残念ながら予選敗退でした。
3人リーグで僕は3番手、格上二人との対戦です。
二人とも過去に数度対戦したことのある選手。
一方は昨年の大会で勝ち星も上げており、どちらの試合も良いイメージをもって挑むことは出来たのですが、力及ばずといった内容でした。
調子は良かったです。
少なくとも、悪くは無かった。
コンディショニングもイメージ通りに出来ていて、物理的には良い状態で試合に入ることが出来ていました。
そう、物理的には。
問題はメンタルなのでしょう。
メンタルと言ってしまえば簡単ですが、内容はそんな簡単なものではなくて、ものすごく繊細で複雑なものです。
僕の場合は思考の問題。
というか課題。
それが顕著に表れた結果だと痛感しています。
だからこそ逆に反省点も明確なわけで、それを自覚できたことは大きな収穫でしたし、だからこそ大きく前進出来た実感も得ました。
負けてから言うのもなんだけど(笑)
物理的には悪くは無かった。
トレーニングの成果も発揮できていたと思います。
試合の最中はそんなこと全く思いませんでしたが。
ただ、一つのミスが大きな仇となってしまいました。
卓球は特に頭が重要な競技。
相手だってそういうところを見逃しませんし、例えフィジカルが無くても頭が良くて小手先の技術さえあればある程度は勝ち上がっていける、それも卓球の特性のひとつだと思っています。
だからこそ、選手はみな頭をフル回転させてプレーしている。
誰かの言葉を借りれば、卓球は100m走をしながらチェスをやるようなもの、という表現があります。
でも僕は頭が悪い(笑)
頭が悪いのにフィジカルや技術に特化した方向で考えていたのでは、それはまさに脳筋(笑)
そういう点も含めて、競技だからこそ性格とか人間性がより顕著に表れるのだと痛感しています。
だからこそ、自分自身の再発見が多くあったりもする訳ですが、今回の試合の経験は今までになく自分自身の再発見、再確認になったと思えています。
それはなぜか?
まさにトレーニングの効果を実感できたから。
今まで積み重ねてきたものを実感できたから。
今まで教わってきたこと、学んできたことが自分にはきちんと層になって積み重なっていたこと、ふとした瞬間にずいぶん前に学んだことも下の方で確実に層になっていて、それが今と繋がって「そういうことだったんだ!」と腹落ち出来たこと。
そうした収穫を得られたのは何よりの財産です。
僕のパラ卓球人生、言葉で表せば「五里霧中」とか「暗中模索」の状態がずっと続いてました。
その要因は僕の性格にあると思います。
でもそれは自らが望むものであって、決して間違ったことではないとも思っています。
「自分の選択を成功にするのも自分なので」
という名言をTVCMで聞きましたが、僕もそれに強く同意します。
前人未踏の茨道であったとしても、自分が正しいと思う道を歩んでいきたい。
そして自分で選んだその道が正しかったのかどうか、それを決めるのもまさに自分。
だから、僕は霧の中でもそれでいいのだと常に思っていました。
結果的にずっと続いた霧でしたが、今回のジャパンオープンでようやく晴れ間がのぞいたように思えました。
でもそれは突然のものではなく、そこに至る布石は点在していて、それを認識してきたのもまた事実。
認識できたのはコーチをはじめとした学びを与えてくれる環境と、そして自分自身の選択。
欲しいときに欲しい結果が得られないのは悔しいし残念なことです。
応援くださっている方々への申し訳なさも強くあります。
でもそれ以上に今は前を向く気持ちが強いのが正直な心情で、五里霧中は今まさに光風霽月へと変換を遂げたと言い切れる思いでいます。
負けた後なのに(笑)
だから、今はもう次が楽しみで仕方ない。
でも課題はまだまだ山積みです。
でもその課題を一つ一つクリア出来ていけば、その先にあるものがもう楽しみでならない。
だからこそ、耐えていける、頑張っていける、そう思えます。
試合を終えてここまでの気持ちになれたのは初めてのように思えます。
この気持ちもまたトレーニングの成果だし、積み重ねがあればこそ。
これからはギアを変えてさらに頑張っていきます。
今回のジャパン・オープンでは自分のプレーだけでなく様々な学びを得ることも出来ました。
より広い視点で自分の立ち位置や障害者の立ち位置、パラスポーツやパラ卓球の立ち位置、日本社会の中で、世界の中で、どうあるべきか、どうするべきか、色々考えさせられた感があります。
プレーと直結することではありませんが、自分自身の課題や反省点も多く学べたし、人として、社会人として、あるいは日本人として、どうあるべきかをあらためて考えさせられました。
自分自身を修正していこうと思います。
自分を磨く。
その思いがあればいつだって誰だって、自分を前へと進めていける。
いや、結果的に前進するものなのかもしれない。
そして、自分が前進することで環境も変化していく。
先を見て、でも足元にもしっかり意識を配り、これと決めた進むべき方向へと一歩を踏み出していく。
僕の場合は両手でタイヤを漕いでいく。
次を見据えて、しっかり前進していきます。
未来の自分を成功へと導くために。
未来の自分が過去の自分に感謝出来るように。
ジャパンオープンへの出場が自分を高めてくれました。
結果は残念なものになりましたが、それを糧としまた前に進んでいきます。
会場へ足を運んでくださった方々、遠方から応援くださった方々、僕の活動を応援くださる皆さん、皆さん本当にありがとうございました。
そして、大会を開催くださった方々にも、ボランティアの皆さんをはじめそれを支えてくださった方々にも、心より感謝申し上げます。
もっともっと自分を磨いて成長していきます!
