ほんとの空がみたい 安達太良山 はこちら
安達太良山 <その1>はこちら
乳首山のてっぺんでは
写真を撮りまくってたので
20分ぐらいいましたが
この奇跡的な絶景を眺められたのは
狭いてっぺんの上にいた
わずか15~16人だったかな
梯子とクサリの岩場から
ザックをデポしてた所に戻ってきたのは
10時過ぎ
時間はまだたっぷりあるんで
次は鉄山までミニ縦走します
ちょっと、だだっ広い尾根(牛ノ背)を下ること20分
このちょっと先のコルに分岐があり
右に行けば
峰ノ辻を経て登山口へ下る
でも、ここでは
上の写真の岩山の横を巻きながら直進します
こからは
いままで見せてくれた安達太良山の
美しい景観が一変します
左下を覗き込むと
ウヒョ~
なんじゃこりゃ
ここは火星か
それとも地獄か こ怖~ぃ
沼ノ平火口 1452メートル
そうか安達太良山は休火山だったよね
そして
登山道は痩尾根のアップダウン(馬ノ背)
滑りやすい赤色の土で
左右は崖
霧で見通しも悪いよ
万が一滑落したら
250メートル下の火口まで止まらないかも~
そうしたら、きっと青鬼と赤鬼が
出てくると思うな
ヤレやヤレ
痩せ尾根が終わったと思ったら
でたぁ~
今度は岩だし
しかも、かなりの急角度
でも、こんな地獄を覗くような岩場にも
こんなお花が咲いてるんだ
シラタマノキとガンコウラン
最後はぐるっと半周巻きながら登ると
三角点と安達太良神社が祭られた山頂に到着
山名を記した標識はなかった
鉄山 標高1709メートル
景色は霧でのぞみようもないので
5分休憩しただけで
直ぐに来た道を戻ります
さすがに
ここからしばらくはカメラをザックに
しまって
いつでも両手が使えるようにしました
今度は右に地獄が・・・
なんとか牛ノ背の分岐まで
無事に戻ってきました
往復1時間弱だったけど
安達太良山系の本格縦走の
核心部をちょっとだけでも
味わうことができたのかな
まだ11時30分なんで
ちょっと遠回りになるけど
くろがね小屋経由で下ることに・・・
この選択があとで
二度目の奇跡を見させてくれた
さっきの分岐から峰ノ辻を経由して30分
あ~ぁ、お腹がすいた
ジャスト12時
周りを見渡すと
赤、黄色、オレンジ、緑
まるでパッチワークの中にいるじゃん
もう、ここにシートを敷いて
ガスでお湯を沸かして
いつものカップヌードルとコーヒータイム
なんで
こんなに美味いんだろう
そりゃそうだ
こんな大御馳走のまっただ中だった
安達太良山 <その3>につづく