ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「トッツィー」

2020年04月10日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1983年公開の映画の紹介です

監督はシドニー・ポラック。
コメディっぽいけど、とってもドラマな映画です。
主演・出演は、ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガー、ビル・マーレイ、チャールズ・ダーニング。


若手俳優に演技コーチを務める俳優のマイケルは、完全主義の為ことごとくオーディションに受からず失業中でした。
自分の誕生日パーティの後、女優のサンディの悩みを聞き翌日オーディションに付き添います。
見た目で落とされたサンディを慰めつつ、友人のジェフの舞台を立ち上げる為資金が必要なマイケルは翌日同じオーディションに向かいます。
看護婦長役の為、しっかりと女装をしたマイケルはドロシーと名乗り、横柄な態度で受かってしまうのです。
間もなくマイケルは役柄が人気になり、サインをせがむファンに囲まれるようになるのです。
ある日、悩みを聞いて欲しいと看護士役のジュリーに頼まれ、ジュリーの父が住む田舎町に向かいます。
ジュリーの父は、ドロシー(ほんとはマイケル)の大ファンで、何とか近づきになろうと迫ってくるのです・・・

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この映画は、「アカデミー助演女優賞/ジェシカ・ラング」を受賞、
「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ダスティン・ホフマン」「助演女優賞/テリー・ガー」などのノミネートがあります。

脚本を受け取って時から、凄まじい役作りをしたダスティン・ホフマン。
女性的な外見と物腰を勉強するために、ブロードウェーで公演中のミュージカルに何度も足を運び、
メリル・ストリープ(クレイマー、クレイマーで共演)にも協力してもらい、
しかも愛娘の保護者懇談会にドロシーおばさんとして出席して、誰にも気づかれなかったんだとか!!

ダスティン涙目で曰く、
「僕はドロシーを演じるまで、女性の本当の気持ち、心の奥底を理解できてなかったと思う。
それを気づかせてくれた『トッツィー』は、あまりにも意味深くて、
決してコメディなんかじゃないんだ」






いつも応援頂いて、ありがたき幸せでございます
この映画のダスティンはホントに綺麗!!
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