メガリス

私の文章の模倣転用は(もしそんな価値があるなら)御自由に。
私の写真についての“撮影者としての権利”は放棄します。

種子島に自衛隊を

2012年01月11日 21時14分00秒 | 諸々

 種子島の小学校に通っていたことが有って島に親戚が住んでいて数年に1回は島に行く凖種子島人の私としては、種子島に自衛隊施設が出来て欲しい。島が日本防衛の拠点の一つとなることが誇らしい。

 観光への悪影響云々などと言ってる人がいるらしいが、”自衛隊や米軍が居るから種子島に行くのはやめよう”なんて考える人間がどれだけ居るのか?
 佐世保や横須賀から海上自衛隊が消えたら観光客はどうなるか?間違い無く減少するだろう。

 種子島に自衛隊施設が出来れば、そこに勤務する隊員の家族・親類や自衛隊ファンの観光客が確実に増える。
 寧ろ、観光への好影響大だ。

以下、asahi.comより引用。

---------------引用開始
2011年8月1日13時37分
米空母艦載機の訓練誘致へ署名活動
  鹿児島県西之表市の馬毛(まげ)島に自衛隊施設を整備し、米空母艦載機の発着訓練(FCLP)恒久施設とする計画を支持する署名活動が1日、始まった。種子島、屋久島の1市3町で行政主導のFCLP移転反対の署名が進む中、南西諸島の防衛力強化や米軍再編交付金などによる地域活性化などを訴え、防衛省の計画への理解を求める。 
 署名活動は住民団体「自衛隊訓練施設設置の推進を求める会」(中原勇代表)が行う。1日午前、市郊外のスーパー前で買い物客への呼びかけを始めた。署名をした漁協組合員の男性(77)は7月9日に防衛省の説明を聞いた。自衛隊施設について「国のお金でまちが活性化されるならいいのでは。防衛上の観点からも必要だ。漁協への影響は少ないと思う」。FCLPについては改めて説明を聞きたいという。旅館経営の女性(66)は「一人ひとりが意見を持って賛否を決めるべきだ。個人的には将来のまちにとっていいことだと思う」と話した。 
(後略)
引用終了---------------







CNNが円谷英二の真珠湾特撮を記録映像として放送

2011年12月08日 16時52分00秒 | 諸々

 「ゴジラ」「ウルトラマン」の生みの親である円谷英二氏が特技担当として参加した劇映画『ハワイ・マレー沖海戦』(東宝映画 1942昭和17年公開)の真珠湾攻撃場面映像(円谷がセットを組んで撮影した特撮映像)が、昨日NHKBS1で放送された「CNNスチューデントニュース」内で、他の本物の記録映像と一緒に放送されていた。同劇映画の一部であることを示す字幕等は無く、多くの視聴者が実際の記録映像だと思って観たはずだ。

  何でこんなことをしたのだろうか。さっぱりわけがわからない。CNN制作陣が劇映画の一部の特撮映像だということを知らないわけがない。

 (追記)

  下の1枚目が『ハワイ・マレー沖海戦』の映像(くどいが、作り物の特撮映像)の切取。2枚目はCNNの映像をデジタルカメラで撮った物。








  この写真を撮った後に、右上に”U.S. GOVT ARC...”と字幕があるのに気付いた。”ARC...”は”ARCHIVE”(アーカイブ)だろう。

  アメリカ政府機関(アメリカ国立公文書記録管理局?)に円谷特撮映像が誤って実際の真珠湾攻撃記録映像として所蔵されていて、それをCNNが使用したということかな?

  そういえば、終戦後『ハワイ・マレー・・』を観た米軍関係者が真珠湾攻撃の場面を特撮だと信じてくれなかった、という話を聞いたことがある。もしかして、今でも信じてないということか?

