先日放送された「平成紅梅亭」は、天満天神繁昌亭からの中継であった。
と言っても「平成紅梅亭」の放送時間は真夜中1時2時という時間帯なので当然録画であるが。
その中で、林家染丸師が噺の後に踊りを見せた。
いわゆる「寄席の踊り」と言うもので、古い写真で高座で踊る噺家の写真を見たことはあったが、実際に高座で噺家が踊りを舞うところは見たことがなかった。
今回は「奴さん」と「姐さん」の二つ。
着物の裾をからげると、「奴さん」に合わせて真っ赤な股引を穿いていた。
次に「姐さん」という踊りであるが、こちらは着物の下の襦袢が、女物のような華やかな柄で、これも同じく着物の裾をまくると出てくるという趣向。
更に「姐さん」では、手拭を細長く折りたたんで頭にかけるのだが、頭に乗せただけの手拭が落ちる気配も無いのが見事。
姿勢が正しくないとああはならない。
染丸師は吉本に所属するため、落語を披露するのは花月劇場であるが、花月ではあのような踊りを披露するような雰囲気ではない。
だいたい、落語会でない限り、じっくりと落語を語る雰囲気が無い。
「寄席の踊り」が見られるのも、落語の定席である繁昌亭ならではのこと。
この粋な芸を堪能できるというのも、上方文化の復興に向けて、なくてはならないことである。
いまだに行けていない繁昌亭、早く行かねば!
と言っても「平成紅梅亭」の放送時間は真夜中1時2時という時間帯なので当然録画であるが。
その中で、林家染丸師が噺の後に踊りを見せた。
いわゆる「寄席の踊り」と言うもので、古い写真で高座で踊る噺家の写真を見たことはあったが、実際に高座で噺家が踊りを舞うところは見たことがなかった。
今回は「奴さん」と「姐さん」の二つ。
着物の裾をからげると、「奴さん」に合わせて真っ赤な股引を穿いていた。
次に「姐さん」という踊りであるが、こちらは着物の下の襦袢が、女物のような華やかな柄で、これも同じく着物の裾をまくると出てくるという趣向。
更に「姐さん」では、手拭を細長く折りたたんで頭にかけるのだが、頭に乗せただけの手拭が落ちる気配も無いのが見事。
姿勢が正しくないとああはならない。
染丸師は吉本に所属するため、落語を披露するのは花月劇場であるが、花月ではあのような踊りを披露するような雰囲気ではない。
だいたい、落語会でない限り、じっくりと落語を語る雰囲気が無い。
「寄席の踊り」が見られるのも、落語の定席である繁昌亭ならではのこと。
この粋な芸を堪能できるというのも、上方文化の復興に向けて、なくてはならないことである。
いまだに行けていない繁昌亭、早く行かねば!