悔しい残念な結果に終わりました。
シングルスでは4位でした。
準決勝で負けて、3位決定戦でも負けて、すごく悔しいです。
やってきたことを全然発揮できませんでした。
すごく良くない状態でした。
なぜ?
これは間違いなく自分自身の問題です。
対人競技なのに相手とではなく自分と戦っていました。
僕の典型的なネガティブパターンです。
身体は問題なく動いてました。
ただ、思考と感情がブレブレで、だから身体を動かす、マネージメントする頭が働かない、機能していない、だから最適でない誤った判断をする・・・いや、そもそも判断をするということが出来ていない、考えないから選択肢を出すことすら出来ず、判断もなにもない。ただ流れに任せる?運任せ?にやってたように思います。
例えるならOSが機能しない、重たいからアプリもデータも活かせない、そんな一日でした。
1日を通して、良かったと思えたのは3位決定戦の1セット目だけ。
その時は「ようやく本来の自分が出てきた」と思えたけれど、その瞬間だけで2セット目からはまたネガティブな情けない自分に。
それがなぜなのか?
明確な理由を含め、自分でも思い当たる点はいくつか、いや、様々あります。
準備段階で上手く運べていなかったことで焦りがあり、その感情を否定する、無理やり覆い隠すような判断をしていて、マイナスな感情に蓋をしてごまかしていました。
そこには自分自身の油断やおごり、甘さがあったのだとも反省しています。
ただ、逆にそんな状態であったにもかかわらず、準決勝まで進めたのは成長の証とも考えらます。
技術面やフィジカルだけでなく、時頭というか、そういう点においても積み重なりがあったと自己評価もしています。
だって、今までだったら間違いなく予選敗退とかしててもおかしくない感じでしたから。
いずれにせよ今回の反省を踏まえ、次に向けてしっかり取り組んでいきます。
終わった後から修正点、反省点が多々見えてくる。
後の祭りとはよく言ったもので、でも終わったからこそ見えるものあり、負けたからこそより多くのものが得られるのでしょう。
「なんでそれが分からなかったか、チェックできなかったか」と、その責任を人に擦り付けるような気持ちにもなりますが、でも全ては自分次第。
甘えない、頼らない。
自分の足で立つ、そうあろうとする気持ちがまず大切。
あらためて思い知らされた感があります。
いやぁ、メンタルって本当に大切ですね。
そのメンタルというのは目に見えないものだからこそ分かりにくいもの。
自分ですらよく分らないのに、人の事なんてもっと分からない。
でも逆に、人のことだから分かることもあるでしょう。
自分自身のこれまでの経験から、そう思えることも多々ありますから。
見えないことだからどう対処するべきなのか?
多角的に考えさせられた、それでまた一つ学べた、そんな思いです。
そしてもう一つ、今回の大会で思ったとこ。
スポーツはやはり芸術だ、ということ。
それはレベルが上がっていけばいくほど、運動ではなくスポーツという名の芸術になっていくということ。
長くなるので詳細は端折りますが、まさにそうだと思いました。
そしてそこには絶対的な答えは無く、勝った人のそれが答えになると言うこと。
だから、その是非は勝敗という結果で180度変わる。
その時の時勢でも答えは変わるだろうし、求められるそれもまた変わる。
いずれにせよ、僕が身を置く世界はもはや「芸術」が求められるものであり、それを認識した上で向かい合う、挑んでいかなければならないと痛感しました。
でも残念ながら僕には芸術的センスは皆無だと昔から思っています(笑)
だから芸術の道であれどの道であれ、僕の進み方、歩み方、積み重ね方、あるいは学び方はセオリーから外れる、他とは異なる、一般的ではないアプローチも然りだとも思っていますし、それで良いのだと、それが自分の生き方だと思い、いままでそうして人生を歩んできました。
今あらためてそう思います。
そもそも、人生において芸術という作品を作る自分は変えようがないし、その変化は性格を変えるのと同じようなものだと思うので、自分が持って生まれたその「センス」を抱き、それを「変える」のではなく育てていく意識で一生付き合っていく感覚だと思います。
大切なのはそんな自分を自分がより深く、しっかり認識すること、理解すること。
今回はそれが全然出来ていなかった。
その大切さ、その意識がすっぽり抜けていました。
すっかり忘れていました。
それもまた自分。
日々磨いていくしかない。
そうやって積み重ねていくしかない。
悔しい思いは今までも散々してきているけど、今回のそれは今までとはちょっと違う重さでした。
正直、引きずっていないかと言われると否定は出来ません(笑)
気持ちを切り替えて?