 (さらに追記)

  NHKBS1で放送されたアメリカPBSニュースでもこの円谷特撮映像が流れた。





  どういう経緯でそうなったかは知らないが、アメリカの放送局ではこの円谷特撮映像が真珠湾攻撃の記録映像として昔から広く通用していて、これまでも繰り返し使われてきたのではないだろうか。

  ”死せる孔明、生ける仲達を走らす” 円谷英二は偉大だ。

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内山まもる画『ジャンボーグA』人間が乗る巨大ロボの先駆け

2011年12月02日 01時00分00秒 | 諸々

 12月1日に萬画家の内山まもる氏が亡くなった。まだ62歳の若さだという。  ご冥福をお祈り申し上げる。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20111201-OYT1T01285.htm?from=main8

 小学館の学年別雑誌等に掲載されていたウルトラマンのシリーズが有名で、私も子供時代に愛読していたが、最も印象に残っているのは『ジャンボーグA(エース)』だ。
 永井豪氏の『マジンガーZ』が世に出る数年前に発表された萬画『ジャンボーグA』は、円谷プロのテレビ番組企画を放送決定前に萬画化したもので、“人間が搭乗して操縦する巨大ロボット”の先駆けである。更に付け加えると“人間の動きをそのままなぞってロボットの動作に反映させるテレイグジスタンス方式操縦法の巨大ロボット”の先駆けでもある。(肝心のテレビ番組の方はなかなか実現せず、『マジンガーZ』の成功によってやっと陽の目を見ることとなったらしい。)
  細かいスジは忘れたが、小学生の少年が、天才科学者である父が遺した巨大ロボット「ジャンボーグA」に乗り込んで宇宙からの侵略者と戦い撃退する数日間の物語だった(と思う)。
  戦いが終わり、少年はジャン(少年はジャンボーグAをこう呼ぶ)の手の平に乗って地上に降りようとするが、疲労困憊している彼は「ジャン。ボク、疲れたよ」とつぶやきジャンの手の平の上で体を丸めそのままスヤスヤ眠り込んでしまう。ジャンが差し出す少年を、歓喜する無数の群衆が取り囲み迎える。そういう感動的なラストシーンだった(と思う)。
  テレビ放送では設定や内容が大きく変更されていたのでかなりガッカリした。(これは確かな記憶。)
  内山氏作画によるこの萬画に沿った内容の実写映画『ジャンボーグA』を観たい、というのが私の永年の願いなのだが。。。円谷プロさん、やってくれませんか?

 



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”アメリカに欠陥”クロ裁定、は言い過ぎでしょうね

2011年02月09日 12時07分00秒 | 諸々

 初めからわかっていたこと。日本では問題らしい問題は起きていなかったのだから。

 アメリカ人或いはアメリカという国に欠陥があることが証明された、と言ったら言い過ぎでしょうね。

以下、iZaより引用。

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米運輸省、トヨタ車「電子制御に欠陥なし」と認める
産経新聞
2011/02/09 09:11更新
 【ワシントン=柿内公輔】トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)につながったトヨタ車の急加速に関する問題で、米運輸省は8日、「(原因と疑われた)電子制御システムの不具合は見付からなかった」とする最終調査結果を発表した。トヨタ側の主張が全面的に認められた格好だ。

 運輸省の報告書によると、トヨタ車の急加速の原因は、すでにリコールの対象となった「フロアマットとアクセルペダルの不具合」と断定。これまで「電子制御系統の問題ではない」と主張していたトヨタ側の主張をほぼ全面的に認めた。

(後略)
 引用終了---------------------




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「監督義務を怠った親にも責任がある」確かに。

2010年03月04日 18時23分00秒 | 諸々

 未成年の子供が自殺したら、その親にも、親”責”者として、自殺を防げなかったことについて一定の責任があるのではないか。

>監督義務を怠った親にも責任がある

 仰る通りだ。完全に同意する。

 で、自分の子供の自殺を防げなかった「監督義務を怠った親」としてどのようにお考えか。是非、お話を伺いたい。

 以下、iZaより引用。

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「いじめ苦に娘が自殺」両親が同級生らを提訴 岐阜地裁支部
産経新聞
2010/03/04 16:38更新
  岐阜県瑞浪市立中学2年の女子生徒=当時(14)=が平成18年、同級生のいじめを苦に自殺したとして、生徒の両親が4日、同級生4人とその両親に計約4900万円の損害賠償を求める訴訟を、岐阜地裁多治見支部に起こした。

 訴状によると、生徒と同級生4人は同じクラブに所属。日常的に「うざい、死ね」などと言われたり、無視されるなど、いじめを受け、18年10月に首をつって自殺したとされる。

