今シーズンのエントリー最後となる国際大会・韓国オープンに行ってきました。
結果は個人戦団体戦共に0勝という悔しい内容に終わりました。
韓国は障害者卓球界でも世界屈指の強豪国です。
だからこそ、世界のトップレベルをこの目で確かめたいという思いからエントリーを決めました。
スペイン・タイと出場し、それなりの手ごたえを得て、練習を重ねた上で「もしかしたらいけるかも?」という希望を心の片隅に置きつつ挑みましたが、結果は0勝。
でも敢えて言わせていただきますが、相手に負けたのではなく自分に負けたという思いの方がかなり強くあります。
練習の成果を全くと言っていいほど出せなかった。
練習では出来ていることが全然できなかった。
なぜなのか?
これは偏に自身のメンタルです。
冷静でいなかったから。
舞い上がっちゃって頭の中が真っ白になってました。
だから同じミスを繰り返す。
最悪のゲーム内容でした。
そんな自分にすごく腹が立ちました。
こんなに悔しい思いをしたのは随分と久しぶりです。
僕の出場したクラスでエントリーしていたのは韓国とタイの選手、後は日本からの僕だけ。
韓国もタイも、いずれも強豪国です。
だから負けたというわけではない。
そういう言い訳はしたくはありません。
自分自身に負けました。
でもこれが勝負の世界。
世界という舞台で戦う彼らはそうしたことも踏まえたうえで毎日のトレーニングを重ねているのでしょう。
対する僕はその準備が不十分だった。
技術云々の問題ではなく、選手としてのスケールの違いを思い知らされた感があります。
「遊びでやってるんじゃないんだよ」
彼らの背中にはそういう思いが見て取れました。
世界の舞台で戦うということは、そういった連中に戦いを挑むということであり、そのために自分がどうあらねばならないのか、どう取り組まなければならないのか、行ったからこそ、見たからこそ知ることが出来たし気づくことが出来たわけですね。
それこそまさに「百聞は一見にしかず」です。
実は今回、この大会直前に思いつきで用具を変更して挑みました。
それも結構大きな変更をして(笑)
逆にそれは思っていた以上に功を奏していたと思います。
韓国人選手と練習をしていても「どうやったらそんなボールが打てるんだ?」と言ってもらえましたし、技術的な部分では「よし!」と思える瞬間はいくつもありました。
でも問題はメンタル。
これはやはり経験を積むしかないのかもしれません。
あとは、そんな自分を普段から厳しく指導し、時には優しくフォローしてくれるようなコーチの存在も必要なのかもしれない。
それが出来なければ自分でより強力なメンタルを磨きあげる、作り上げるしかありませんね。
いずれにせよ、世界を相手に戦いを挑むということはそういうことだと学ばせてもらいました。
今回の韓国、試合結果は悔しいものでしたけど、総じてはすごく収穫の多い楽しいものなのでした。
というのは、まず海外選手の友人が多く出来たこと。
本当に「友達」として仲良く付き合える、言葉を交わせる友人が出来たのでした。
さらには今回日本チームからはコーチ陣もこれまでになく充実したメンバーが同行してくださっていて、選手の先輩方だけでなく監督やコーチからも様々な角度からいろいろな話を伺えて、卓球にしても他のことにしても多角的に学ばせていただくことが出来たのでした。
さぁこれからまた努力を重ねて己を磨いていきます。
韓国人選手の友達とも「お互いもっと強くなろうぜ!」と約束もしましたし、それを果たすためにも、悔しい思いをしないためにも、ちゃんと胸を張れるようになるためにも、今まで以上に頑張ります。
最後に、試合会場にてボランティア通訳のご指名で地元テレビのインタビューを受けました。
「日本と韓国の障害者スポーツについて、どのようなところに違いを感じますか?」というものでしたが、日本人として国益を損なうことの無いよう注意しながら、思うところ感じたところを率直に言わせていただきました。
韓国、凄かったです。
食事が思っていた以上に美味しかったです。
次はもう負けない!
