へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ガン患者にかける慰めの言葉   追記です

2025年01月02日 04時56分39秒 | 舌癌手術後の経過

 

これはゆずさんのコメントに対する返事の意味も兼ねているのだが、がん患者である私自身の体験談でも有る。

このことを書くかどうか迷ったのだが、健常者が書くと非難の的になりかねない問題なので、実際にガン患者である私が代わりに書いてみたいと思う。


さて、皆さんは「ガン」と言うとどんなことを思い浮かべるであろうか。

ガンに対する研究がかなり進み、一部では「治る病気」などと言う人もいるようだが、本当にそうなのであろうか。

初期に発見できれば「治る病気」と言っても良いかもしれないが、それは極めて例外的ではないだろうか。

私自身は「中期」のガンで、「治る病気」とはとても思えないのである。

半月ほど前に、「予防的な意味の放射線照射」を受けているのだが、いくら放射線照射を受けたからと言って「完全に予防できる」と言う保証など何処にもないのだ。

現に、私より少し遅れてガンの手術をした人はすでに再発をしてしまい、私と同じくらいの時期に「治療目的の放射線照射」を受けているが、それで完全に治る保障もない。


実は、同じ病院に入院し、放射線照射も一緒に受けに行った間柄だが、それでも彼にかける慰めの言葉が見つからない。

このように、同じガン患者同士でも慰めの言葉が見つからないのである。

私の身内にも手術が困難なガンを患っている人がいるのだが、同じように慰めの言葉が見つからない。

私自身だって同じである。

どんな慰めの言葉を掛けられても心が休まることはないだろう。

いや、むしろ「慰めの言葉などかけてほしくない」と言う気持ちにさえなることがある。


私自身は持ち前の明るさで何とか乗り切っているのだが、精神的にまいってしまう人も多いだろう。


これはかなり昔に聞いた話だが、あるお寺の住職の話である。

当時は未だ「ガンの告知」と言うことがあまりなかった時代なので、医師は患者である住職に正しい病名を告げていなかったのである。

ところが、その住職は医師に対して「自分は仏に仕える身で、苦しい修行をして悟りを開いている。なので何を言われても大丈夫なので本当の病名を教えてくれ」と迫ったのだそうである。

医師も「そこまでおっしゃるのなら」と言うことで、「実は、あなたはガンです」と伝えたのだそうである。

ところが、ガンの宣告を受けたときは平静に見えていたらしい住職だが、それから程なくして自殺をしてしまったのだそうである。

病名は「胃ガン」だったのだが、本人は「ガンではない」と信じきっていたらしいのである。


このころは「ガンは死の病」とも言われていたころの話しではあるが・・・・。


悟りを開いているはずの人でもこの有様である。

一体ののような慰めの言葉があるのだろうか。


私の場合は「ほぼ間違いなくガンであろう」と言う自覚があったので、意外なほどあっさり?と宣告されましたがね。

私が初めからガンである事を前提に話を聞いていたので、医師の方も話しやすかったのでしょう。


このようなことを書くのは複雑な気持ちなのだが、「誰かが書かないと・・・・」と言う気持ちで書きました。

2012.11.08.

 

 

追記です。

この記事を書いたのは12年前で、今は手術をしてから13年になります。

そう、13年前はまだ入院中で、正月だけは外泊許可をもらって自宅にいました。

で、私は運が良かったのか、13年後の今も再発、転移もなく生きてはいるが・・・・。

舌癌手術の後遺症で、「嚥下障害」には悩まされています。

「言語障害」もあるが、これはかなり改善されたかも。

が、言語障害は相手によって伝わり方に大きな差が出ることもあり、電話では上手く伝わらないことも。

が、それでもなんとか一人で生活はできています。

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実は・・・・   追記です   さらに追記です

2024年11月29日 23時47分08秒 | 舌癌手術後の経過

 