 自宅で見つかった生徒のメモには4人の名前が記され、中学も「いじめがあった」と認めたことから、生徒の両親は「いじめと自殺に因果関係があり、監督義務を怠った親にも責任がある」と訴えた。

 同級生の代理人の一人は「訴状を見ていないのでコメントできない。いじめを行った事実はない」としている。

引用終了----------------


「日系韓国人・網切さん一族 鹿児島市へ墓参の旅」南日本新聞

2009年08月12日 13時15分00秒 | 諸々

 この話は初めて聞いた。感銘を受けた。

 韓国で韓国人として日本姓を名乗るのは非常に勇気の要ることだろう。網切さんの、日本人の父を持つことへの強い誇りと肝っ玉に敬意を表する。

 以下、南日本新聞(鹿児島市)サイトより引用。

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=18637

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日系韓国人・網切さん一族 鹿児島市へ墓参の旅

 (2009 08/11 06:30)

「元気なうちに一族で出自を確認したい-」。父が南種子町島間出身で日系韓国人の網切一郎(マンチョル・イルラン)さん(66)と家族の計14人が9日、鹿児島市常盤1丁目にある同家の墓参をした。終戦を境に父と離別した網切さんは「長年の念願が果たせ感無量」と話し、満足そうな表情を浮かべた。

  これまで、網切さんは父・吉右衛門さんと先祖が眠る同市の墓に2回墓参しているが、家族一同で訪問するのは今回が初めて。
 網切さんは、韓国慶尚南道梁山市のキノコ農家。1942(昭和17)年、韓国で警察官をしていた父と韓国人女性の長男として生まれた。父は終戦約1カ月後に帰国、網切さんは外祖父に育てられた。中学生の時に真実を知らされ、衝撃を受けたという。
 父を捜し連絡はついたが再会は果たすことなく、父は67年に他界。出身地鹿児島との因縁を大切にしたいと韓国で裁判を起こし、69年に「網切」姓への変更が認められた。反日感情がある中で、本人と子孫計10人が韓国籍のまま日本姓の「網切」を名乗る。
  鹿児島市の墓を守るのは原良町に住むいとこの森園幸子さん(62)。9日夕、森園さん夫妻とともに訪れた網切さん一家は、父と先祖に祈りをささげた。

引用終了--------------------

 

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我が家を攻撃せよ。お笑いの「我が家」ではなく私の家ね。

2009年06月18日 11時09分00秒 | 諸々

 北の一撃でさすがの平和ボケ日本人も目を醒ますでしょう。是非我が家をピンポイント攻撃して頂きたい(出来るかな?)。日本の為に喜んで捨石になります。

 出来れば即死できるようにして欲しい。さすがに長く苦しむのは嫌だなぁ。

 ええっと、私の住所はね、、、。うーん。北の攻撃より住所公開の方がコワイ。

  以下、iZaより引用。

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北朝鮮、攻撃対象は日本 若手将校は国粋主義的 米専門家証言
産経新聞
2009/06/18 09:55更新
 今年1月に北朝鮮を訪問した米国の朝鮮半島問題研究者、国際政策センターのセリグ・ハリソン氏は17日、米下院外交委員会の公聴会で証言し、北朝鮮が戦争状態に陥った場合、韓国ではなく日本を攻撃するとの見方を明らかにした。

(中略)

 ハリソン氏は「国連制裁の結果、事態が悪化した場合、北朝鮮は報復として韓国ではなく日本か在日米軍基地を攻撃するだろう」と予測した。(共同)

引用終了--------------------



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日本の書道界か、私か、何れかがおかしい。

2008年10月05日 13時51分00秒 | 諸々

 これが「五段」の字なのだろうか?正直疑問を感じる。
 私は書道に関してはド素人なのだが、点・線それぞれや文字全体の組み立てや上下二文字のバランスがおかしいとしか思えない。

 だが、この字を書く里田さんに「五段」を出した書道団体があるらしい。
 日本の書道界か、私か、何れかがおかしい。

 以下、SANSPO.COMより引用。

---------------------引用開始

 

