古来より、「馬を水辺に連れて行く事は出来るが、水を飲ませることは出来ない」と言うが・・・・。
そう、のどが渇いている馬であれば水を飲むだろうが、のどが渇いていなければ飲まないのである。
さて肝心な本題だが、景気回復が思わしくないため、日銀が更なる金融緩和策を発表したが・・・・。
そう、金融機関が日銀に預けている当座預金の一部に、従来は僅かながら利息を付けていたが、今度はその反対に、「利息を取る」と言うのである。
「預金をする」と言うと、従来は「利息がもらえる」であったものが、今度は「利息を取られる」と言うことに。
「それなら預けないほうが良い」と言うことになり、そのお金が貸付に回り、そのお金で消費拡大を目論んでいるのであろうが・・・・。
世の中それ程甘くは出来ていない。
「そうは問屋が卸さない」とも言うが・・・・。
アベノミクスも、とうとう窮地に追いやられたのだろう。
そう、「アベノミクス」の化けに皮が剝がれ、「アベノミス」になろうとしているのである。
今年は申年である。
「アベノミクス」のクが申(去る)と・・・・。
「アベノミス」になる。
そして・・・・。
「クが申(去る)」は「腐る」と変化をする。
ついでなので書いておくが、夏の選挙の前に3万円の臨時給付金がばら撒かれると言うが・・・・。
私が頂けるかどうかは微妙なところであるが、仮の話しとして、「頂いた」と仮定して考えてみた。
3万円頂いたとして、さてどうするか・・・・。
ありていに言えば、「何も買わない」である。
冒頭でも書いているように、「どうしても欲しい」と言うものでもない限り、何も買わないで「老後の貯え(貯金)」に回すのである。
そう、3万円の臨時給付金は、その多くが消費に回らないのである。