3人リーグで僕は3番手、格上二人との対戦です。
二人とも過去に数度対戦したことのある選手。
一方は昨年の大会で勝ち星も上げており、どちらの試合も良いイメージをもって挑むことは出来たのですが、力及ばずといった内容でした。
調子は良かったです。
少なくとも、悪くは無かった。
コンディショニングもイメージ通りに出来ていて、物理的には良い状態で試合に入ることが出来ていました。
そう、物理的には。
問題はメンタルなのでしょう。
メンタルと言ってしまえば簡単ですが、内容はそんな簡単なものではなくて、ものすごく繊細で複雑なものです。
僕の場合は思考の問題。
というか課題。
それが顕著に表れた結果だと痛感しています。
だからこそ逆に反省点も明確なわけで、それを自覚できたことは大きな収穫でしたし、だからこそ大きく前進出来た実感も得ました。
負けてから言うのもなんだけど(笑)
物理的には悪くは無かった。
トレーニングの成果も発揮できていたと思います。
試合の最中はそんなこと全く思いませんでしたが。
ただ、一つのミスが大きな仇となってしまいました。
卓球は特に頭が重要な競技。
相手だってそういうところを見逃しませんし、例えフィジカルが無くても頭が良くて小手先の技術さえあればある程度は勝ち上がっていける、それも卓球の特性のひとつだと思っています。
だからこそ、選手はみな頭をフル回転させてプレーしている。
誰かの言葉を借りれば、卓球は100m走をしながらチェスをやるようなもの、という表現があります。
でも僕は頭が悪い(笑)
頭が悪いのにフィジカルや技術に特化した方向で考えていたのでは、それはまさに脳筋(笑)
そういう点も含めて、競技だからこそ性格とか人間性がより顕著に表れるのだと痛感しています。
だからこそ、自分自身の再発見が多くあったりもする訳ですが、今回の試合の経験は今までになく自分自身の再発見、再確認になったと思えています。
それはなぜか?
まさにトレーニングの効果を実感できたから。
今まで積み重ねてきたものを実感できたから。
今まで教わってきたこと、学んできたことが自分にはきちんと層になって積み重なっていたこと、ふとした瞬間にずいぶん前に学んだことも下の方で確実に層になっていて、それが今と繋がって「そういうことだったんだ!」と腹落ち出来たこと。
そうした収穫を得られたのは何よりの財産です。
僕のパラ卓球人生、言葉で表せば「五里霧中」とか「暗中模索」の状態がずっと続いてました。
その要因は僕の性格にあると思います。
でもそれは自らが望むものであって、決して間違ったことではないとも思っています。
「自分の選択を成功にするのも自分なので」
という名言をTVCMで聞きましたが、僕もそれに強く同意します。
前人未踏の茨道であったとしても、自分が正しいと思う道を歩んでいきたい。
そして自分で選んだその道が正しかったのかどうか、それを決めるのもまさに自分。
だから、僕は霧の中でもそれでいいのだと常に思っていました。
結果的にずっと続いた霧でしたが、今回のジャパンオープンでようやく晴れ間がのぞいたように思えました。
でもそれは突然のものではなく、そこに至る布石は点在していて、それを認識してきたのもまた事実。
認識できたのはコーチをはじめとした学びを与えてくれる環境と、そして自分自身の選択。
欲しいときに欲しい結果が得られないのは悔しいし残念なことです。
応援くださっている方々への申し訳なさも強くあります。
でもそれ以上に今は前を向く気持ちが強いのが正直な心情で、五里霧中は今まさに光風霽月へと変換を遂げたと言い切れる思いでいます。
負けた後なのに(笑)
だから、今はもう次が楽しみで仕方ない。
でも課題はまだまだ山積みです。
でもその課題を一つ一つクリア出来ていけば、その先にあるものがもう楽しみでならない。
だからこそ、耐えていける、頑張っていける、そう思えます。
試合を終えてここまでの気持ちになれたのは初めてのように思えます。
この気持ちもまたトレーニングの成果だし、積み重ねがあればこそ。
これからはギアを変えてさらに頑張っていきます。
今回のジャパン・オープンでは自分のプレーだけでなく様々な学びを得ることも出来ました。
より広い視点で自分の立ち位置や障害者の立ち位置、パラスポーツやパラ卓球の立ち位置、日本社会の中で、世界の中で、どうあるべきか、どうするべきか、色々考えさせられた感があります。
プレーと直結することではありませんが、自分自身の課題や反省点も多く学べたし、人として、社会人として、あるいは日本人として、どうあるべきかをあらためて考えさせられました。
自分自身を修正していこうと思います。
自分を磨く。
その思いがあればいつだって誰だって、自分を前へと進めていける。
いや、結果的に前進するものなのかもしれない。
そして、自分が前進することで環境も変化していく。
先を見て、でも足元にもしっかり意識を配り、これと決めた進むべき方向へと一歩を踏み出していく。
僕の場合は両手でタイヤを漕いでいく。
次を見据えて、しっかり前進していきます。
未来の自分を成功へと導くために。
未来の自分が過去の自分に感謝出来るように。
ジャパンオープンへの出場が自分を高めてくれました。
結果は残念なものになりましたが、それを糧としまた前に進んでいきます。
会場へ足を運んでくださった方々、遠方から応援くださった方々、僕の活動を応援くださる皆さん、皆さん本当にありがとうございました。
そして、大会を開催くださった方々にも、ボランティアの皆さんをはじめそれを支えてくださった方々にも、心より感謝申し上げます。
もっともっと自分を磨いて成長していきます!