米下院で慰安婦問題決議案が採択された。
産経や読売では採決方法について解説し出席者を「10人程度」「数人」と明記しているが、朝日はこの2点をワザとぼかして書いている。朝日の記事だけ読むと、本会議場に集まった何百人もの下院議員が全会一致で採択したような印象を受ける。そういう印象を与える為の意図的な書き方だ。相変わらず汚い連中だ。
この申し訳程度の「採決」でも韓国人たちは大喜びだろう。今後もこの「米下院での採決」を具にデマを主張し続けるに違いない。
我々日本人は、こんなバカどもを真正面から相手にする必要はない。だが、冷静に明確に世界に対して事実を訴え続けていかねばならない。
私は英語のブログを持っていて、慰安婦問題についても書いている。翻訳支援ソフトが無いと書けないし、出来上がった英文が正しいのかも判らない程度の英語力だが、沈黙していてはいけないのだと自分に言い聞かせて書いている。
英語が得意でなくても高校レベルの英語に接した経験のある人なら、翻訳支援ソフトを利用すればなんとかなると思う。挑戦してみてほしい。
以下、皇紀2667年平成19年7月31日のiZaより引用。
慰安婦決議案採択 米下院
09:31
【ワシントン=有元隆志】米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。決議に法的拘束力はないが、日本政府に公式謝罪を求めている。決議案の共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。 ペロシ議長ら下院指導部は、参院選に影響を与えることを避けるため、採決の日程を選挙後の30日に設定した。上院には提出されていない。
この日、ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。反対演説はなかった。
ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。
慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。
ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、日米政府間では事実上解決済みとなっている。
これまで慰安婦決議案は4回提出され、昨年秋には外交委で可決されたものの、本会議では採決されず廃案になった。
一方、下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。
同盟国の名誉に関わることを、たった10人程度の出席で「採決」したのか。
この慰安婦騒ぎで感じたのだが、アメリカ人って本当に馬鹿なんだね。
ハイハイ、よくわかりました。
でも、日本政府はちゃんと抗議し「遺憾の意」をちゃんと示してもらわないと困る。沈黙していてはいけない。
同日の読売新聞(YOMIURI ONLINE)の報道では、採決方法や出席者数に関してこのように伝えている。
この日の決議は、手続きを簡略化し、下院(定数435)の定足数(218)未満でも審議できる「議事規則の適用停止」が適用された。実際に出席した議員は数人で、発声による投票で異議は出されず、議長が可決と認定した。
これに対して、慰安婦問題の総本家=朝日新聞(asahi.com)ではこう。
下院外交委員会は6月26日に39対2の大差で決議案を可決。本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれたことから、今回の採決は発声投票で行われた。出席議員から異議は出なかった。