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神戸は昨日から夏日となり街行く人は衣替えの服装だ。 我輩の晩酌は4~5ヶ月ほど前から焼酎からワインに切り替えたがビンワインだと日持ちが悪いが、輸入パックワイン(2ℓ)だと賞味期限がⅠヶ月ほどあり経済的である。そのワインが底をついてきたのでいつもの灘区役所近くの酒類量販店、Y六甲道店へ出かけた。 JR六甲道駅のガード下を抜けると“太鼓、半鐘、二丁鐘”による神戸独特のリズミカルなお祭囃子が聞こえてきた。 半鐘は音が大きく響き好きな音色だ、昨日はは5月の第2日曜は「灘だんじり祭り」だったのを忘れていた。 「だんじり」とは「楽車」・「壇尻」・「台尻」・「段尻」・「地車」と表記され、東日本では耳慣れないが西日本、特に関西の神社祭りでは彼方此方にあるようだ。 灘のだんじり昨年もこの場所で見物したが日本の祭りの神輿、山車は京都の祇園祭の祭事、祭りが原型で全国の神社に広まったのだそうだ。
泉州地域の岸和田の「だんじり」は朝ドラ「カーネーション」で放映され有名だが「灘五郷のだんじり」は昔から「喧嘩だんじり」として名が知れ渡っていたと言われている。 摂津国、灘五郷は西宮から神戸東部にあった酒造の郷でだんじりは数多くあったが、今では神戸の東灘区と灘区の“だんじり祭り”が盛んである。
灘だんじり祭りはセレモニーが終わり、だんじりの曳き回しが始まったばかりのようだったが、だんじりは灘区の地域の五氏神様のだんじり5基が若中(若者)が生きよい良く煽りながら曳き回していた。
若いおねいちゃん達の「ワッセー! わっせ!」の黄色い掛け声で若中は勢いつき、だんじりが接触しそうになるが、「だんじりの世話役」や警備員の監視で接触は無い。 戦前のだんじりの曳きまわしは飲酒しての曳き回しでトラブルが多発して「喧嘩だんじり」となったようっだ。 だんじりには若いオネイちゃんが参加しているが、側にいた法被を着たオネイちゃんにきくと地元の女子高校生か灘区に住む女子大生(留学生)だそうである。
ゴールデンウイークの終わった5月の近畿地区、大阪では「みんなでkappo! 御堂筋フェスタ2013」が昨日、12日開催され、京都では15日(水)に日本の伝統祭り「葵祭」、神戸では19日(日)に全市あげての市民参加型の「神戸まつり」、26日(日)、湊川神社では「楠公武者行列(大将は井戸兵庫県知事・副将は俳優のあおい輝彦)」が役柄で開催され、近畿の5月は祭りのオンパレードの月だ。 高齢者の祭りの見物は賑やかで楽しいが、財布がが寂しくなるのである。
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