実は・・・・。

先週の月曜日はまだそれほどでもなかったのだが、火曜日の朝になって今までに経験したことの無い倦怠感に襲われました。

立っているのがやっとの状態で、座ればいくらからか楽になるのだが・・・・。

かといって、横になってもほとんど改善はなしです。

で、心臓の少し上あたりの肋骨(のどの下あたり)部分に違和感が。

手首で脈を確認するも、非常い弱弱しい脈しか感じない。

そこで、手首で計る血圧計があるので計ってみると・・・・。

1回目は「エラー(計測不能?)」に。

少し間をおいて2回目は・・・・。

上が「75」で、下は「50」と出たのです。

これは「低血圧」どころの騒ぎではないが、だからといって、病院に行く気も救急車を呼ぶ気にもなりません。

一人暮らしなので、心配してくれる人もおらず、一時は「これで俺も終りか?」とも思ったのだが・・・・。

そのあと2時間ほど横になっていたが、いくらか状況は改善した感じも。

血圧も「100」を超えるようにはなったが、食欲は全くありません。

ただ、水は喉を通るので、水分の補給と栄養補給の意味で「水で薄めた牛乳」は飲みました。

が、固形分は受け付けません。

ヨーグルトも、「飲むタイプ」はいいが、そうでないものはダメです。

なので、「ゼリー」などもダメ。

 

が・・・・。

これらも昨日から何とか受け付けるようになり、症状もだいぶ良くなってきたのだが・・・・。

2011年の10月に舌癌の手術をしてから13年経つが、今のところは再発も転移もない。

が、「寄る年波」には勝てません。

先日「火野正平」は75歳で亡くなり、同年代だった「北の富士勝昭」も亡くなってしまわれた。

同年代とはいっても、私の方が3ヶ月ほど後なので、学年では1つ先輩にはなるのだが・・・・。

2024.11.20.

 

 

追記です。

書くのを忘れていたが、血圧はほぼ普段と変わらない数値に戻ったが、脈のテンポはバラバラです。

いわゆる「不整脈」なのだろうが、危険な「期外収縮」ではありません。

ちなみに、20代のころだが、近所の病院で原因は何だったか思い出せないが診察を受けたことがあり、その時に「期外収縮がある」と言われていて、期外収縮ならすぐにわかります。

ちなみに、「心配するほどの症状ではないので特別問題はない」とも言われ、それから半世紀余り経つが、症状が出たのは10数回程度。

それも、ほとんどは1秒程度で収まるが・・・・。

が、今回は脈のテンポがバラバラなのです。

頻脈になることも多いし、脈が欠けることも。

が、今のところは特に大きな問題はありません。

「脈が欠ける」

もうだいぶ前の事ではあるが、「携帯電話の電磁波」が原因で脈が欠けたことがあり、そは時は電子レンジも影響があったかも。

もっとも、その時は脈が欠けるだけで、頻脈にはならなかったが・・・・。

2024.11.25.

 

 

その後の様子でも。

 

正直、まだ元の状態には戻っていないが、かなり改善をしてきました。

なので、今日は久しぶりにボウリングを。

スコアーは良くなかったが、6ゲームを「1時間半」で投げられたので、8割くらいは元に戻ったかも。

が・・・・。

寄る年波には勝てません。

なので、これ以上良くなることはないかも。

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半分忘れかけていましたが・・・・

2022年10月12日 23時43分36秒 | 舌癌手術後の経過

 

今日は10月12日です。

そう、私は11年前の今8時間にも及ぶ舌癌の手術をした日なのです。

当時はまだ69歳だったが、今はもう80歳に。

始めの数年間は、「再発」や「転移」におびえた時期もあったが、術後5年も無事にクリアーし、「術後10年」も去年迎えています。

そして、今日で丸11年が過ぎ、これからは12年目に突入です。

が・・・・。

これからの敵は再発や転移ではなく、「老化」です。

80を過ぎての一人暮らしに老化はどんどんきつくなっているが、これも宿命と諦めるしかない。

新型コロナも蔓延が始まってからもう2年半余り。

今のところは感染もしないで過ごしてはいるが・・・・。

ほぼ日本人の平均寿命に達しているので、後は余命がどのくらいあるのか。

今のところは健康面での問題はなく、薬は何も飲んでいない。

これがあと何年続くことやら。

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気が付けば丸10年経っていた

2021年10月14日 04時37分24秒 | 舌癌手術後の経過

 

