多摩丘陵から四季便り

オリンパスのEM1に12-40mmF2.8を付けて撮っています。四季の折々の風景をお届けします。

My memory in Hong Kong(私の香港の思い出)

2005-08-10 22:34:21 | Weblog
昨日家内が祝儀袋を整理していました。覗いてみると何と、其の中に香港のクリスマスカードが入っていました。懐かしいので写真に撮りました。一風帆順とか恭喜発財とか良く見るとカードに書いてます。これは全てうまくいきますよう、又お金が儲かります様にとか中国人特有の表現が書かれています。それと香港を含む中国では赤がめでたい色なので、けばけばしいのですが、日本にはなくて気に入ってます。お年玉の袋も真っ赤な袋です。

処で私は1980年10月より1986年4月まで香港に住んでいました。当時の香港は英国の植民地で、それはエキゾッチクな感じがしました。始めての海外駐在です。其のとき私は36歳。元気な盛りです。香港での生活は公私共に充実していました。子供達は香港日本人学校に通っていました。

香港は言うならば海外生活の始発駅です。いろんなことを勉強しました。中国人との付き合い方、中華料理のおいしかった事、社長さんでも面談予約を取れば日本と違い、私のような下っ端でも会って、きちんと対応してくれました。香港駐在時にその後のサラリーマン生活での処し方をいろいろ勉強しました。

そういった意味で香港は決して忘れられない土地です。香港の先施公司(Sincere Department)で買ったサイドボードはいまだに我がマンションのダイニングルームに殿と構えています。英国製の手作りで思い出の逸品です。