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陽だまり

人生いろいろ

「右」と「左」どちらが優位?

2018-05-30 15:36:16 | くらし

今朝の朝日新聞の記事の見出しです。

読者から右が左より優位なのはなぜ?、と質問がありました。日本語の事ですが。

なるほど、「右に出るものがない」「右腕」といったように右が付く言葉にはプラスイメージがあるのに対し

左には「左遷」「左前」などマイナスイメージの方が強いです。

「右上位」の起源をたどると、日本書紀(720年)の「今無出於麁鹿火右」(あらかいという人名の右に出る者なし、の意)

という記述に行きあたる。

同じころの古事記(712年)には、イザナキ(神の親)の左目から天照大御神(あまてらすおおみかみ)が

生まれたとされる一節があり「左上位」とする考えもあった。

そういえば左大臣は右大臣より格上でした。

いまでも舞台の左側を上手、右側を下手と呼び、床の間を背負えば左手が上座、右手は下座とする習慣がある。

概要は日本では言葉は右、しきたりで左優先と使い分けて来たようです。

一方、西洋では「右上位」で言行一致です。

二国間の首脳会議では、相手国を右側に配置させて、格上扱いするのが外交上の礼儀だといいます。

安倍首相が常に賓客の左側(向かって右側)に立っている姿が写真からも確認できます。
(そんな事気にもしなかったです。)

とても面白い記事(知らなかった事)」を読んで雨降りでも気分的にも楽しい一日でした。

雨が似合う庭の紫陽花

 

 

 

 

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