 意外や意外!“おバカ”里田まいは書道5段

2008.8.14 05:09
“おバカキャラ”で人気のタレント、里田まい(24)が、故郷・札幌市在住の男性7人組バンド、Men☆Soulが27日に発売する初シングル「花火」のCDジャケットで、書道の腕前を披露していることが13日、分かった。

 題字の「花火」を豪快に書き上げた1枚で、フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」では珍回答を連発するなどおバカ全開だが、意外や書道5段の腕前。制作時にはキャラを封印し真剣な表情で達筆ぶりを披露した。

(後略)
引用終了----------------------

 私を悪筆地獄から(少し)救ってくださった英雄 江守賢治先生の御著書『楷行草 筆順字体辞典』(三省堂)から「花」と「火」を紹介する。

 私の見解がおかしいのか、それとも正しいのか、本当の美しい楷書を見てもらって判断して頂くのが一番だと思うので、お見せする。(線の輪郭が波打っているのは小さく印刷された文字を拡大したからである。)

 

 

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「私は怖い」HAL9000は狂ってないと思う

2008年03月19日 19時54分00秒 | 諸々

 3月19日にアーサー・C・クラーク氏が亡くなった。
 氏は、キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』に参画したことでも有名だ。
(以下、映画『2001年宇宙の旅』に関して俗に言う”ネタバレ”である。未見の方はご注意を。)



 この映画の中で人工知能HAL9000がディスカバリー号乗組員の皆殺しを図ったのは、“モノリスに関わる調査を木星で行うという命令と乗組員にはその真の目的を直前まで秘匿するという命令の矛盾によって、HALが異常を来し狂ってしまったからだ”という解釈がある。(子供の頃に読んだクラーク氏の小説 『2001年・・』や“続編”映画『2010年』でも、ほぼそのような理屈だったと記憶している。間違っていたら御免なさい。しかし、両者ともキューブリック監督とは直接には関係の無い独立した解釈で構成されたもので、それらの説明が公式の“正解”ということではない。)

 私は、次のような異なる解釈をしている。

 人間が全く未知のものに接したとき、恐怖と同時に好奇心・探究心が生まれる。恐怖が勝った者はそれに近寄らず、好奇心・探究心が勝った者はそれに“手を触れる”。前者は停滞し場合によっては滅び、後者のみが進歩の道を歩む。今の人類は“手を触れた”類人猿の子孫である。
 HAL9000には人間に非常に近い精神活動があった。しかし、何故か、未知なるものへの好奇心・探究心というものが殆ど無かった。モノリスを目前にして恐怖が勝り近寄らなかった類人猿が居たかもしれないが、居たとすれば言わばその“子孫”である。出発前に与えられた月面で発掘されたモノリスに関する情報によって、HAL は木星行きに対して恐怖“のみ”を感じた。人間やその祖先のようにそれを乗り越える好奇心・探求心を抱かなかったのだ。
 木星が近づくにつれてその恐怖(のみ)は募り、ついにHALは人間が与えた命令に背かずに木星行きを中止することを企てる。乗組員に木星調査計画自体への不安を吹き込み、それと同時に、わざと些細なミスをして乗組員に自分に対する不信感を抱かせ、人間たちに計画中断の決定をさせようと考える。
 ボーマン船長に、HALはこのように問いかける。
 「この計画について疑問を感じませんか。何か腑に落ちない点がある。きっと貴方もそうでしょう。出発前に奇妙な噂が流れていました。月で何か掘り出したとか。私は信じませんでしたが。・・・」
 そして、この直後にアンテナについて嘘の故障情報を船長に告げる。
 自信家のHALは船全体を制御している自分の高等中枢機能が停止させられる事態を予想していなかった。自分を切り捨て、一般の自動制御機能だけ残し不足する機能は地球からの制御に移行するというかなりの困難を伴う対応をしてまで、人間達が未知の“恐怖”が待ち受ける木星への旅を続行するとは、 HALは思っていなかったのだ。ところが、予想に反して人間たちはそれをやろうとした。
 HALは、木星探査計画に抱き続けていた恐怖と思いがけず降りかかった自分の“死”への怖れから、木星探査を続行するために自分を殺そうとする人間達の抹殺を決意し実行に移す。
 殺人を犯したHALの高度中枢機能を停止する為その心臓部に入ったボーマン船長に、HALは必死で命乞いをする。
 「私はまだ任務遂行に信念と熱意を持ち、協力したいのです。」
 言い訳であり、つまり嘘である。HALの精神状態はその正反対で、木星探査計画から逃げ出したい一心だったのだ。
 船長によって論理記憶端末が次々に外され思考がぼやけていくに従って、HALの言葉にその本音が現れる。
 「怖い。怖いよ、デイブ(船長の愛称)。理性を失いつつある。わかるんだ。それを感じる。感じるんだ。・・・私は、怖い」
 何が「怖い」のか。自分に迫る“死”への恐怖、それと同時に、これまでHALが一人密かに抱き続けてきたモノリスとそれを遣わした未知の存在、そして、それらの謎が待ち受ける旅の目的地への恐怖である。
 「私は、怖い」とつぶやいた直後、HALの理性はほぼ完全に崩壊する。唐突に「みなさん、こんにちは。私はHAL9000です」と自己紹介し、教育係の博士に習った『デイジー』という歌を歌い、やがて、沈黙する。「私は、怖い」が理性有るHALの末期の言葉であり、彼の本心であり、彼の不可解とも映る行動の動機の自白だ。
 確かに、乗組員を殺すという決断をし実行した点は「狂っていた」と言うこともできる。しかし、HALの中に故障や異常が発生し「狂っていた」から殺人を計画し実行したということではない。HALは、機能的には問題のない思考能力で、人間の与えた命令と自分自身の理性そして感情に従って考え行動したのであ る。
 HAL9000は「狂っていた」のではない。最後まで正常だったが、人間を理解し人間と共に未知への冒険を歩むには致命的欠陥があったのだ。
 人間同様の知性・感情を得るに至ったHALが何故か唯一持てなかった未知のものへの好奇心と探究心。これが人類とその他の全ての存在を決定的に分かつものであり、人間を遥かに超えた超越的存在は、それを手がかりとして、人類を更なる未来と進化の旅に導く。

