久しぶりに書くのだが・・・・。
かなり前の事ではあるが、議員を「人気稼業」「期限付きの契約社員」などと書いたことがあるが、「少数与党」になったことで、今の野党は必死にあって「人気取り」に励んでいるが・・・・。
その一方で、少数与党になった自民党は一向に人気取り政策を打ち出さない。
これは一体何故なのであろうか。
そもそも、議員には「任期」というものがあり、いわば「期限付きの契約社員」と似たようなもので、いかに次の選挙で当選して任期の延長を計るかに必死なのである。
が、それを決めるのは「有権者(国民)」なので、有権者が喜ぶ様な事ばかり並べ立てている。
が、これは少数与党となった自民党とて同じ事なのだが・・・・。
なのに、少数与党となった自民党はそれをし用途はしない。
それは何故なのであろうか。
正直、野党は文句を言っていればいいだけだが、与党となるとそうもゆかない。
正直、かつては自民党が人気取り政策を率先してやってきたが、そのころと今とでは状況が全く違うのだ。
かつては「高度経済成長」などで財源に余裕もあったが、今はその余裕は全くなく、人気取り政策などとても言い出せないのだ。
ちなみに、以前「国民一人あたり800万円の借金」と書いたことがあるが、今では「1000万円近く」にまで増えている。
これほどの借金を抱えてどうしろと言うのか。
「消費税を廃止せよ」などとバカげたことを言う議員もいるが、消費税を廃止したら・・・・。
「財政破綻」で日本は沈没するかも。
「105万円の壁」も同じで、「所得を増やす」「景気回復」という考え自体に無理があるのだが・・・・。