“事故物件住みます芸人”松原タニシが体験した本当にヤバい話
週刊SPA! 5/7(日) 16:00配信
“事故物件住みます芸人”松原タニシが体験した本当にヤバい話
引っ越してすぐに心霊現象のような出来事が次々に起きたが、殺人事件の詳細はなかなか知ることができず
偽装品、盗難、改造品など、ネット通販や中古市場にはさまざまないわくつきのモノが紛れている。海賊版CDやDVD、自転車の盗難品、改造B-CASカードなどだ。こうしたヤバい商品を実際に買ってしまった場合どうなるのか?
⇒【写真】事故物件の不審な状況
◆不動産は危険度大。殺人犯が舞い戻る事故物件まで!
「ヤバい」の枕詞がつきまとう商品といえば不動産物件。そんな物件にあえて住んだのは「事故物件住みます芸人」の松原タニシさん。仕事がら室内で不穏なことが起きてもうれしいくらいなのだが、想定を超えるヤバい出来事が起きた。
タニシさんが借りた事故物件は2DKで家賃2万6000円。古めの和室とはいえ、格安だ。しかし、肝心の事件について不動産屋は「過去に殺人が起きた」という事実しか教えてくれず。気になって部屋を調べると、洗面台の鏡がなぜかペンキで塗りつぶされている。さらに畳をめくると血痕が残っているではないか!
そんな強烈な家だけに、住み始めてすぐに不思議なことが。電話を受けると「ゴボゴホ」と水の中で喋っているような声が聞こえ、トイレに入ってるときに、玄関のドアノブがガチャガチャと乱暴に回されるなど、心霊現象としか思えないようなトラブルが起きた。
◆殺人アパートの近所で暴行事件が発生!!
そんな現象が続くなか、ある日、家で起きた事件の全貌が判明した。近所の中華料理店の店長に家を尋ねられ、アパート名を答えると、店長は目を丸くして「え? あの殺人があったとこか? えらいところに住んでるな」と驚いた。聞けば、30を超えた男が一緒に住んでいる母親を部屋でボコボコに殴り、風呂の湯船に沈めて殺したとのこと。電話越しの水の中で喋っているような声はもしかして……。
ところが、それから数日後、家の近くで事件が起きた。老婆がカナヅチでなぐられて怪我をしたのだ。捕まった犯人の名前には見覚えが。なんとこの部屋で母親を殺した男だった。男は裁判の後、精神科に収容されたが、脱走して戻ってきていたのだ。心霊現象かと思っていたが、ドアノブをガチャガチャ回していたのも、おそらくこの男。たまたまトイレに入っていたからよかったものの、ドアを開けていたらカナヅチで頭を割られていたかもしれない。
安さがウリの事故物件。背負うリスクもまさに命がけのヤバさだ。
取材・文・撮影/ヤバい商品調査班 中山美里 村田らむ 高木瑞穂 岡田光雄・武田陽子・野中ツトム(清談社)
週刊SPA! 5/7(日) 16:00配信
“事故物件住みます芸人”松原タニシが体験した本当にヤバい話
引っ越してすぐに心霊現象のような出来事が次々に起きたが、殺人事件の詳細はなかなか知ることができず
偽装品、盗難、改造品など、ネット通販や中古市場にはさまざまないわくつきのモノが紛れている。海賊版CDやDVD、自転車の盗難品、改造B-CASカードなどだ。こうしたヤバい商品を実際に買ってしまった場合どうなるのか?
⇒【写真】事故物件の不審な状況
◆不動産は危険度大。殺人犯が舞い戻る事故物件まで!
「ヤバい」の枕詞がつきまとう商品といえば不動産物件。そんな物件にあえて住んだのは「事故物件住みます芸人」の松原タニシさん。仕事がら室内で不穏なことが起きてもうれしいくらいなのだが、想定を超えるヤバい出来事が起きた。
タニシさんが借りた事故物件は2DKで家賃2万6000円。古めの和室とはいえ、格安だ。しかし、肝心の事件について不動産屋は「過去に殺人が起きた」という事実しか教えてくれず。気になって部屋を調べると、洗面台の鏡がなぜかペンキで塗りつぶされている。さらに畳をめくると血痕が残っているではないか!
そんな強烈な家だけに、住み始めてすぐに不思議なことが。電話を受けると「ゴボゴホ」と水の中で喋っているような声が聞こえ、トイレに入ってるときに、玄関のドアノブがガチャガチャと乱暴に回されるなど、心霊現象としか思えないようなトラブルが起きた。
◆殺人アパートの近所で暴行事件が発生!!
そんな現象が続くなか、ある日、家で起きた事件の全貌が判明した。近所の中華料理店の店長に家を尋ねられ、アパート名を答えると、店長は目を丸くして「え? あの殺人があったとこか? えらいところに住んでるな」と驚いた。聞けば、30を超えた男が一緒に住んでいる母親を部屋でボコボコに殴り、風呂の湯船に沈めて殺したとのこと。電話越しの水の中で喋っているような声はもしかして……。
ところが、それから数日後、家の近くで事件が起きた。老婆がカナヅチでなぐられて怪我をしたのだ。捕まった犯人の名前には見覚えが。なんとこの部屋で母親を殺した男だった。男は裁判の後、精神科に収容されたが、脱走して戻ってきていたのだ。心霊現象かと思っていたが、ドアノブをガチャガチャ回していたのも、おそらくこの男。たまたまトイレに入っていたからよかったものの、ドアを開けていたらカナヅチで頭を割られていたかもしれない。
安さがウリの事故物件。背負うリスクもまさに命がけのヤバさだ。
取材・文・撮影/ヤバい商品調査班 中山美里 村田らむ 高木瑞穂 岡田光雄・武田陽子・野中ツトム(清談社)