ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「リプリー」(2000)/「太陽がいっぱい」(1960) 比較レビューです RE

2024年08月20日 | 比較レビュー映画
※ アラン・ドロンの追悼の意を兼ねて再アップいたします

どちらも原作はパトリシア・ハイスミスの同名小説、『原題: The Talented Mr. Ripley』
直訳で『才能のあるリプリー』
クライム・サスペンス映画です。



≪ 「リプリー」のあらすじ ≫

1950年代のアメリカ、ニューヨーク。
トム・リプリーは船舶会社の社長のパーティでピアノを弾き、女性が歌を披露しています。
演奏が終わると社長・グリーンリーフはトムに声をかけ、
着ているジャケットから息子のディッキーと同じプリンストン大学かと訪ねます。
グリーンリーフは卒業してイタリアに行ったまま戻らないディッキーを、連れ戻して欲しいと頼みます。
高額のバイト料でトムは引き受けますが、
グリーンリーフと別れた後、トムはジャケットを脱いで借りた男性に返したのでした。
トムは大学でピアノの調律をしているだけの貧乏な生活で、
イタリア行きの時からグリーンリーフと名乗りちやほやされます。
イタリアの海辺で、偶然を装って近づいたトムは、ディッキーに気に入られます。
その後、正直に来た理由を打ち明けると、ディッキーは帰らないときっぱり言います。
トムがジャズのファンと知ったディッキーは帰国を引き留め、大喜びでジャズのクラブに連れて行くようになるのです。
ところが移り気の激しいディッキーは、恋人や愛人、たくさんの友人がいて次第にトムが鬱陶しくなります。
2人で貸しボートに乗っている時に、トムはオールでディッキーを殴ってしまうのです・・・

********************************************************
「太陽がいっぱい」は、トムとフィリップ(名前が違う)と過ごし、フィリップのサインをまねている処から始まります。
トムがディッキー(フィリップ)に手をかけるところ、ラスト、他の出演者の登場など、多々異なります。
「リプリー」が、より原作に近いらしく、これは、原作を読まねば!!と思います。

「リプリー」 (2000)(原題は小説と同じ)

監督はアンソニー・ミンゲラ
アメリカのクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、マット・デイモン(トム・リプリー役)、グウィネス・パルトロー(マージ役)、ジュード・ロウ(ディッキー・グリーンリーフ役)、ケイト・ブランシェット、フィリップ・シーモア・ホフマン。

アカデミー賞では、「脚色賞」「助演男優賞/ジュード・ロウ」「音楽賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」にノミネート、
英国アカデミー賞では、「助演男優賞/ジュード・ロウ」の受賞があります。

「太陽がいっぱい」 (1960)
(原題は「plein soleil プラン ソレイユ」--太陽が照らす下で、という意味のようです)


フランス・イタリアのクライム・サスペンス映画です。。
監督はルネ・クレマン。
主演・出演は、アラン・ドロン(トム・リプリー役)、マリー・ラフォレ(マルジュ役)、モーリス・ロネ(フィリップ・グリンリーフ役)

ニーノ・ロータのテーマ曲はいまでも心に残ります。
アラン・ドロンはこのころ25歳。
この映画で世界的に有名になりましたね。

「リプリー」


「太陽がいっぱい」


一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ロックアウト」

2024年08月20日 | アクション映画
2012年公開の映画の紹介です

監督は、スティーヴン・セイント・レジャー/ジェームズ・マザー。
リュック・ベッソンが脚本・製作に加わっている、フランスのSF・アクション映画です。
主演・出演は、ガイ・ピアース、マギー・グレイス、ヴィンセント・リーガン、
ジョセフ・ギルガン、レニー・ジェームズ、ピーター・ストーメア。


(あらすじ)
2079年。
CIA工作員のスノーは、身に覚えのない殺害の証拠を見せられ実刑を受け“MS-1”送りになります。
“MS-1”は地球から少し離れた宇宙空間に作られた重犯罪刑務所で、
囚人たちは『静止』処置をされ冬眠状態です。
大統領の娘・エミリーは刑務所の本当の目的を探るため、
一人の囚人の目を覚まさせ状態を聞き出します。
ところが囚人はエミリーの補佐・ホックの銃を抜き取り、
すべての囚人カプセルを開けさせ暴動になってしまったのです。
シークレット・サービスは事態把握し、エミリーを救い出すためスノーを呼びます。
渋ったスノーですが、メースも収監されていると知り引き受けました。
メースは友人で、ある重要なトランクを預けたままだったのです。
侵入したスノーはメースの場所を確認し、なんとかエミリーと接触します。
しかし、エミリーが大統領の娘と知ったアレックス達は、血眼になって探し出すのです・・・

************************************************
珍しい(ふくには)ガイ・ピアースの大アクションでした。
小柄で細身のイメージですが、マッチョ体系は流石です。
95分と短く、十分楽しめました。

原題も『Lockout』。
意味は、「締め出す・閉塞・閉鎖する・排除する」などです。

エミリー役は、マギー・グレイス。
「96時間」(2009)のキム役だったんですね。どうりで見たばかり。
映画は他に、「ファースター 怒りの銃弾」(2011)、「トワイライト・サーガ」(2011)シリーズ、
「きみがくれた物語」(2016)などの出演があります。
テレビドラマが多いようです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ガイ・ピアースは普通のファンなので、
全部のチェックはしておらず紹介記事でこの映画知りました。
因みに、ビッグファンは観れる限り全作品観ます~~

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング