へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

不老長寿(不死)は夢の世界

2015年02月24日 23時19分33秒 | Weblog
古来より「不老長寿」や「不老不死」という世界が夢見られてきたが・・・・。

今まさに「不老長寿社会」を迎えようとしている。

私も後3ヶ月あまりで「73歳」になる。

そう、不老長寿や不老不死が夢見られた時代には「古来希」という年齢をとっくに通り過ぎているのだ。

が・・・・。

その現実は、想像していたことと大きくかけ離れてはいないだろうか?。

このようなことになった原因を「少子化」に押し付ける人もいるだろうが、これはとんでもない思い違いだろう。

更に、不老長寿にはもっと重大な隠れた問題もある。

それは「際限のない人口の増加」である。

なので、考え方を変えてみると、「少子化」は際限のない人口の増加を防げための「セーフティネット」であるのかもしれない。

「そんなことはない」と思う人がほとんどだろうが、際限なく人口が増加したとすると・・・・。

たちまち「食糧不足」が起きるだろう。

エネルギー問題も起きるだろうし、住む場所の問題も出てくる。

このように、色々な事を総合して考えれば、不老長寿は予想してきたほど良いことではないのである。

「想定外」という言葉は余り使われなくなっているが、実際は至る所にあるのだ。

団塊の世代が高齢化し始めているが、完全に高齢化すると、医療福祉の問題以外でも危機的状況に陥るだろう。

その時まで私は生きているのか?。

長生きはしたくないものだが、こればかりはどうにもしようがない。
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孤立死、孤独死、ひとり死

2015年02月24日 03時28分28秒 | Weblog
タイトルはあまり芳しくないが、これからの時代、避けては通れない問題である。

というより、私自身の問題でもある。

昔であれば「古来希」と言われる年齢も、2年8か月前に通り過ぎている。

そう、平均寿命までの年数も、両手で十分に間に合うところまで来てしまっているのだ。

更に、舌癌の手術をして3年4ヶ月。

先週はPET検査をしているが、その結果はまだ聞いていない。

明後日の木曜日に病院に行くので、その時にはわかる。

が、所詮は一人暮らしである。

万一家で何かあれば、その時はタイトルのような事になるだろう。

が、だからどうだというわけでもない。

一人で暮らしているからといって、国も自治体も特別な援助などしてはくれないが、これは仕方のないことだと思っている。

が、多くの高齢者はそうは思っていないだろう。

私だって、個人的にはそう思いたくはないが、日本の現状を考えれば、国や自治体に援助を求めること自体に無理があるだろう。

「少子高齢化社会」に加えて「1千兆円を超える累積債務」。

この状態でどう援助しろというのだ。

国民健康保険の財政事情も、年々悪化の一途をたどっている。

これらに追い討ちをかけようとしているのが、私らの年代の次の年代「団塊の世代」の存在である。

団塊の世代が次々と高齢化すると・・・・。

考えただけで恐ろしくなる。

早めに施設にでも入居する手もなくはないが、そのためにはお金が必要である、が、残念なことに、それだけの貯えがない。

新聞を購読しているので、万一の時は新糞配達の人が気がつくだろうが、すぐにとはゆくまい。

とにかく、孤立死、孤独死、ひとり死はますます増えるだろう。

時代の変化によるものなのだから、「誰が悪い」などと言うことはできない。

「企業努力」という言葉がよく使われるように、これからは「自助努力」が求められるのである。
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