ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「カンパニーメン」

2020年07月12日 | ドラマ映画
2011年公開の映画の紹介です

監督・脚本はジョン・ウェルズ。
突然のリストラが超リアルなヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー、ローズマリー・デウィット、ケビン・コスナー。


アメリカ、2008年。
世間では財政破たんあり、影響が広がっていました。
大会社の販売部長・ボビーは、仕事仲間が神妙な面持ちの中、CEOのサリーからの呼び出しを受けます。
「好条件を用意した。金属12年で解雇手当は12週分。再就職支援も行う。」
「僕はクビ?」
会社の2つの造船所が閉鎖し、そこでは3000人、ここではおそらく数百人の解雇がある中、ボビーもその一人と伝えられるのです。
ボビーは憤慨しながら私物を箱に詰め駐車場へ下りると、数人の同じ状況の人々と顔を合わせます。
早々に帰宅したボビーは妻・マギーに話し、仕事はすぐ決まるから解雇のことは内緒にするよう言います。
支援センターの説明会でも宗教まがいの内容を馬鹿にしたボビーは、面接を受けるも2時間待たされたことに腹を立て、提示した半分の収入に激怒してしまうのです。
お互いにそりが合わないマギーの兄・ジャックから、建築現場の仕事の話をもらうも、
「釘を持った自分が想像できない」
と断る始末です。
しかし、3か月以上も無職の状態が続き、住宅ローンや高級車、ゴルフの会員権の支払いも滞り、ついにボビーはジャックの手掛けている建築現場を訪れるのです・・

**********************************************
あらすじは12年勤務のボビー(演:ベン・アフレック)に限られましたが、
社長と友人で会社立ち上げた時の一人目の従業員・ジーン(演:トミー・リー・ジョーンズ)、
30年勤務している下働きから出世した役員・フィル(演:クリス・クーパー)
達とその家族の真摯なドラマも見応えありです。

この映画は「サテライト賞」で「映画助演男優賞/トミー・リー・ジョーンズ」のノミネートがあります。
当初上映で、アカデミー賞候補規定の為の上映もしていたようですが、ノミネートなどなかったようです。
が、俳優陣、ストーリーもとても良かったです。

因みにこの年の受賞は、
「作品賞:英国王のスピーチ」
「主演男優賞:コリン・ファース(英国王のスピーチ)」
「助演男優賞:クリスチャン・ベール(ザ・ファイター)」

いい映画が目白押しです・・





お立ち寄りありがとうございます
「にほんブログ村」に参加していますが、そちらからのご訪問もたくさんいただいているようで、アウトポイントが増えているんです
応援頂いて、とても嬉しいです
まだまだ、たくさんの映画をご紹介させて頂きたいです
これからもよろしくお願い致します

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「十二人の死にたい子どもたち」 | トップ | 「ホテル・ニューハンプシャー」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ドラマ映画」カテゴリの最新記事