気が付けばステージ3の舌癌の手術をしてから10年が過ぎている。

去年の新型コロナ発生後は病院とご無沙汰しているが、今のところ体調に変化はない。

が、さすがに年齢的な衰えは出ているが・・・・。

癌の場合「5年経てば」とよく言うが、何年経とうが一抹の不安は常に付きまとう。

とはいうものの、年齢を考えれば癌以外で死ぬ可能性は年々高くなってくるので、癌以外の心配もしなくてはいけない。

が・・・・。

10年前に舌癌にはなったが、それ以外は病気らしい病気とは無縁である。

正直、インフルエンザはおろか、普通の風邪ですら10年以上ご無沙汰なのです。

たまには「風邪を引いたかな?」と思うことはあるが、一晩寝るとほとんど治ってしまう。

血圧も肝機能にも問題はなく、糖尿病とも縁がない。

なので、薬も全く飲んでいない。

10年前の舌癌の手術前の検査で腎臓に石があることが判明するも、その影響も全くない。

体力的にはかなり落ちてはいるが、それでもまだ「週に3回」のボウリングはできる。

毎回「6ゲーム」投げてくるが、ほぼ休みなしで、「6ゲームを1時間半以内」で投げ切れる。

が・・・・。

さすがにアベレージは下がっているが・・・・。

運動のつもりなので、投げられるうちは投げようと思うが・・・・。

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あれから丸9年に   その2

2020年10月13日 23時47分45秒 | 舌癌手術後の経過

8時間に及ぶ全身麻酔での手術自体は無事に終わったらしいのだが・・・・。

麻酔が切れた後も私は普通に返事をしていたというが、その記憶は全くないのです。

が・・・・。

体に付けられた何本ものチューブを嫌がり、かなり暴れたとも聞くが、それも全く記憶にないのです。

そして、私の意識が何とか戻ったのが2日後なのか3日後なのかも全く分からないのです。

何しろ、ベッドに横になっているだけで、手足を満足に動かすこともできず、日にちも時間もわからないのです。

が、意識が戻ってからが大変で、まるで悪夢のような数日を過ごさなくてはいけなかったのです。

ただ、意識は戻ったといっても、完全には戻っておらず、記憶は断片的です。

正直、昼間のことはあまり記憶にないのです。

が・・・・。

問題は、夜間です。

昼間は人の動きもあるにで、常に人の気配とそれに伴う音や声も聞こえます。

ところが・・・・。

夜9時の消灯後は夜勤の看護師さんだけになり、病室も消灯しているので人の動きはありません。

そう、静寂の世界になるのです。

これがこの時の私にとっては災いの種となり、私を精神的に苦しめることに。

 

一日中ベッドで横になったいるだけで、半分寝た状態です。

が・・・・。

消灯してしばらく経つとハッキリと目が覚めてしまうのです。

たまにナースコールがなって看護師さんの足音は聞こえるが、それ以外は時計の音だけ。

こうなるとやたらと時間の経つのが遅く感じます。

寝てしまえば一気に時間も経ってしまうのだが・・・・。

これが静かすぎてなかなか寝られないのです。

必死になって寝ようと頑張って何とか寝ることはできたが・・・・。

すぐに目が覚めてしまう。

時計を見ると・・・・。

数分しか経っていないのです。

これが延々と朝まで続く。

 

これも1週間ほどで何とか収まったが、この間に何度「死にたい」と思ったことか。

5階建ての病棟の屋上から飛び降りたいと思ったりもしたが・・・・。

ベッドで寝たきりの状態ではそれは無理。

 

が・・・・。

昼間はその様なことは起きないのです。

 