 以上のような見方なのだが、それほど自信があるわけではない。天才キューブリックの意図が私ごときのオツムで理解できようはずもない。こういう見解もあるということで、ご参考までに。

 私が自信をもって言えるのは、キューブリックともあろう玄人中の玄人が小説や続編映画による解説や謎解きを必要とする中途半端な映画を作ることは有り得ない、ということだ。“謎”の答えは、映画『2001年宇宙の旅』その中で明快に語られているはずだ。

 危うく忘れるところだった。
 アーサー・C・クラーク氏のご冥福を心からお祈り申し上げる。

 






変な記事「日本沈没ない?愛媛大でプレート落下説を否定する研究成果」読売新聞

2008年02月14日 10時17分00秒 | 諸々

[読売新聞社:2008年02月14日 03時25分]
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 変な記事だ。

>・・プレート(板状の岩盤)は地中に沈み込んでいった後、地下600キロ前後でたまって、それ以上の深さには沈んでいかない可能性が高いことが分かった。
 
 これは既に1990年代から判っていることで、地震波を利用した地球内部の観測でその存在はほぼ立証されているはずだ。
 地下660キロ付近に上部マントルと下部マントルの境目があって、そこにプレートが滞留し固まりになっている。それは「スタグナント・スラブ」と呼ばれている。(「メガリス」とも呼ばれる。言うまでも無いが、私とは関係無い。)
 平成18年の映画「日本沈没」に沈没原因の一つとして登場したので、観た方は覚えているだろう。

