木を見て森を見ず。
「目の前の事ばかり見て、全体を見ない」という意味だが・・・・。
ネット社会がまさにこれであろう。
パソコンでネットに繋ぐとすぐに様々なニュース?が画面に表示されるが、私はあまり見ません。
最近はスマホの普及もあって新聞を読まなくあった人が増えているが、私は読んでいなす。
何故新聞を読むのか。
それは、ある程度「森」が見えるからです。
パソコンで出てくることは「木」でしかなく、その木にしても、まるで「植物園で見る木」にしか思えないのです。
森。
人間が人工的に木を植えた「人工林」は森ではありません。
森は「自然林」であって、種々雑多な植物が生えていて、目の前の木だけでは全体を判断できません。
しかし・・・・。
最近はスマホの普及もあって、目の前の木しか見ない人が増えています。
それも、誰かが意図的に植えた木です。
それで森を見たつもりになる。
何とも困った時代になったものです。
追記です。
木を見て森を見ず。
これは目の前の事だけ見てそれが全てだと思うことを皮肉った言葉だが・・・・。
ネット社会ではもっとひどいことが起きている。
私もこうしてパソコンでネットと繋がって入るが、ニュース的な事はほとんど見ません。
パソコンを立ち上げてネットに繋ぐとニュース画面が出てくるが、そのニュースのほとんどは「断片的な事」しか書かれていない。
中には「閲覧数稼ぎ?」といいたくなるもので出てくもの
それだけではない。
森を見たくてもほとんど森は出てこない。
目の前の木にしても、「植物園の植栽木?」といいたくなるような木ばかり。
「フェイクグリーン(人工的に作られた緑)」もかなりある。
「絵に描いた餅」ならぬ、「絵に描いた木」どころか、「デフォルメされた木」「実在しない木」だって出てくる。
そして・・・・。
それに振り回される愚かな人も多い。
何とも困った問題なのだが・・・・。