メガリス

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いまさら『龍馬伝』第42回「いろは丸事件」

2013年05月14日 01時23分00秒 | NHK大河ドラマ『龍馬伝』

 テレビ放送を観るのを途中で放棄し其の後DVDによる鑑賞を再開したものの又しても挫折しそうな大河ドラマ『龍馬伝』。

 第42回「いろは丸事件」。

 「海援隊」の本来の名称は「土佐海援隊」。その名の通り“土佐を海から援(たす)ける”組織だ。陸奥陽之助が言うような“日本の為”のものではない。

 中尾彬が演じる紀州藩勘定奉行茂田一次郎がマフラー様のものを首に巻いていた。おふざけは程々にしてくれ。

 龍馬は実際には「いろは丸」に積んでいなかった鉄砲や金塊を“積んでいた”とウソをつき紀州藩に8万3千両余の支払いを要求している。そういう主張をしたのは間違いなく坂本龍馬本人だ。岩崎弥太郎ではない。

 紀州藩は8万3千両余の賠償金の支払いを約束したが、この賠償額は後に減額され、実際には海援隊側に7万両が支払われた。海援隊側の実際の損害額は「いろは丸」自体約3万5千両と積荷の米・砂糖等の代金を合わせて4万両前後と推定されるので、龍馬は3万両前後の金を騙し取ったわけだ。この頃の1両は現代の貨幣価値でいうなら5万円位という見解があり、仮にそれに従うと15億前後の金を詐取したことになる。
 龍馬は立派な詐欺師である。



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