ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「エジソンズ・ゲーム」

2020年11月03日 | 実話をもとにした映画
今年6月公開の映画の紹介です

監督は、アルフォンソ・ゴメス=レホン。
“電流戦争”時代のエジソンとウェスティングハウスの伝記映画です。
主演・出演は、ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト、キャサリン・ウォーターストン。


1880年アメリカ。
トーマス・エジソンはアメリカ中から天才発明家と崇められていました。
ある日ホワイトハウスから招待され、武器弾薬の話を誘われるも、エジソンは断ってしまうほど金に興味が無い傲慢な男でした。
1882年ニューヨーク。
エジソンは自らが発明した電球を光らせることに成功します。
一方、ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”送電方式より、安価で発電機1基だけで遠くまで電気を送ることができる“交流”方式のほうが優れていると考えていたのです。
ある日オーストラリア移民の発明家テスラが「エジソン・エレクトリック」で勤務を認められ、“交流”のほうが効率的だと提案しましたが、エジソンからは一蹴されてしまいます。
1886年。
ウェスティングハウスは“交流”式の実演会で大成功を収め、ニュースで大きく取り上げられました。
エジソンは、ウェスティングハウスが自分のアイデアを盗んだと激怒し、
「交流式はドアノブに触ると電流が流れ、死亡する」
と言い、記者は新聞に大きく載せたのでした。
一方、エジソンの妻・メアリーは眼精疲労で倒れメガネを利用していましたが、病気はもっと重いものになっていたのです・・・

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この映画は、マーティン・スコセッシが製作総指揮を担当しています。

ジョージ・ウェスティングハウス役はマイケル・シャノン。
「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」(2009)、「ノクターナル・アニマルズ」(2017)では、アカデミー助演男優賞にノミネートがあります。
「テイク・シェルター」(2012)では、シカゴ映画批評家協会賞などいくつかの主演男優賞を受賞しています。
他、「ホース・ソルジャー」(2018)、「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」(今年1月)などの出演があります。





お立ち寄り、ありがとうございます
“直流”と“交流”・・う~ん、苦手だった理科の授業を思い出してしまいました・・・

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2 コメント

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こんばんは (mobile)
2020-11-06 21:47:01
おお、エコの観点からというのは朗報ですね
でも、私には難しすぎでございます 
返信する
“直流”と“交流” (mobile)
2020-11-05 09:57:05
いま、遠距離・大電力の送電方法として『直流送電』が見直されているそうです。これを使えば、たとえば『東南アジアから水力発電の電気を輸入する』ということも可能だとか・・・エコの観点から今後、送電方法が変わるかもしれません。
返信する

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