27/20℃
台風4号が去り、東シナ海の台湾沖で台風5号が発生したが、途中で熱帯低気圧となりその影響で近畿も昨日から断続てきな終日大雨となっている。 新発田から帰りコンデジに未整理の画像があり思い出しながら整理した。 白新線で新潟へ向かったが車内で少年野球時代の後輩に出会った。 お互いに声をかけようと思っていたのだろう後輩の方から声がかかった。 仕事は殆んど引退したと同様だが息子に頼まれ時々新潟市へ出るそうだ。 昔談義しながら乗っていたが白新線沿線の新潟寄りは競馬場や多目的ドームのあり休日は賑わうそうだ。上画像の阿賀野川鉄橋にかかったが、この阿賀野川は福島・群馬県にに源流を持ち、新潟県を流れ日本海に注ぎ日本有数の川で河口付近は日本有数の水量のある一級河川である。 この川には夏になるとツツガムシがおり射されるとツツガムシ病となりこの川での水遊や川魚取り等は学校から禁止されてた恐ろしい川でもある。
鎌倉期から戦国時代に阿賀野川一帯から越後国の北部は揚北衆(あがきたしゅう)と言われる豪族が領有支配していたが織豊時代に上杉や秀吉に攻められ消滅した。 領主の新発田家重も上杉に反逆し、上杉や秀吉軍に攻められ加賀の大聖寺(現、加賀市)から秀吉の家臣溝口秀勝が入封し、現在の新発田市が形成された。 新潟は明治維新までは佐渡金山と信濃川を利用した良港があるため江戸幕府の天領であった。江戸時代の新潟港は阿賀野川の支流の沼垂(ぬったり)地区だと聞いているが廃藩置県までは沼垂の東側まで外様大名の新発田藩の領有地だったとされている。 戦後の諸合併で新潟市は阿賀野川西岸まで新潟となった。
さらに10数年前に日本の行政区画を州制にする構想が論議され、平成の大合併が全国各地であり、北陸州(北越)または長野県を含む北信越州の行政区画が浮上した。 何時実現できるか先行き全く不透明な道州制構想の首都を我が県の県都にと盛りがったが最有力が石川の金沢と新潟市だが州都となると行政区画都市が条件となる。 行政区画には人口が80万~100万以上の条件があり、金沢と新潟は活発に平成の大合併を行った。 石川県の人口が140万人前後、新潟県は面積が広いが故に240万人強だが新潟市は強引に合併活動が行われた。 吾輩の本家にあたる家は、西蒲原郡の“越後一の宮”弥彦神社の隣村で田圃が広がる穀倉地帯、岩室村(岩室甚句や岩室温泉がある)まで新潟市で白根市・新津市や豊栄市や連接する北蒲原・中蒲原・西蒲原郡の一部を合併した田園都市である。 新潟市は位置からみると北にあるが北信越交通編からみても陸・海・空の上越新幹線を含む鉄道・新潟港や空港があり、北陸道・上越道・日本海東北道があり、JR新潟駅は信越本線・白新線(新発田で羽越本線に直結)や越後線の発着駅で合併した新津駅は羽越本線と磐越西線及び貨物輸送列車の基地があり新津駅はターミナル駅として改装されているようだ。一昔は国(省庁)の直接の出先機関は金沢より少なかったが北信越で一番である。この面からみても州制度が実施されれば新潟市が確定であろう。 問題は長野県と日本海の南北を結ぶ交通網がJR東西の連絡が改正される度に不便さがでている。金沢は北陸新幹線が決定してから40年以上の年月要して、2015年春に開通するが新潟の上越駅と長岡駅(新潟駅)を結ぶ新幹線路線は構想だけで何時のことか全くわからい。 新潟県には上越新幹線と北陸長野新幹線と二線となるがいずれも東京駅起点の横断路線だ。肝心の南北長い新潟県には新潟から北陸三県(富山・金沢と福井)を繋ぐ鉄道網が不便である。 あと3年後に開通予定の北陸新幹線が開通しても新幹線上越駅と長岡駅(新潟駅)が建設されないと日本海側縦断高速鉄道、大阪⇔青森(函館・札幌)の実現は無く仮に実現は早くても1世紀以上を要するだろう。 現在は主要都市には小型旅客機の発着できる機飛行場があり、M重工が国産の開発されつつある小型ジェット旅客機(70~90人乗り)が格安で鉄道軌道のいらない、飛行機による移動が先になるだろう。 新発田には県内唯一の江戸時代からの城郭があり昔の面影を残す僅かだが残っている。 現在はこの風情と月岡温泉で新潟観光に力を入れているが、この時期は「日本一美味しいアスパラ」・山形のサクランボより「早収穫の甘いサカランボ」が首都圏を中心に脚光をあびている。 白新線、新発田駅から各駅停車で40分強で新潟駅へ着いた。
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阿賀野川、福島県内では「阿賀川」また芦ノ牧付近では大川と呼ばれたりして、昔は別な川だと思っていました。
コメント
昔、河川敷(信濃川・阿賀野川・最上川等)でダニに刺されて感染する風土病で、今回の大雨の後は河川敷には行かないようネットにありました。
夏休みに中学生の頃、阿賀野川の下流でツツガムシ病で発熱し死亡と新聞記事にありましたが最近はあまり耳にしません。
今の子供は河川敷で遊ぶことが無いのかも知れますん。