土日二日間、どちらも一日どっぷり練習三昧、それもコーチとの濃い練習だけに留まらずこれまでにもお世話になった複数の健常者の方に練習していただくというのはレアなこと。
実に幸せな二日間だった。
でも、その幸せにはもうひとつの要因が。
なんと、お世話になっている卓球場で偶然にも元世界チャンピオン(もちろん健常者・卓球の)にお会いしたのだ!
扉が開いてそのお姿が目に入った瞬間に体が硬くなった。
その方の一言一言、一挙手一投足がもう気になって気になって、自分の練習に集中できなかった(笑)
まぁそれはこれまでも卓球場などで全日本選手に遭遇した、代表選手のコーチに遭遇したなど、そういう場合僕にとってはいつものことなのだけれど。
周囲のお気づかいもあってご挨拶させていただき、僕のラケットも手にとって見てくださり、ラバーについてのことも声をかけていただき、固い握手と一緒に写真、そして最後に一言「頑張ってくださいね」までいただいた。
コーチと練習している際も時折僕のフォームや打球などを見てくださって、メンタル・トレーニングにもなるようなプレッシャーの中で実に良い経験をさせていただいた。
でもこの時から身体の使い方に関して自分の中で変化があった。
なぜできないのか?
どうしたら出来るようになるのか?
それを考えているうちにひとつの答えにたどり着き(それが正しいのかどうかは分からないけれど)、それを実践し結論を得るに至ったような感覚があった。
だから、その日から練習後の疲労感が変わった。
自分でも驚くほどに変化があった。
これはまさに世界チャンピオン効果(笑)
この感覚を忘れないようにしたい。
自分を追い込むような環境、状況に身を置くことで初めて見えるものや、それこそ至る境地があるのかもしれない。
おそらくトップ選手というのは毎日がその連続で、常に自分を追い込み、また追い込める環境に身を置き絶えず努力を積み重ねているのだと思う。
僕らは障害者であるが故に怪我もし易い。
身体の面でも人それぞれではあるけれど大小さまざまな悩みや問題を抱えている。
単純に身体を思うように動かせないということもあるので、健常者からすれば気を使う対象であり、そんな人を追い込んで頑張らせるなんてことはそうそう出来ないと思われる。
であるが故に、言葉は悪いが障害者だからこその甘えが利くことを障害者は知っている。
もちろん、みんながみんな甘えているわけではないけれど。
でも僕が知る限り障害者というのはそういう一面もある。
だからこそ、指導者としてスポーツを共に取り組む健常者との間に必要なのはお互いの理解、関係性なのだと思う。
それがなければ成長させるために「追い込ませる」ことも出来ないし、「出来る限り頑張りなさい」の一言すら言えなくなる。
易々と甘えることを許してしまう。
障害者スポーツにおける別の難しさがそこだと思う。
そもそも競技として取り組むスポーツにおいては同じ漢字でも「楽しい」ことと「楽」であることは全く別のはず。
でも障害者スポーツにおいてはそれが同じであるケースが多い。むしろ大半を占めているように思える。
つい最近まで障害者スポーツは厚生労働省の管轄だったので、「スポーツ」であるまえに「運動」「リハビリ」という捉え方をされていたのだろうからそれはそれで当然のことなのかもしれない。
でも、成功している、世界で成績を残している競技はその点がしっかりと出来ているらしい。
とある競技のナショナル・チームの合宿を見学したという友人(健常者)に聞いたことがある。
もちろん障害を持つ選手へのケアはきちんとされてはいるけど、それ以外の部分については健常者の厳しい指導となんら変わりはないという話だった。追い込んでいたという。
ごく一部の「アスリート」はやはり「楽」であることを優先したりはしないのだ。
その事を知る友人も僕の練習に付き合ってくれるのだから実にありがたい。
世界チャンピオン効果を、僕を甘やかしてはくれない健常者の友人たちとの練習で確かめ、日々それを繰り返していく。
そうした世界レベルの指導者の力をお借りしたいと思ったら、まず自分自身がその土俵に上がれるだけの器にならなければならないのだと思う。
コストをかけて指導いただくことは簡単なこと。
お金があれば済むのだから。
でもその指導を活かせるかどうか、指導する側から見て指導し甲斐を感じるかどうか、その結果指導の内容も変わるだろうし、次の指導があるかどうかも変わるはず。
それを決めるのは自分自身なのだと思う。
そうした取り組みを重ねていかなきゃ、世界の連中相手に渡り合うことは出来ない。
世界チャンピオン効果は僕の中で単なる技術面だけに留まらずモチベーションにも拍車をかけてくれた。
本当にありがたいことです。
そしてそういうチャンスというか環境を与えてくださったみなさんと、その効果を実践する機会を与えてくれる友人達にも厚く感謝。
台で打つ時間も、それ以外の時間も、卓球に取り組める時間全てが楽しく幸せでいっぱい(笑)
その幸せが結果に結び付くよう、楽しいだけで満足しないことを心に決める。
世界チャンピオンに「あいつ知ってるよ」と言ってもらえるように、しっかり頑張ります!
