大橋鎭子著「すてきなあなたに」暮らしの手帖刊(1969年から1974年までの連載をまとめたもの)に、著者が石井好子さんの家に招かれて手料理を御馳走になった話がある。ヒラメのバター焼きにパラパラとのっかっている小さな粒を食べているうちに、小さな粒は酸っぱくて良い香りがして、単調になる白身の魚料理も、これが味を引き立ててくれる。この小さな粒はケッパー(フランスの香辛料)といって花の蕾を酢漬けにしたものだそうだ。ああ!食べたい!オイラの悪い癖で何でも買いたがる悪い癖。
さっそくアマゾンでポチッとしたら翌日届いた。届いたけど・・・驚いた。3個で1セットを頼んだが・・・。
届いたのは4セット12本が届いた。オイオイ!オイラは間違えて何度もポチッとしたか?でも買い物履歴を確認すると1セット3ポン1500円になっている。「おお!これは!手配梱包する奴が間違えたなぁ!ラッキーだ」と一瞬悪い考えが思い浮かべたが、まぁ後から調べれば分るから返品しよう!
試しにお昼に炒飯を作り、ケッパーを添えてみた。オイラは生まれて初めて食べたが「これが実にうまい!」これなら魚料理以外にも野菜サラダ・パスタにもサンドイッチにもOKだと思います。
☚瓶の口に封印がしていないのが気がかりなのだ。
アマゾンから届いた4セットは返品せずにオイラも妻も気に入ったのですべて買い取ることにした。フランスの漬物だと本の中には紹介してあったが届いたのはスペイン産だった。
PS アマゾンの苦情処理の電話の人の声が最初は謝ってばかりで沈んだ声だったが、オイラが買取ると言ったら声が生き生きとして弾んだ声になった。まぁこんな数を間違えて買い取るという人はいないだろうなぁ?それほど甘酸っぱくて美味い!