100フィートの長尺フイルムを完全暗黒(ダークバック)のなかで手探りでフイルムロダーにセットします。
作業を行ったことがある人は分かると思いますが、フイルムの端がばらけないようにテープで止めてある
この不親切なテープの貼り方です。
完全暗室でこのテープをめくらなくてはいけない・・・これがすんなり剥がれないのだ。
めくれやすいように端を折っておいてくれよ!メイド・イン・USAに親切を求めても無理か!結局はフイルムを切ることになる。
午前中はトライX100フィートフイルムをパトローネに19本撒いた
オイラは35mmはキングの片溝タイプ ブロニーフイルムの現像は、パターソン(イギリス)の両溝タイプを使っている。
ブロニーフイルムは、なかなか厄介なのだ。ブロニーフイルムは巻き癖がついているのでサインペンぐらいの大きさに丸まってしまう。
それを根気良く逆にそらせて撒き癖を直してゆく、
手の油が付いていると現像ムラの原因にもなるので手を洗ってからフイルムに傷をつけないように慎重に癖をとってゆく
それからこの小さなボールと溝の隙間にブロニーフイルムを入れて撒いてゆくのだ。
これが言葉にすれば簡単だが完全に暗黒の暗室のなかで作業をするので大変です。
途中で溝から外れたりボールとフイルムが噛んだりすると始めからやり直しです。
外れたのを強引にひっぱったりするとフイルムが破れます・・・
35mmフイルム6本・ブロニーフイルム14本を現像タンクになんとかかんとかセットして午前中は終わりました。
疲れた!