実に幸せな二日間だった。
でも、その幸せにはもうひとつの要因が。
なんと、お世話になっている卓球場で偶然にも元世界チャンピオン(もちろん健常者・卓球の)にお会いしたのだ!
扉が開いてそのお姿が目に入った瞬間に体が硬くなった。
その方の一言一言、一挙手一投足がもう気になって気になって、自分の練習に集中できなかった(笑)
まぁそれはこれまでも卓球場などで全日本選手に遭遇した、代表選手のコーチに遭遇したなど、そういう場合僕にとってはいつものことなのだけれど。
周囲のお気づかいもあってご挨拶させていただき、僕のラケットも手にとって見てくださり、ラバーについてのことも声をかけていただき、固い握手と一緒に写真、そして最後に一言「頑張ってくださいね」までいただいた。
コーチと練習している際も時折僕のフォームや打球などを見てくださって、メンタル・トレーニングにもなるようなプレッシャーの中で実に良い経験をさせていただいた。
でもこの時から身体の使い方に関して自分の中で変化があった。
なぜできないのか?
どうしたら出来るようになるのか?
それを考えているうちにひとつの答えにたどり着き(それが正しいのかどうかは分からないけれど)、それを実践し結論を得るに至ったような感覚があった。
だから、その日から練習後の疲労感が変わった。
自分でも驚くほどに変化があった。
これはまさに世界チャンピオン効果(笑)
この感覚を忘れないようにしたい。
自分を追い込むような環境、状況に身を置くことで初めて見えるものや、それこそ至る境地があるのかもしれない。
おそらくトップ選手というのは毎日がその連続で、常に自分を追い込み、また追い込める環境に身を置き絶えず努力を積み重ねているのだと思う。
僕らは障害者であるが故に怪我もし易い。
身体の面でも人それぞれではあるけれど大小さまざまな悩みや問題を抱えている。
単純に身体を思うように動かせないということもあるので、健常者からすれば気を使う対象であり、そんな人を追い込んで頑張らせるなんてことはそうそう出来ないと思われる。
であるが故に、言葉は悪いが障害者だからこその甘えが利くことを障害者は知っている。
もちろん、みんながみんな甘えているわけではないけれど。
でも僕が知る限り障害者というのはそういう一面もある。
だからこそ、指導者としてスポーツを共に取り組む健常者との間に必要なのはお互いの理解、関係性なのだと思う。
それがなければ成長させるために「追い込ませる」ことも出来ないし、「出来る限り頑張りなさい」の一言すら言えなくなる。
易々と甘えることを許してしまう。
障害者スポーツにおける別の難しさがそこだと思う。
そもそも競技として取り組むスポーツにおいては同じ漢字でも「楽しい」ことと「楽」であることは全く別のはず。
でも障害者スポーツにおいてはそれが同じであるケースが多い。むしろ大半を占めているように思える。
つい最近まで障害者スポーツは厚生労働省の管轄だったので、「スポーツ」であるまえに「運動」「リハビリ」という捉え方をされていたのだろうからそれはそれで当然のことなのかもしれない。
でも、成功している、世界で成績を残している競技はその点がしっかりと出来ているらしい。
とある競技のナショナル・チームの合宿を見学したという友人(健常者)に聞いたことがある。
もちろん障害を持つ選手へのケアはきちんとされてはいるけど、それ以外の部分については健常者の厳しい指導となんら変わりはないという話だった。追い込んでいたという。
ごく一部の「アスリート」はやはり「楽」であることを優先したりはしないのだ。
その事を知る友人も僕の練習に付き合ってくれるのだから実にありがたい。
世界チャンピオン効果を、僕を甘やかしてはくれない健常者の友人たちとの練習で確かめ、日々それを繰り返していく。
そうした世界レベルの指導者の力をお借りしたいと思ったら、まず自分自身がその土俵に上がれるだけの器にならなければならないのだと思う。
コストをかけて指導いただくことは簡単なこと。
お金があれば済むのだから。
でもその指導を活かせるかどうか、指導する側から見て指導し甲斐を感じるかどうか、その結果指導の内容も変わるだろうし、次の指導があるかどうかも変わるはず。
それを決めるのは自分自身なのだと思う。
そうした取り組みを重ねていかなきゃ、世界の連中相手に渡り合うことは出来ない。
世界チャンピオン効果は僕の中で単なる技術面だけに留まらずモチベーションにも拍車をかけてくれた。
本当にありがたいことです。
そしてそういうチャンスというか環境を与えてくださったみなさんと、その効果を実践する機会を与えてくれる友人達にも厚く感謝。
台で打つ時間も、それ以外の時間も、卓球に取り組める時間全てが楽しく幸せでいっぱい(笑)
その幸せが結果に結び付くよう、楽しいだけで満足しないことを心に決める。
世界チャンピオンに「あいつ知ってるよ」と言ってもらえるように、しっかり頑張ります!