石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(12歳めす猫)ムギ(10歳おす猫)マメカン(8歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

向田邦子著  夜中の薔薇  講談社文庫 2016年刊

2024-12-17 | 

歯科医院の帰りにBOOK・OFFに立ち寄った。向田邦子著「夜中の薔薇」を見つけた。1981年の8月に飛行機事故で作者は亡くなっていて、その年の10月に最後のエッセイ集(単行本)として刊刊され、オイラはその当時は天邪鬼だったので(今でもそうなのだが)便乗商売をしやがったなぁ・・・と思って買わなかった・・・ような気がする

手に取って表紙をみたら、なんだこれ!いかに本が売れないからといえども。こんな表紙デザインは酷いだろう!やっぱり買うのはやめとこうと棚に戻したが新装版という文字に釣られてので、表紙には目をつぶって買った。

220円だった、本当なら110円だろうけど表紙で100円高いのか・・・と恨みながら読み始めた。

しかし手が覚えた文庫本の感触が、なんだか違うなぁと言っている。調べたらオイオイ!カバーが2枚になっていて本来の重厚な表紙がちゃんと存在していた。

10年前からアイドルの力を借りてしか本が売れない時代がやってきていたんだ。しかしなぁ・・・この表紙の写真欲しさに文庫本を買う人がいたのだろうか?カバーだけ盗まれても本屋じゃ分からない?そしてタレントを追っかける人は向田邦子の本は読まないだろう?と思うのですが、どうなんだろうなぁ・・・。


2024/12/17 Tuesday

2024-12-17 | ムギ

きょうは、一ヶ月に一度の歯科検診へ行ってきた。検診といっても歯石を取って掃除をしてもらうだけなんですけど。660円を支払って帰りがけに受付の人から「よいお年をお迎えください」と言われた。ああ!年の瀬だなぁ・・・と感じるが、ニュースを見たり聞いたりしていると、よい年がやってくの?・・・そんな予感は全く感じられないけどね。

オイラはSONY RX0Ⅱを常時胸ポケットに忍ばせている。その純正品の電池パックNP-BJ1が膨らんでカメラに入らなくなった。無理に押し込めば取り出せなくなるだろう。この電池パックは3個買ったが、膨らむのは、これで2個めだ。互換品の電池パックも同時に2個買ったが、こちらは膨らまない。純正が膨らんで互換品が膨らまないなんて、SONY製品は時限装置が仕込んであるという都市伝説があるが、本当の事のようだ。

ガタガタ!と戸がゆするような大きな音がして「アナタ~!」と妻が叫んだ。降りていくとマメカンが座敷に大量の軟便の置き土産を撒き散らしてあった。窓をすべて開けて後始末をした。1台だけ残してある扇風機を「首ふり強」にしてある。おかしいだろ!どうして戸が閉めてある部屋にマメカンがウンチが出来るのだ?

縁側の椅子の上で寝ているチクワが、いつでも出入りOKのように身体が細いチクワが入れるだけの隙を妻が作ったようなのだ。マメカンはデブ猫ではないので難なく出入りできる。ウンチをしてハイテンションに隙間を全力疾走したのだろう!とにかく臭い!臭いのだ。本当に臭い。嫌になるほど臭い!マメカン!何処だ!と叫んだらムギが叱られたと思ってリビングに寝ていたムギが、ガバッと起き上がり全力で疾走していった。