あれからもう9年も経ちました。

手術前は「62キロ」あった体重も、2か月で3回もの手術をしたおかげで、今は「51キロ前後」に。

手術前は食欲がありすぎて体重が植えることはあっても減ることはなかった。

今は食欲はあっても食べること自体が重労働に近い。

おかげて、体重を減らすのは簡単です。

っていうか、「現状維持がやっと」といった感じかも。

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あれから丸9年に   その1

2020年10月12日 23時24分54秒 | 舌癌手術後の経過

今日は2020年の10月12日です。

ちょうど9年前の2011年10月12日。

この日私は「ステージ3」の舌癌で8時間にも及ぶ大手術を受け、今頃の時間はもう病室のベッドにいたころだが・・・・。

正直、手術が終わった後の記憶は全くなく、意識が戻ったのは2日か3日後だったようです。

「だったようです」というのは、今もってそのころの記憶は定かではないのです。

体には何本ものチューブがつけられていて、呼吸はのどに開けられた穴でする。

体を動かしたくてもほとんど動かすことはできない。

別に拘束されているわけではないのだが・・・・。

思考回路もほとんど止まったまま。

 

そして・・・・。

この後に地獄のような恐ろしい時間が待っていたのです。

 

この件に関してはまた改めて書きます。

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今日は10月12日なので

2019年10月12日 17時06分19秒 | 舌癌手術後の経過
この前書いたのが2月24日なので、およそ8か月ぶりの更新です。

10月12日。

ちょうど8年前に、私はステージ3の舌癌で8時間のも及ぶ大手術を受けた日です。

それから今日で8年。

長かったような、短かったような。

何とも奇妙な気持ちで過ごした8年間。

とりあえずは再発も転移もないが、寄る年波には勝てず、最近はさすがに体力の低下を身にしみて感じます。

食事に関してはだいぶ改善はされたが、まだ普通の食事はできません。

言葉もかなり改善はされたが、まだ通じない部分も多いです。

が、今以上に良くなることはもう無理かも。



正直、初期のころにきちんとしたリハビリを受けていればもう少しよくなっていたかもしれないが、過疎化が始まっている田舎町ではリハビリなど受けたくても受けられない。


が、これも運命だとあきらめているが・・・・。



ここで少し話を横道に。

今台風19号が接近していて、わが町にも「大雨特別警報」が発令されている。


大雨特別警報。

「数十年に一度という大雨」が予想されたときに発令されるらしいが、数十年というと人間の一生に近い。

ということは・・・・。

まだ私が経験したことがないほどの大雨になる?。


雨は昨日の夜から断続的に降り続いていて、わが町でもすでに川の水があふれだしたところもあるらしい。

小規模だが、土砂崩れも起きたと防災無線で放送も。


緊急避難所も開設されたらしいが・・・・。



私の家は小高い場所の最上部付近なので、水の心配も、土砂崩れの心配もないが・・・・。

急ではないが坂は多い。

交通の便もあまりよくない。



そう「すべてよし」なんてないのです。


台風19号。

千葉県を避けてくれないものか。



あと数時間が勝負?。



今防災無線で、町内全域に「警戒レベル4の避難指示」が発令されたという放送が。


さて、どこに避難すればいいのか。



わが家は水の心配はないので、後は運に任せて自宅で待機です。

問題は強風です。

今のところは大した風も吹いていないが・・・・。
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運のよい人、悪い人    その2

2019年02月24日 03時30分40秒 | 舌癌手術後の経過
舌癌、


舌にできるので癌としては比較的早期に見つけやすいよう思いがちだが、意外とそうではないのです。


堀ちえみの場合だけでなく、私も最初に行った町医者の診断は「口内炎」でした。



が・・・・。




私はなんとなく納得がゆかず、「入れ歯が合っていないのが原因だろう」という診断でかかりつけの歯医者に。


歯医者でも「口内炎」と診断するところが多いらしいが、私のかかりつけの歯医者は違っていた。



歯の治療ではないが、念入りに触診をしてくれた。


その結果「ちょっと気になる部分があるので・・・・」ということで大学病院の紹介状を書いてもらった。


もしこの段階で口内炎だろう」という診断が出ていたら・・・・。



私も「ステージ4」になっていたかも。


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運のよい人、悪い人    その1

2019年02月23日 04時09分56秒 | 舌癌手術後の経過
堀ちえみが舌癌になったことが報道されたことが影響したのか、最近は私のブログに訪れる人が多くなっているが・・・・。


