ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「サムライマラソン」

2022年12月29日 | 日本映画
2019年公開の日本映画の紹介です

監督・脚本はバーナード・ローズ。
マラソンの発祥となった、実話のPG12指定・時代映画です。
主演・出演は、佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、長谷川博己、豊川悦司、竹中直人、青木崇高。


1855年、260年間鎖国状態の江戸幕府。
浦和にアメリカ海軍ペリーの黒船がやってきて、幕府・大老五百鬼に和平条約という開国を迫ります。
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安中藩・板倉勝明はこの話を聞き、藩士たちを集めます。
「浦和にアメリカ人がやってきていずれ攻めてくると思われる。
藩士の体を鍛える為『遠足』(とおあし)を行う。
一位にはどんな願いもかなえよう」
藩士・唐沢甚内は普段大人しくしているものの、
隠密の身だったため藩士が集められた事である行動を起こしました。
ところが勝明の思惑は本当に体を鍛えるだけだったと甚内が知った時はすでに遅く、
参加して様子をうかがう事にするのです。
翌日、過酷な15里(約、59キロ)の『遠足』が始まります。
走るうちに甚内は同じ隠密の存在を知り、刀を違える事になります。
そして、折り返し点であった関所に、江戸からの刺客が現れたのです。
甚内始め、その存在を知った藩士たちは大急ぎで戻ることを強いられるのです・・・

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原作は土橋章宏の長編時代小説、「幕末まらそん侍」です。

マラソンなど、ロケ地は全て山形で行われたんですね。
山の中の苔の生えた古道や、神木となっている杉の木が神秘的で撮影のモチベーションがかなり上がったとか。

バーナード・ローズはイギリスの映画監督・脚本家です。
「キャンディマン」(1993)、「アンナ・カレーニナ」(1998)などの作品があります。
この映画は、『世界で評価される侍映画を作る』というコンセプトで監督の依頼があったとか。
映画を通してしか日本を知らなかったようですが、ロケ地の山形の景観に魅せられたようです。
テストから長回しで撮影、天気待ちもしないという、型にとらわれない独自の演出方法を取り入れたとか。




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