いや、そんなことはしません。
ありのままで、そんな自分も受け入れて、前に進んでいきます。
ちなみに2日目はダブルスでした。
僕は混合ダブルス(クラス合計7以下)と男子ダブルス(クラス合計8以下)に出場し、混合ダブルスは予選敗退、男子ダブルスでは3位という成績でした。
写真はそのメダルです。
男子ダブルスで3位なのは嬉しい結果です。
まぁよくやったと思います(笑)
でも、シングルスの悔しさはその何倍も大きなものなので、その喜びは皆無なのでした。
大きな反省と悔しさを得た全日本。
でも現時点の立ち位置を確認できたのも事実。
だからこそ、より明確な課題を得られた全日本。
これからの自分磨きに修正を加え、パフォーマンスをしっかり出来るようにしていきたいと思います。
今回の全日本、初めての会場でしたが、綺麗な会場な上に審判も国際大会でご一緒する方が多数いて、引き締まった品格ある大会でした。
だからこそジャッジもより厳しいもので(僕は一度イエローカードを取られました)、そういうキリッとした雰囲気がすごく良かったですし、そうしていただけることが実にありがたいことなのでした。
「障害者スポーツ」として甘やかされない。
それは意外と難しい?ことで、当事者として甘やかされることは少なくはありません(その優しさはありがたいものなのですが)。
それは今後日本社会が目指していく「共生社会」の大きなポイントになると思うので、この大会がそれを体現させているという点も嬉しく、ありがたく感じたのでした。
さぁ、しっかり頑張っていきますよ!
僕はまだまだ成長することが出来る!
目指すゴールはまだまだずっと先なのだから!
シングルスでは4位でした。
準決勝で負けて、3位決定戦でも負けて、すごく悔しいです。
やってきたことを全然発揮できませんでした。
すごく良くない状態でした。
なぜ?
これは間違いなく自分自身の問題です。
対人競技なのに相手とではなく自分と戦っていました。
僕の典型的なネガティブパターンです。
身体は問題なく動いてました。
ただ、思考と感情がブレブレで、だから身体を動かす、マネージメントする頭が働かない、機能していない、だから最適でない誤った判断をする・・・いや、そもそも判断をするということが出来ていない、考えないから選択肢を出すことすら出来ず、判断もなにもない。ただ流れに任せる?運任せ?にやってたように思います。
例えるならOSが機能しない、重たいからアプリもデータも活かせない、そんな一日でした。
1日を通して、良かったと思えたのは3位決定戦の1セット目だけ。
その時は「ようやく本来の自分が出てきた」と思えたけれど、その瞬間だけで2セット目からはまたネガティブな情けない自分に。
それがなぜなのか?
明確な理由を含め、自分でも思い当たる点はいくつか、いや、様々あります。
準備段階で上手く運べていなかったことで焦りがあり、その感情を否定する、無理やり覆い隠すような判断をしていて、マイナスな感情に蓋をしてごまかしていました。
そこには自分自身の油断やおごり、甘さがあったのだとも反省しています。
ただ、逆にそんな状態であったにもかかわらず、準決勝まで進めたのは成長の証とも考えらます。
技術面やフィジカルだけでなく、時頭というか、そういう点においても積み重なりがあったと自己評価もしています。
だって、今までだったら間違いなく予選敗退とかしててもおかしくない感じでしたから。
いずれにせよ今回の反省を踏まえ、次に向けてしっかり取り組んでいきます。
終わった後から修正点、反省点が多々見えてくる。
後の祭りとはよく言ったもので、でも終わったからこそ見えるものあり、負けたからこそより多くのものが得られるのでしょう。
「なんでそれが分からなかったか、チェックできなかったか」と、その責任を人に擦り付けるような気持ちにもなりますが、でも全ては自分次第。
甘えない、頼らない。
自分の足で立つ、そうあろうとする気持ちがまず大切。
あらためて思い知らされた感があります。
いやぁ、メンタルって本当に大切ですね。
そのメンタルというのは目に見えないものだからこそ分かりにくいもの。
自分ですらよく分らないのに、人の事なんてもっと分からない。
でも逆に、人のことだから分かることもあるでしょう。
自分自身のこれまでの経験から、そう思えることも多々ありますから。
見えないことだからどう対処するべきなのか?