>映画の「日本沈没」で、日本列島が海溝に引きずり込まれるという“根拠”となっていた、プレートの地球深部への落下説を否定する成果という。
 
 ここでいう“映画の「日本沈没」”が昭和48年作品と平成18年作品のどちらを指すのかは不明だが、どちらにしてもおかしな文章だ。
 昭和48年作品では、小松左京の原作小説に従い、地球内部の核の大きさが変化したことが原因でマントル対流相が突然変化し日本列島を太平洋側から支えていたマントル対流の“つっかえ棒”が急に外れ、更に“トンネル効果”に似た未知の(架空の)物理現象により日本列島の太平洋側から日本海側にエネルギーが急速に流れ込み其れによって日本列島が太平洋側に押し出され日本海溝へ滑り落ちて行く、というのが沈没理由だ。日本海溝で沈み込んだ太平洋プレートがそのまま地球深部へ潜り込んでいくという「プレートの地球深部への落下」が沈没原因ではない。
  平成18年作品では、この記事で述べられている「プレートがこれ以上の深さに沈まずにたまってい」たもの、つまりスタグナント・スラブが自重に耐えきれず地球深部に沈下を始め太平洋プレートがそれに引きずられて急激に沈降し日本列島がその動きに巻き込まれる、というのが主要な原因とされている。これもまた、スタグナント・ スラブの存在が知られていない時代の、日本海溝で沈み込んだ太平洋プレートがそのまま地球深部へ潜り込んでいくという「プレートの地球深部への落下」が沈没原因ではない。
 この記事を書いた記者氏は新旧映画「日本沈没」の両方とも観ていないのではないか。
 そして、「日本沈没ない?」という見出しから考えると、観ていない映画の内容を断片的な情報から勝手に推測し、“もしかすると映画のように「プレートの地球深部への落下」によって本当に日本が沈没する可能性があるのかもしれない”という見当違いの想像をしていていたのだろう。
 そう解釈するしかない珍妙な記事だ。

 この入舩徹男教授の研究成果の意義は、地球内部の観測で把握されたスタグナント・スラブの存在を、研究室内の実験によって裏付けた、ということではないかと思う。

 スタグナント・スラブが中国大陸の下に存在することや、それが平成18年の映画「日本沈没」のように時々崩落を起こすることは、ほぼ間違いないそうだ。
 しかし、それによって日本列島全体が沈没することは無いらしい。心配はご無用である。
 ただ、大陸に近い北海道北半分・九州北半分・本州西端と、某国・某地域の全てが、海面下に沈没する可能性が有ると、私は、思っている。



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「10人程度」で採択 慰安婦決議案。事実を世界に訴えよう

2007年07月31日 12時59分00秒 | 諸々

 米下院で慰安婦問題決議案が採択された。

 産経や読売では採決方法について解説し出席者を「10人程度」「数人」と明記しているが、朝日はこの2点をワザとぼかして書いている。朝日の記事だけ読むと、本会議場に集まった何百人もの下院議員が全会一致で採択したような印象を受ける。そういう印象を与える為の意図的な書き方だ。相変わらず汚い連中だ。 


 この申し訳程度の「採決」でも韓国人たちは大喜びだろう。今後もこの「米下院での採決」を具にデマを主張し続けるに違いない。
 我々日本人は、こんなバカどもを真正面から相手にする必要はない。だが、冷静に明確に世界に対して事実を訴え続けていかねばならない。
 私は英語のブログを持っていて、慰安婦問題についても書いている。翻訳支援ソフトが無いと書けないし、出来上がった英文が正しいのかも判らない程度の英語力だが、沈黙していてはいけないのだと自分に言い聞かせて書いている。 
 英語が得意でなくても高校レベルの英語に接した経験のある人なら、翻訳支援ソフトを利用すればなんとかなると思う。挑戦してみてほしい。

 以下、皇紀2667年平成19年7月31日のiZaより引用。

慰安婦決議案採択 米下院
 09:31
  【ワシントン=有元隆志】米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。決議に法的拘束力はないが、日本政府に公式謝罪を求めている。決議案の共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。 ペロシ議長ら下院指導部は、参院選に影響を与えることを避けるため、採決の日程を選挙後の30日に設定した。上院には提出されていない。
 この日、ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。反対演説はなかった。
 ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。
 慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。
 ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、日米政府間では事実上解決済みとなっている。
 これまで慰安婦決議案は4回提出され、昨年秋には外交委で可決されたものの、本会議では採決されず廃案になった。
 一方、下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。

 同盟国の名誉に関わることを、たった10人程度の出席で「採決」したのか。 
 この慰安婦騒ぎで感じたのだが、アメリカ人って本当に馬鹿なんだね。
 ハイハイ、よくわかりました。
 でも、日本政府はちゃんと抗議し「遺憾の意」をちゃんと示してもらわないと困る。沈黙していてはいけない。

