石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

開催に向けて

2006-02-14 | 独り言
今回もまた印画紙の問題ですが、印画紙にはバライタ印画紙とRC(RP)印画紙

があります。バライタは紙に乳剤が塗ってあるんですね、RCは紙の上にビニールの

薄いシートがひいてありその上に乳剤が塗ってあるんですね。まぁ金額的には

バライタが高価ですね。写真の処理工程においては、RCが手間がかかりません。

見た目の映像の美しさは同じなんですが、作品として、手に持ったり、よくよく見

比べて見るとバライタです。

それで前回まで私はRCで伸ばしていたのですが、今回は作品として

の美しさをも追求したいので、バライタに決めました。

さあ、このバライタ印画紙は現像、停止までは同じですが、定着、水洗が違います

定着液に入れている時間が3倍水洗は100倍長くかかります。

時間ですので夕方につづきます

個展開催にあたって

2006-02-14 | 独り言
個展開催が決まったことは、嬉しいが。自分で決断しなければいけないことが

いっぱいあります。まず印画紙のサイズを何に決めるか?です。サイズの問題は、その

ギャラリーが使用している額の大きさの問題になってきます。ニコンではSサイズが450×550

が70枚 Mサイズが440×660が70枚 Lサイズが600×900が20枚揃えられている。

Mサイズがチョツト変なんですね、Sサイズより幅が狭いですね。

印画紙の大きさは全紙が457×560なので、額はLサイズを使うことになります。小全紙

(大半切)406×508なら、額はSサイズでしょうね。Mサイズ使いずらいでしょうね。絵

がらでによっては、こちらの方が合うものがあるのかもしれませんが。Sサイズを使う

なら半切356×432の印画紙でもいいなぁと思うわけですよ。でも半切では、会場の

大きさに負けてしまわないか心配です。(でも勝負けは作品の内容ですが、サイズも

重要なんですね)現代日本画があまりにも巨大なサイズになったのも、器(美術館)

の問題でしょうね

私は小全紙を使かいたいですが、このサイズの印画紙は、イルフォードかオリエンタルしか

ありません。フジフイルムのレンブラントは無いんですよね。これが不思議なんです。

メーカーによってサイズが揃ってないんですね。フジは全紙、ライカ全紙、半切、大四切

の順番、イルフォードとオリエンタルは大全紙、小全紙(大半切)、大四切、4切、住み分けて

いるですね。私の今回の花の写真は、印画紙的にはレンブラント、サイズ的には

オリエンタルなんですね。困りましたね。印画紙の紙の質も薄手と厚手がありフジの

ライカ全紙は薄手のみなんですね。写真の世界は、こまったものですね