金魚日和

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通信インフラ(前編)

2011年03月22日 | 生活

キッカケはmy娘に持たせていた『GPS端末機(通称【カメムシ】)』の契約更新期間が迫っていたことだった。

市営バスを乗り継いで小学校に通うmy娘は、
顔も性格も父親に似た為、当然のように「極度の方向音痴」も受け継いだ。

トムとジェリーにおけるブルおじさんの笛~何かあったらコレを吹きな/すぐに駆けつけるよジェリー~を兼ねた【カメムシ】は、
「近所に散歩に出かけても迷子になる小学生女児」及び
「その女児を保護する為に家を飛び出し帰れなくなる父」にとっては心の支え以上に頼りになる救世主アイテムだ。


入学当初は『GPS機能付きのケータイ電話(通称【豆】)』を持たせていたのだが、
学校から「携帯電話の持込禁止」を通達された為、GPS専用機である【カメムシ】に切り替えた。のが2年程前。

「なにかと不便だ」「学校の態度も軟化しはじめた」「昆虫に頼るのは人としてどぉか」等を涙目で訴えられた為、
再度【豆】を購入することにした。のが震災直後の10日程前。


震災を目の当たりにして通信機器の必要性を感じたのか、
はたまた新しい生活がスタートする時期で需要が高かっただけなのかは定かで無いのだが、
キノコがキャラクターの電話販売所は人類でごった返していた。

相当な待ち時間を経た後、無事my娘の新しいケータイ、通称【暴力温泉芸者】を手に入れたのだが、
その無駄な待ち時間が「消費の神様:my妻」と「化石ケータイ保有者:自分」の物欲魂に火を点けた。 つづく。