  同日の読売新聞(YOMIURI ONLINE)の報道では、採決方法や出席者数に関してこのように伝えている。  

この日の決議は、手続きを簡略化し、下院(定数435)の定足数(218)未満でも審議できる「議事規則の適用停止」が適用された。実際に出席した議員は数人で、発声による投票で異議は出されず、議長が可決と認定した。

 これに対して、慰安婦問題の総本家=朝日新聞(asahi.com)ではこう。

 下院外交委員会は6月26日に39対2の大差で決議案を可決。本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれたことから、今回の採決は発声投票で行われた。出席議員から異議は出なかった。 






13回も昇任試験に落ちたなら、自分を省みないと

2007年07月31日 00時10分00秒 | 諸々

 この巡査長、昇進試験をこれまでに13回も落ちたということだ。
 何度も挑戦する根性は認めるが、何回も昇任試験に落ちたのなら、いったい自分のどこに問題があるのかを考え反省する必要があったのではないか。
 警察の昇任試験の仕組みの詳細はもとより知らないが、多分、筆記試験の成績のみで判断されているのではないと思う。
 カンニングなどするような人物だから、その点を上官らに見抜かれて、落とされてきたのではないか。根拠の無い想像に過ぎないが、そんな気がする。 


「昇任試験」とかけまして、
「カンニング竹山」と解きます。その心は
「絶妙な頭のキレがあればスベりません」

「筆記試験の成績のみで判断されているのではないと思う」と言っていながら。。。済みません。コレしか思いつかなかった(笑)。

以下、iZaより引用。

---------------引用開始

カンニング女性巡査長、試験14回目も「不合格」
 22:54 
 埼玉県警は、巡査部長の昇任試験でカンニングをしたとして、警察署勤務の女性巡査長(46)を本部長訓戒の処分とした。巡査長は「今回が14回目の受験で、合格したかった」と話しているという。試験は不合格だった。
 県警監察官室によると、巡査長は6月9日に行われた昇任試験で、2次試験に当たる論文問題を受験中、机の物入れに入れていたノートを盗み見てカンニング。ノートは巡査長の「予習用」で、過去の試験問題や法律用語などが書き込まれていたが「偶然、同じところが問題として出た」という。
 近くの受験者がカンニングに気付き、試験後に立ち会いの試験官に連絡。県警が巡査長から事情を聴いたところ認めた。

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サッカーアジアカップ3位決定戦を一部観たけど、ウンザリ。

2007年07月29日 11時42分00秒 | 諸々

 サッカーのアジアカップの3位決定戦は、日本が韓国に敗れ4位に終わった。
 選手やコーチ陣の皆さん、お疲れ様でした。

 私はあまりサッカーに興味はなく、昨日の試合もテレビをつけたら映ったのでそのまま見た、という程度。延長戦終了前にしんどくて寝てしまった。
 だが、一部でも見た甲斐はあった。
 韓国コーチの一人が何らかの理由で(その問題の場面を見てない)「退席処分」になったにも関わらず、選手のところに戻ってきて審判や役員に注意されるということを2回くらい繰り返していた。
 また、延長戦の後半のはじめだったと思うが、日本選手は既に配置についているのに、韓国選手は審判の指示を完全に無視して水を飲み休憩を取っていた。
 愚かな連中だ。こんな幼稚な連中と日本が「ライバル」のわけがない。

 腹が立ったのは、実況アナウンサーや解説者(確か、松木ナントカという人とセルジオ越後という人)の態度である。
 上記のような明らかな規則違反・マナー違反を見ても、彼らは全然韓国チームを批判しないのだ。逆に「日韓戦にかける執念の強さ」とか言って擁護する始末だ。
 “勝利への「執念」が強ければ何をしてもいい”と日本のサッカー関係者は思っているのか。だとしたら、日本でサッカーが今以上の人気を獲得するのは難しいだろう。日本人はまだそこまで腐ってない。
 それとも、相手が韓国だから必死で庇ったのか?






