楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

チベット

2008-05-09 08:21:03 | 時評
中国の胡錦濤国家主席がきてパンダ外交、ピンポン外交を展開し、友好ムードを盛り上げようとしている。
一般的にはいいことだ。
チベット、中国をより理解したい。
ってなわけで、以前に買って読んでいなかった下記を連休中に読んだ。

私は「毛主席の小戦士」だった―ある中国人哲学者の告白
石 平
飛鳥新社

このアイテムの詳細を見る


著者は、最近帰化したようだ。
真っ正直な人生を歩んでいる人だと思った。
帰化をして、日本人以上の日本人になりそうだ。

歴史の中における多くの帰化人がいたかつての日本。
大陸がもたらした儒教、仏教などの背景にある人間観を育てている日本発見。
多くの政治的思惑を超えて、このような人が、きっと本当の日本と中国の架け橋となっていくのであろう。
いい人生を歩んでいただきたいと思う。

歴史において、かつては大陸に骨を埋める多くの日本人もいたはずだ。
その相互作用が、国の利害、偏狭なナショナリズムを超えた関係をつくるはずである、と思う。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダライラマ自伝 | トップ | 日本人の起源 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

時評」カテゴリの最新記事