舌癌。


口腔癌の一種で、発生数はそれほど多くはないらしく、医師でもそれほど高い関心は持っていないらしい。

そのため、単に「口内炎」と診断されることも多いらしいが。


正直、私もはじめは町医者に「口内炎だね」と診断されたのです。

が、その時「入れ歯ががあっていないようなので、歯医者で診てもらったほうが問」と言われた。

そこですぐに行きつけの歯医者に。


ここで私に幸運?が訪れるのです。

この歯科医の先生。


不思議な因縁があって、私とはかなり親しい間柄で、腕も確かです。

で、町医者では私の口の中を見ただけで「口内炎だね」と診断をしたが、この歯科医の先生はしっかりと触診をし、「ちょっと気になる部分があるので、大学病院で診てもらったほうがいい」という。


正直、この時点で私は「ほぼ癌だな」と悟りました。

そして、2つの大学病院を候補に挙げられた。


1つは、県内でも有数の大きな総合大学病院。


もう一つは、歯科専門の小さな大学病院。


歯科医はこの小さな歯科専門の大学病院の出身です。

なので、私は迷うことなく後者を選んだのです。


結果的に言うと、この判断も間違いではなかったのです。



続く。
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あれから7年4か月が過ぎたが・・・・

2019年02月21日 04時40分19秒 | 舌癌手術後の経過
今年になって、水泳の池江里佳子が白血病だということで騒がしくなっているが、ここにきて今度は、歌手の堀ちえみが「口腔がん(私と同じ舌癌)」であるとのニュースが。

私は「ステージ3」だったが、堀ちえみは「ステージ4」だとか。


私の手術は8時間だったが、堀ちえみの場合は「12時間」だとか。

私に比べるとかなり状況は深刻なよう。



そのためであろうか、最近は閲覧数が増えている。


ところで・・・・。

多くの人が悩むことに、「がんになった人とどう接するのか」という問題がある。



私の場合は、一人暮らしで、近所にはそれほど親しい人はおらず、私のことを心配してくれる人はまったくいなかったが。

池江里佳子も堀ちえみも、有名人であるがゆえに難しい問題も出てくるだろう。


そう、最も苦しいのは本人である。

時にはそっとしておいてほしい時もあるだろうが、有名人であるがゆえにそれもままならない。


私とは全く逆である。



もしも、私が池江里佳子や堀ちえみと同じような状態に置かれたとしたら・・・・。




精神的におかしくなっていたかも。


私も実際にがんになった身の上なのでいうが、時にはそっとしておいてほしい時もある。

また、むやみやたらに心配をされるのも負担になってしまうことも。



正直、がん患者に接するほうも大変だと思うが、がん患者本人も大変なのです。



ステージ4。

私はステージ3だったが、一歩間違えれば同じ運命に。

少し前の内科医の診断は、口の中を見ただけで「口内炎だね」でした。


「入れ歯が原因かも」と言われ、その足で歯医者に。

歯医者は触診をしてくれて、「ちょっと気になる部分があるので紹介状を書く」と。


翌日紹介状をもって大学病院に。

大学病院では専門の教授が診てくれたが、一目見るなり、「あ!ステージ3だね」という。

疎に場ですぐに手術の話に。


私もすぐに「お願いします」と。

ここで運が悪ければ「ステージ4」になっていたかも。


運がよかったのかも。


今のところは再発も転移もないが・・・・。

先のことはわからない。


来週は経過観察で病院に。


「腫瘍マーカー」を調べるための血液検査もあるが・・・・。


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