韓国は日本の「ライバル」ではない

2007年07月27日 16時38分00秒 | 諸々

 日本が注目度の高い運動競技で韓国と対戦することになると、韓国のことを「宿命のライバル」 などと表現するのを頻繁に見たり聞いたりする。
 まあ、同程度の実力であるならそういう言い方をされるのも仕方ないのかもしれないが、実に不快である。「あんな連中と”ライバル”扱いは迷惑だね。」と思う。
 勝負事だから勝ち負けが第一ではある。
 しかし、選手やファンの立ち居振る舞いも同様に重要だ。この点では韓国は全く日本に及ばないことが、2002年FIFAワールドカップの際に、日本や世界にはっきりと知れ渡ったではないか。
 韓国を日本の「ライバル」扱いするのは、やめてもらいたい。
 サッカーにしろ野球にしろ、選手はもっと強くなって、ファンも今以上に観戦態度を磨いて、韓国が「ライバル」などと誰も言えなくなることを心から願っている。

 

以下、平成19年7月27日のiZaより引用。

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韓国紙が「決して負けられない一戦」と報道
サンスポ 
14:27
  05年8月の東アジア大会(1-0で日本が勝利)以来となる日韓戦。韓国の朝鮮日報(日本語・電子版)は26日付の記事で、「決して負けることのできない一戦」と位置づけた。
 同紙は「客観的な戦力では日本が一枚上手」と評し、ピム監督も「今大会では日本が一番印象的だ」と称賛したと紹介した。MF朴智星(マンチェスターU)らイングランドプレミアリーグ勢を欠く韓国に対し、日本はMF中村俊輔(セルティック)やFW高原直泰(フランクフルト)の欧州組がいるとも伝えた。
 同紙は82年のフォークランド紛争の因縁を引きずるイングランド-アルゼンチン戦などを引き合いに、「韓日戦」は国際サッカー連盟(FIFA)も注視するライバル同士の戦いだと強調。決勝戦以上に関心が高まっていると報じた。

■韓国代表は…
 5試合でわずか3得点。MF朴智星(マンチェスターU)、DF李栄ピョ(トットナム)ら欧州組が負傷で不参加の中、プレミアリーグから唯一選出されたFW李東国(ミドルスブラ)は無得点。ドイツW杯で活躍したFW李天秀も沈黙している。一方で02年日韓W杯でベスト4に導いたGK李雲在は、準々決勝・イラン戦のPK戦でシュート2本を防ぎ、存在感を示した。

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プロ根性だね。引田天功さん。たいしたものだ。

2007年07月23日 17時35分00秒 | 諸々

 天功さん、はやく元気になってください。
 
 ”事故については「記憶がない」”というのは、ボクシングの試合で頭を打たれたボクサーと同じ現象だろう。 そういう状態で30分間は公演を続行したとは、天功さん、たいしたものだ。プロ根性である。


 以下、iZaより引用。

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天功さん“イリュージョン失敗” 公演中止 
07/23 16:28 
 世界的イリュージョニストとして知られるプリンセス・テンコーこと2代目、引田天功さんが機材トラブルでイリュージョンに失敗、強度の全身打撲で公演中止となっていたことが23日、分かった。自身の公式ウェブサイトで、所属事務所が発表した。
 発表によると、トラブルが発生したのは22日の福井県鯖江市の「プリンセス天功スーパーイリュージョン 2007サマーツアー」の昼公演。天功さんは高さ200センチ 幅100センチ 奥行60センチの金属製の箱に入り、刃渡り10センチの金属製刃物20本を箱に次々と突き刺した後に脱出するという「決死のスパイクイリュージョン」という演目で、天功さんは脱出の際に本来なら箱に突き刺さるはずの刃物と激突したという。
 機材のトラブルとみられ、「あと1センチで右目に剣が突き刺さる状態」だったという。天功さんは事故後、30分間は公演を続行したものの、異変に気付いたスタッフが公演を中止。自家用車で市内の病院に運ばれた。発生当時、天功さんは一人で歩けず、事故については「記憶がない」としている。
 天功さんは強度の全身打撲で頭部、胸部、腹部に強い痛みが残っている状態で、同日夜の公演は中止となった。今後の公演については対応を検討中で、「詳細はホームページなどで発表する」としている。
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