2016年公開の映画の紹介です
監督は、パスカル・プザドゥー。
実話が元になっている、フランスのヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、サンドリーヌ・ボネール、マルト・ヴィラロンガ、アントワーヌ・デュレリ。
実話が元になっている、フランスのヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、サンドリーヌ・ボネール、マルト・ヴィラロンガ、アントワーヌ・デュレリ。
車を運転している91歳のマドレーヌは、自転車とぶつかりそうになりパニックになります。
その後落ち着いて移動したマドレーヌは、ノートを取り出し「車の運転」を横線で消します。
娘・ディアーヌの自宅で、マドレーヌは92歳の誕生日のお祝いをしてもらいます。
席に着くと、マドレーヌは立ち上がって家族達に日ごろの感謝を伝えます。そして、
「長い人生だった、でも、もう、疲れたの。
気力が無くなって生活に不便を感じたら、この世を去ろうと考えていたの。
その時、2カ月後の10月17日、私は逝きます。」
しばし沈黙の後、皆席をはずし、隣のディアーヌは母にいます。
「何を言うのよ。」
その後ディアーヌの兄のピエールは老人性うつ病だから施設に入れるべきだと断言し、ディアーヌは側にいてあげるべきと意見が分かれます。
一人暮らしのマドレーヌを送ったディアーヌは、部屋のあちこちが片付けている最中であることに気付き心が重くなるのです。
ある日、連絡がつかないマドレーヌを心配したディアーヌが、息子のバイクに乗せてもらいドアを開けるとマドレーヌが倒れていて慌てて救急車を呼びます。
安静にする為入院したマドレーヌは、
「点滴を付けたまま病院のベッドで死ぬのはいや」
とつぶやくのです。
とても悩んだ末、ディアーヌは決断するのです・・・
その後落ち着いて移動したマドレーヌは、ノートを取り出し「車の運転」を横線で消します。
娘・ディアーヌの自宅で、マドレーヌは92歳の誕生日のお祝いをしてもらいます。
席に着くと、マドレーヌは立ち上がって家族達に日ごろの感謝を伝えます。そして、
「長い人生だった、でも、もう、疲れたの。
気力が無くなって生活に不便を感じたら、この世を去ろうと考えていたの。
その時、2カ月後の10月17日、私は逝きます。」
しばし沈黙の後、皆席をはずし、隣のディアーヌは母にいます。
「何を言うのよ。」
その後ディアーヌの兄のピエールは老人性うつ病だから施設に入れるべきだと断言し、ディアーヌは側にいてあげるべきと意見が分かれます。
一人暮らしのマドレーヌを送ったディアーヌは、部屋のあちこちが片付けている最中であることに気付き心が重くなるのです。
ある日、連絡がつかないマドレーヌを心配したディアーヌが、息子のバイクに乗せてもらいドアを開けるとマドレーヌが倒れていて慌てて救急車を呼びます。
安静にする為入院したマドレーヌは、
「点滴を付けたまま病院のベッドで死ぬのはいや」
とつぶやくのです。
とても悩んだ末、ディアーヌは決断するのです・・・
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尊厳死を選んだご本人の娘様で、作家のノエル・シャトレが描いた小説『最期の教え』が元になっているようです。
尊厳死を選んだご本人の娘様で、作家のノエル・シャトレが描いた小説『最期の教え』が元になっているようです。
ディアーヌ役は、サンドリーヌ・ボネール。
「愛の記念に」(1983製作)では、セザール賞・新人女優賞を受賞、
「冬の旅」(1991)では、セザール賞・主演女優賞を受賞しています。
「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」(1996)では、ヴェネチア国際映画祭・女優賞の受賞があります。
「愛の記念に」(1983製作)では、セザール賞・新人女優賞を受賞、
「冬の旅」(1991)では、セザール賞・主演女優賞を受賞しています。
「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇」(1996)では、ヴェネチア国際映画祭・女優賞の受賞があります。
お立ち寄りありがとうございます
それぞれの家族の接し方、特に孫に当たるマックスの接し方が印象的な、メチャいい映画でした