多角的に考えさせられた、それでまた一つ学べた、そんな思いです。
そしてもう一つ、今回の大会で思ったとこ。
スポーツはやはり芸術だ、ということ。
それはレベルが上がっていけばいくほど、運動ではなくスポーツという名の芸術になっていくということ。
長くなるので詳細は端折りますが、まさにそうだと思いました。
そしてそこには絶対的な答えは無く、勝った人のそれが答えになると言うこと。
だから、その是非は勝敗という結果で180度変わる。
その時の時勢でも答えは変わるだろうし、求められるそれもまた変わる。
いずれにせよ、僕が身を置く世界はもはや「芸術」が求められるものであり、それを認識した上で向かい合う、挑んでいかなければならないと痛感しました。
でも残念ながら僕には芸術的センスは皆無だと昔から思っています(笑)
だから芸術の道であれどの道であれ、僕の進み方、歩み方、積み重ね方、あるいは学び方はセオリーから外れる、他とは異なる、一般的ではないアプローチも然りだとも思っていますし、それで良いのだと、それが自分の生き方だと思い、いままでそうして人生を歩んできました。
今あらためてそう思います。
そもそも、人生において芸術という作品を作る自分は変えようがないし、その変化は性格を変えるのと同じようなものだと思うので、自分が持って生まれたその「センス」を抱き、それを「変える」のではなく育てていく意識で一生付き合っていく感覚だと思います。
大切なのはそんな自分を自分がより深く、しっかり認識すること、理解すること。
今回はそれが全然出来ていなかった。
その大切さ、その意識がすっぽり抜けていました。
すっかり忘れていました。
それもまた自分。
日々磨いていくしかない。
そうやって積み重ねていくしかない。
悔しい思いは今までも散々してきているけど、今回のそれは今までとはちょっと違う重さでした。
正直、引きずっていないかと言われると否定は出来ません(笑)
気持ちを切り替えて?
いや、そんなことはしません。
ありのままで、そんな自分も受け入れて、前に進んでいきます。
ちなみに2日目はダブルスでした。
僕は混合ダブルス(クラス合計7以下)と男子ダブルス(クラス合計8以下)に出場し、混合ダブルスは予選敗退、男子ダブルスでは3位という成績でした。
写真はそのメダルです。
男子ダブルスで3位なのは嬉しい結果です。
まぁよくやったと思います(笑)
でも、シングルスの悔しさはその何倍も大きなものなので、その喜びは皆無なのでした。
大きな反省と悔しさを得た全日本。
でも現時点の立ち位置を確認できたのも事実。
だからこそ、より明確な課題を得られた全日本。
これからの自分磨きに修正を加え、パフォーマンスをしっかり出来るようにしていきたいと思います。
今回の全日本、初めての会場でしたが、綺麗な会場な上に審判も国際大会でご一緒する方が多数いて、引き締まった品格ある大会でした。
だからこそジャッジもより厳しいもので(僕は一度イエローカードを取られました)、そういうキリッとした雰囲気がすごく良かったですし、そうしていただけることが実にありがたいことなのでした。
「障害者スポーツ」として甘やかされない。
それは意外と難しい?ことで、当事者として甘やかされることは少なくはありません(その優しさはありがたいものなのですが)。
それは今後日本社会が目指していく「共生社会」の大きなポイントになると思うので、この大会がそれを体現させているという点も嬉しく、ありがたく感じたのでした。
さぁ、しっかり頑張っていきますよ!
僕はまだまだ成長することが出来る!
目指すゴールはまだまだずっと先なのだから!