トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

悲惨な医療保険

2006-12-06 | Weblog
子宮筋腫が急成長したために受けたMRI検査の医療費$1500(約15万円)の請求がきました。
ヒエー!!保険がカバーしてくれないのぉー。
ご存知のようにアメリカには社会保険がありません。医療保険は個人で加入します。勤め人は勤務先が医療保険を提供してくれますが、その保険もいろいろな種類の選択がありプランによって内容も保険料も異なります。自分で納得の行く保険プランを選択するのも一苦労で悩みのタネです。今回私が抱えた医療費問題は2つの保険会社が関わっています。ひとつは今年4月まで契約していたA社、もうひとつは5月から契約したB社。検査を受けたのは8月ですから医療費は当然B社に請求しました。とことがB社はこのケースはカバーできないというのです。理由はB社と契約をした5月には私の筋腫はすでにできていたからPre-existと言って保険契約する以前にあった病気に対してカバーする責任はないと主張してきました。そこで私はA社との契約中に診断を受けた内容をB社に送り”以前から定期健診をしていたにもかかわらず、御社との契約後に筋腫が急変悪化しました”と説明を加えました。おかげで保険料はカバーしてもらえましたが、この一件で悪かった体調のことなどすっかり忘れたい気分で病気どころではなかったです。医療保険をめぐっては”それはないでしょ”ってことがたくさんあってお手上げ状態です。
日本に住んでいた時、アメリカ人の友達が急性盲腸になって苦しんでいたのを見かねて119番しようとしたら”お願いだからやめてくれ今月お金ないんだ”と哀願されたことがあります。彼は日本では救急車は無料だってこと知らなかったんですって。