結果は個人戦団体戦共に0勝という悔しい内容に終わりました。
韓国は障害者卓球界でも世界屈指の強豪国です。
だからこそ、世界のトップレベルをこの目で確かめたいという思いからエントリーを決めました。
スペイン・タイと出場し、それなりの手ごたえを得て、練習を重ねた上で「もしかしたらいけるかも?」という希望を心の片隅に置きつつ挑みましたが、結果は0勝。
でも敢えて言わせていただきますが、相手に負けたのではなく自分に負けたという思いの方がかなり強くあります。
練習の成果を全くと言っていいほど出せなかった。
練習では出来ていることが全然できなかった。
なぜなのか?
これは偏に自身のメンタルです。
冷静でいなかったから。
舞い上がっちゃって頭の中が真っ白になってました。
だから同じミスを繰り返す。
最悪のゲーム内容でした。
そんな自分にすごく腹が立ちました。
こんなに悔しい思いをしたのは随分と久しぶりです。
僕の出場したクラスでエントリーしていたのは韓国とタイの選手、後は日本からの僕だけ。
韓国もタイも、いずれも強豪国です。
だから負けたというわけではない。
そういう言い訳はしたくはありません。
自分自身に負けました。
でもこれが勝負の世界。
世界という舞台で戦う彼らはそうしたことも踏まえたうえで毎日のトレーニングを重ねているのでしょう。
対する僕はその準備が不十分だった。
技術云々の問題ではなく、選手としてのスケールの違いを思い知らされた感があります。
「遊びでやってるんじゃないんだよ」
彼らの背中にはそういう思いが見て取れました。
世界の舞台で戦うということは、そういった連中に戦いを挑むということであり、そのために自分がどうあらねばならないのか、どう取り組まなければならないのか、行ったからこそ、見たからこそ知ることが出来たし気づくことが出来たわけですね。
それこそまさに「百聞は一見にしかず」です。
実は今回、この大会直前に思いつきで用具を変更して挑みました。
それも結構大きな変更をして(笑)
逆にそれは思っていた以上に功を奏していたと思います。
韓国人選手と練習をしていても「どうやったらそんなボールが打てるんだ?」と言ってもらえましたし、技術的な部分では「よし!」と思える瞬間はいくつもありました。
でも問題はメンタル。
これはやはり経験を積むしかないのかもしれません。
あとは、そんな自分を普段から厳しく指導し、時には優しくフォローしてくれるようなコーチの存在も必要なのかもしれない。
それが出来なければ自分でより強力なメンタルを磨きあげる、作り上げるしかありませんね。
いずれにせよ、世界を相手に戦いを挑むということはそういうことだと学ばせてもらいました。
今回の韓国、試合結果は悔しいものでしたけど、総じてはすごく収穫の多い楽しいものなのでした。
というのは、まず海外選手の友人が多く出来たこと。
本当に「友達」として仲良く付き合える、言葉を交わせる友人が出来たのでした。
さらには今回日本チームからはコーチ陣もこれまでになく充実したメンバーが同行してくださっていて、選手の先輩方だけでなく監督やコーチからも様々な角度からいろいろな話を伺えて、卓球にしても他のことにしても多角的に学ばせていただくことが出来たのでした。
さぁこれからまた努力を重ねて己を磨いていきます。
韓国人選手の友達とも「お互いもっと強くなろうぜ!」と約束もしましたし、それを果たすためにも、悔しい思いをしないためにも、ちゃんと胸を張れるようになるためにも、今まで以上に頑張ります。
最後に、試合会場にてボランティア通訳のご指名で地元テレビのインタビューを受けました。
「日本と韓国の障害者スポーツについて、どのようなところに違いを感じますか?」というものでしたが、日本人として国益を損なうことの無いよう注意しながら、思うところ感じたところを率直に言わせていただきました。
韓国、凄かったです。
食事が思っていた以上に美味しかったです。
次はもう負けない!