中共が台湾を併合したら台湾人はダライ・ラマ14世と同じ立場になる。台湾でのダライ・ラマの歓迎振りの背景にはそういう台湾人の危機感があるのだろう。
全く同じ危機感を抱かねばならないはずの日本人は「(中共への)国家主権の移譲や主権の共有へ」を公言する政党を政権党に選んでしまった。
世界の心ある人々は万が一の場合は「フリー・タイワン!」と叫んでくれるだろうが、自ら中共に取り込まれていった日本の為に「フリー・ジャパン!」と言ってくれることはあるまい。私も恥ずかしくてお願いはできません。
以下、iZaより引用。
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ダライ・ラマ14世に熱狂的な人気 台湾・高雄
産経新聞
2009/09/01 15:35更新
台湾南部の高雄市を訪問しているチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世は1日、同市のスタジアムで法話会を行い、1万人以上の市民が参加した。
ダライ・ラマはまず、少なくとも571人に及んだ台風8号の犠牲者の霊を弔う宗教儀式を行った。
ある参加者はフランス通信(AFP)に対して、「非常に感動した。台風の犠牲者の冥福を祈るために台湾を訪問してくれて、大変にありがたい」と語った。
別の参加者は「妻のがんの手術が成功するように、法話会に参加した」と述べていた。
ダライ・ラマは30日夜、高雄に到着し、31日には土砂崩れで多くの犠牲者が出た村を訪れ、台風被害が生々しく残る山の中で、犠牲者の冥福を祈った。
中国政府はダライ・ラマを「チベット独立・分離主義者」などと批判し、台湾訪問に強く反発しているが、台風の対応の遅れで犠牲者を増やしたとの批判を受けている馬英九政権は、台湾内の世論に配慮し、ダライ・ラマへのビザ発給を認めざるを得なかった。
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