有権者一人ひとりに、選挙で投票する権利が憲法で保障をされているが・・・・。
選挙区によって当選に必要な票数に差があり、それが問題になることが増えている。
が・・・・。
私に言わせれば、そのことを裁判で問題にするのは「大都市部に住む人間のエゴ」だと言いたい。
確かに、憲法では「平等」が保障されているが、それは「選挙権」だけではないはずである。
大都市部では様々なインフラが整備されていて、便利で豊な暮らしが出来るだろうが、地方都市ではそれが無い。
この格差はどうすればよいのであろうか。
日本社会では、何事も「多数決」で決められてしまう。
が、この「多数」とは一体なんなのであろうか。
人間の頭数であれば、地方は大都市に太刀打ちなど出来ない。
が・・・・。
この論理で世界を考えると・・・・。
日本は中国に屈服しなくてはいけない。
「それとこれとは違う」と言う人もいるだろうが、一体どこが違うのであろうか?。
それ以前に、一票の格差を問題にする人たちは・・・・。
何故そんところに住んでいるのであろうか?。
大都市に住む人の多くは、地方からの移住者である。
そんな移住者が多いから「一票の格差」が生まれるのである。
それでは、何故移住をするのであろうか?。
それは・・・・。
「地方都市は住みにくい」からでは?。
そのような考えが更に地方都市を住み難くする。
自らが原因で起きた問題の文句を言う。
何とも自分勝手な考え方である。