ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「バグダッド・カフェ」

2023年11月07日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
1989年公開の映画の紹介です

監督は、パーシー・アドロン。
舞台はアメリカ合衆国の、ドイツ映画です。
主演・出演は、マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCH・パウンダー、ジャック・パランス。


(あらすじ)
アメリカ合衆国、モハーヴェ砂漠。
ドイツから旅行に来て、ラスベガスを目指すジャスミンと夫は途中で喧嘩をし、
ジャスミンはトランクから荷物を取りだし歩き出します。
夫は黄色いポットを地面に置き、行ってしまいました。
砂漠地帯の真ん中にある“バグダッド・カフェ”では、
サルが黄色いポットを拾ってきたことで、妻のブレンダから文句を言われます。
更にブレンダは、コーヒーメーカーを直さないサルや、息子、娘にガミガミ言い続け、
遂に大喧嘩をしてサルは荷物を持って出て行ってしまいます。
気が強いものの、涙を流すブレンダは荷物を持つ太ったジャスミンを目にします。
ジャスミンはモーテルの一室を借り、トランクを開けると夫のものばかりで愕然とします。
その後掃除をしにきたブレンダは、紳士モノばかりが広げられている様子に驚きます。
ブレンダが警察に連絡しに戻っている間、置かれたままの掃除機でジャスミンは掃除をしてしまいます。
更に皆が出払っている間、雑然としたカフェをジャスミンは綺麗にしまくったのです。
買い物から帰ったブレンダはジャスミンを叱責しますが、
その後ジャスミンはある特技を披露するのです・・・

***********************************************
意外性に、とても興味を惹かれる映画でした。
有名タイトルですが、観たのは初めて、
ドイツ映画というのも初めて知りました。

“モハーヴェ砂漠”は、アメリカ南西部のカリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる砂漠のようです。

ジャスミン役は、ドイツ出身のマリアンネ・ゼーゲブレヒト。
公開映画は少ないですが、「ローズ家の戦争」(1990)の出演があります。

あらすじには登場しませんが、
バグダッド・カフェのそばのトレーラーハウスに住み、カフェ常連のルディ役は故/ジャック・パランス。
「突然の恐怖」(1953)と「シェーン」(1953)で、アカデミー助演男優賞にノミネート、
「シティ・スリッカーズ」(1992)では、アカデミー助演男優賞を受賞している名優です。
この映画の後も、「ヤングガン」(1988)、「バットマン」(1989)、「デッドフォール」(1990)、
「クライシス2050」(1990)、「バッファロー・ガールズ」(1995・劇場未公開)などの出演があります。




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ジャスミンの“想像力”も楽しめましたデス

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (アリエルさんへ)
2023-11-07 16:58:59
ご訪問とコメントありがとうございます 
何回も観られていましたか~
そうそう!!
ドイツの発音では“ヤスミン”らしいんですよね
迷いましたが、字幕通りに記載しました
ブログの記載、ありがとうございました
返信する
こんにちは (権助さんへ)
2023-11-07 16:58:10
ジャック・パランス、とっても粋でした
ジャスミンの言葉
答えるまでの間、ワクワクしましたね
返信する
こんにちは (ばっちもんがらさんへ)
2023-11-07 16:57:17
私は初見ですが、曲も良かったですね 
ブログを始めて以前観た映画を観る機会も増えました
見直すのも、新しい発見ありと思います
返信する
こんにちは (maritosi1152さんへ)
2023-11-07 16:56:26
太った女性!!
どうなるのかとか、どうするのかとか思いましたね
引っ込み思案ではないようでした 
返信する
こんにちは (kumaneko48さんへ)
2023-11-07 16:55:42
お恥ずかしながら、初めて観ました
ストーリーも知らずに観たので、
かなり楽しめましたよ 
想像のシーン、ウけましたねぇ
返信する
キャラがいいです (アリエル)
2023-11-07 14:29:32
こんにちは。
初めてコメントします。
あの音楽でのヒットもあったと思います。
クリスティーネカフマンが残りました。
BSで再見、ブログに書いたものですが、貼ります。

〇何回もみている。まずこれが87年のドイツ映画に驚く。
Jパランスが絵描き?役というのも。クリスティーネ・カフマン、入れ墨師。
もう亡くなっている。18歳でTカーティスと結婚。
先日オスカー受賞、JLカーティスの継母だった。

「コーリング・ユー」テーマ曲もヒットし、シネマライズで公開、
ミニシアター系のヒット作となった。

米の砂漠、何もない、パタゴニアみたいな嵐もふく。そこで古びた汚いモテルとcafe。
経営はブレンダ。その息子、娘、夫、それぞれ、ドイツの女性、ヤスミン
夫と別れ、泊まる。ここから物語が開始。

整理整頓が発端となる。大事だと思う。そしてマジック。
映像、オレンジ、赤、青、色彩がきれい。絵になる。ヤスミンのファッショもいい。
返信する
良い映画でした (権助)
2023-11-07 13:30:36
ジャック・パランスがこんな役ででていることに驚きで、最後にプロポーズされたヤスミンが「ブレンダに聞いてみるわ」で終わるラストもなかなか渋かった。
と言うことで結構記憶に残る映画でした。
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Unknown (ばっちもんがら)
2023-11-07 13:20:22
昔この映画を見た時、主題曲の"Calling You"が耳から離れませんでした。
もうずっと見ていませんが、今見直したら昔とはまた違った印象を受けるかも。
また見てみようかと思います。
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Unknown (maritosi1152)
2023-11-07 11:59:22
あの太った女性、不思議ななんとも言えない魅力でしたね。
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Unknown (kumaneko48)
2023-11-07 06:11:11
ふくさん、私の大好きな映画です、バグダットカフェ。
余韻の残る不思議な映画でした。音楽も良い。
大柄の太ったヒロインが、すごくチャーミングだった。
ふくさんのレビュー読んでまた観たくなった。
返信する

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