楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

6カ国協議/北京釣魚台大酒店

2008-07-12 22:11:47 | 
いま、北朝鮮の核をめぐる6カ国協議が開かれている、北京のホテル釣魚台大酒店。
実は6月に国際プロジェクトの会議のため、四泊5日で泊まった。
一泊2万円程度の超高級ホテルだ。



そこで奇妙な経験をした。

今はネット社会。
いつでもどこでもまずネットにつなぎ、情報やメイルを得て、対応しなければ仕事にならない。
そこで、無線LANは、「まだ完備していないか、ま、日本だってまだまだだ」
「では--Ethernetはーー、お!あるじゃん!」
でも私のMacは無線LANのみ。
<でもちゃんと持って来たぞ!AirMac Express!>
<さ!メイルチェック>
<おー120通か!>
「え!?どこへ消えた?」
到着信号はあるのにどこかへ吸い込まれていくではないか!
「なんだ、これ?こんなこと世界各地へ行ったけれどはじめてだぞ!」
やむなく、yahooのメイル。
これは開ける。
大学のサーバーへアクセスし呼び込むところが消えていくのだ。
アクセスできないわけではないのだ。
「ネット検索は?」
できるところとできないところが歴然とある!
「そうか!うわさは本当だったのだ!完全に情報は管理されている!」
「あたりまえか、ここは外国人が多く泊まる高級ホテルだ!おまけに国の体制が違うのだ!」
「20年前に来た時には、もっとすごい管理だったではないか」
見かけはきれいになっても中身は変わっていなかった。

さらに不思議な事。
メイドが1日に何度も部屋に入るのだ。
まるでいつも監視されているようだ。
いない間に、持ち物もチェックされているに違いない。

メイルは完全にあきらめた最後の夜。
突然、すべてが届いたのである。
「いなくなる前に届けてやるという親切心?これ?」
完全に常識が異なる国なのである事を改めて実感した5日間であった。

そこで6カ国協議だという。
部屋に盗聴マイクを含めて完全に仕込まれているホテルであることは明らかだ。
代表団は大変だ。ひそひそ話の打ち合わせなんて絶対に出来ないところだ。
もちろんそんなことはわかっているだろうがね。
ホテルの横の広い公園がいいね、打ち合わせるには。


代表団、奮闘を期待したい。



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