「ライトスタッフ」

1984年公開の映画の紹介です

監督はフィリップ・カウフマン。
アメリカ"マーキュリー計画"に参加した、7人の宇宙飛行士の実話の映画です。
主演・出演は、サム・シェパード、スコット・グレン、エド・ハリス、デニス・クエイド、パメラ・リード、バーバラ・ハーシー、ジェフ・ゴールドブラム。

1947年、エドワーズ空軍基地。
有人実験機X-1の試験的飛行のパイロットを探している採用係は、パンチョの店で2人の優秀なテストパイロットに声をかけます。
報酬額を高く見積もるスリックに対してイエガーはお金よりもチャレンジ精神が強く、翌日の飛行に選ばれます。
前日妻と乗馬の際に落馬してあばら骨を折ったイエガーは、言わずに乗り、マッハの壁を破ったのでした。
間もなくソ連が世界初の人工衛星『スプートニク1号』の打ち上げが成功すると、対抗意識の強いアメリカ政府は慌て、宇宙飛行士のテストパイロット選出に躍起になります。
サーファー、F1レーサー、サーカスの空中ブランコなど、正しい資質(ライトスタッフ)を持つ人材を検討し、最終的に各軍の精鋭パイロットから宇宙飛行士候補者を募ることに決めたのです。
“マーキュリー計画”の為、56人が厳しい検査や訓練を続け、
グレン、シェパード、ガス、クーパーなど7人に絞られました。
更に厳しい訓練の中、最初の打ち上げは「サル」と言う噂が広まり、皆、
「自分たちは、サル以下だな」
と怒り心頭になるのです・・

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この映画はアカデミー賞で「作曲賞」を受賞しています。

上映時間は193分と長編の映画です。
日本では160分に短縮されて公開されたようです。
長編を観たので、どこをカットしたのか、謎でございます。

チャック・イエガー本人が、テクニカルアドバイザーとして製作に参加していて、パンチョの店に出演もしているんですね。

イエガー役は、このころ40歳ほどの故・サム・シェパード。
｢女優フランシス｣(1986)、｢ペリカン文書｣(1994)、｢マイ・ブラザー｣(2010)などの出演があります。

お立ち寄り、ありがとうございます
7人、それぞれカッコよかった～
仲間意識も最高でしたね