪が舞う朝。

お客さんとの会話も花の話。
ヤマシャクヤク、サクラソウ、ニリンソウ、
ギョウジャニンニク、シラネアオイ、ヤマアジサイの話。

夜、
午後の森で採ったタラの芽、コシアブラ、ウコギのてんぷらと
自由農園で買ったウルイの塩ゆでを酢味噌でつまみワインを飲む。

写真は、「カフェ 午後の森」に咲くヒトリシズカ。
ヒトリシズカは、ヒトリだけでは生えずに群生することが多い。

諏訪の情報紙は、炭焼きからヒメギフチョウ、古文書、ジャズまで、諏訪文化でにぎやか。

「週刊すわ」は、タブロイド版の宅配無料情報紙で
諏訪地域の人とイベントを紹介する。
部数は４８,０００部、世帯カバー率６５％と言われている。
毎週金曜日、チラシの中から「週刊すわ」を発見し、
諏訪文化の息吹を感じる。
・人紹介は、ジャズヴォーカリストのＹＯＫＯさん。
・岡谷のイルフ童画館で「たばたせいいち絵本原画展」特別対談
・炭焼き研修会は、①炭材の集材、窯への積み込み、火入れ。
　②燃焼管理、木酢液採取。③窯止め、精錬。④窯開き、炭の搬出。
・八ヶ岳森林文化の会講演会～鹿、熊、サルなどの生態と諏訪圏での生息数の変化と獣害。
・諏訪神社の「年内神事次第旧記」を読み解く講座
・八ヶ岳講座～八ヶ岳登山道入り口にてヒメギフチョウを探し、チョウの卵や幼虫を観察。
　その後、八ヶ岳自然文化園にてチョウや昆虫の生態学習。
・「諏訪の昔をおもしろ古文書で読む」古文書学習会。
・諏訪湖周１６の美術館・博物館が連携発信する「ＳＵＷＡＫＯアートリング」。
などなど。

写真は、午後の森の小梨の木。
窓からの風が心地よく、
パスタ、天然酵母パン、コーヒーが
いい香りで時を満たしてます。

夜、温泉に浸かった後、
満天の星の下にイスを出し、
ウイスキーを飲む。
ゆっくりと動く星は、「人工衛星！！」。

タラの芽、コシアブラも午後の森の恵みです。

写真は、タラの芽とコシアブラ。
昨日収穫し、てんぷらにして塩で食べる。

タラの芽は、軍手でトゲを避け、
先端の若芽をポキンと折り採る。
2番芽を採ると木が枯れるので残す。

コシアブラは、長く伸びた柔らかい枝を
手元に引き寄せ新芽を採る。
2番芽まで採り、3番芽以下は残す。
1週間位して芽が大きくなったら更に採れるが、
全て採ると枝が枯れてしまう。
コク、旨み、苦みが濃い絶品山菜である。

閉店後、別荘オーナーの方のお宅にお伺いしてお花見をする。
満開のヤマザクラと新緑と諏訪の清酒を味わう。

八ヶ岳も田に入る田植えの季節に山アジサイを植える。

快晴の定休日。
松本の松本フラワーセンターに花を買いに行き、
午後の森の彩りに山アジサイを植える。
山アジサイが寒さに耐えられるかは、
「わらをかけるなどして今年の冬を越せば、
徐々に寒さに慣れてくる。
また、雪が積もるのはいいことです。
霜柱で根が持ち上がるのを雪の重さで押さえてくれるから。」
との店員さんのアドバイスでチャレンジすることにした。
標高１１００ｍの寒冷地にアジサイが育つかどうか、
来春の報告をご期待ください。

写真は、コーヒーの納品に原村「たてしな自由農園」に行く時に見える
水を張った田に映る蓼科山と横岳。

定休日の「カフェ 午後の森」にひっそりと咲くシロバナエンレイソウ。

新緑の定休日。
緑の村有志と別荘地内の音無川を渡り、
サクラソウの群生地を訪ねる。
ヒトリシズカ、ハシリドコロ、ニリンソウ、
コゴミ、ウコギを観賞しながらの
ちょっと散歩をした。

天然酵母パンを予約のお客さんに焼きました。
いつもと変わらぬ多めの数です。

写真は、「カフェ 午後の森」に咲くシロバナエンレイソウ。