楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

穏やかな朝のわくわく

2006-06-03 06:35:51 | 自然
今、朝6時。再び九州の地にいる。昨日の雨がうそのような穏やかで、さわやかな朝である。
この懐かしい自然の香り、空を舞うトビの姿、ないだ海、そしてあじさいの華麗な青。
顔を洗う猫、名も知らないさえずる鳥の声、車の走る音さえない。
これだね、人を落ち着かせてくれるのは。

昨日、移動の最中に、本当に久しぶりに本を読んだ。
「エッセイは人生の力ー60代からのエッセイ教室」木村治美著:海竜社
エッセイは年をとってからでもいくらでもうまくなるという。私は60代にはほど遠いが<ほんと?>、この本は本当に勇気をくれる。
実はこの本を手にしたのは、このブログをはじめたことがきっかけである。
理系人間である私は、こどもの頃から作文が大嫌い、国語が大嫌い。だから文章がへたくそ。
自分の文章が味もそっっけもない科学論文調になってしまうことに、長い間苦しめられた。
そして本を読むとき、<この作者の文章はなぜこんなにわかり易い?この人の文はなぜこんなにわかりにくい?>
といつしか読みながら考えるようになった。
 この本を読むと、たくさん文を書きたくなる。もっともっと文をうまく書きたいと思うようになる。
ブログやメイルなどが大ブレークの世界は、確実に日本人の作文能力を向上させ、人を賢くさせるという。
そうだよね!この世界ってやっぱりいままでになく、書くことが、こんなに楽しいのだからね。同感!
さ、今日もブログ文のネタを探し、カメラを片手に、出発進行!
<いえいえ、研究調査が本業でした。道、それるベカラズ>
いや、いいのだ!楽しいことが一番。それが楽学天真のこころ。つまらん調査ならそれた方がまし。
<さて、さて、今日はどちらの楽しみが勝つかな?おもしろそう>

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