面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

深夜放送

2008年03月05日 | ニュースから
テレビの深夜放送自粛しては? 自民、環境対策で検討へ(朝日新聞) - goo ニュース


石油にまつわる“イベント”があると、必ず取り沙汰されるネタだ。
0時以降のテレビ番組を削ったとて、今時どれほどの効果があるだろう?

夜中に起きている人口がドラスティックに減るとでも思っているのなら、こんなお気楽な議論は無い。
深夜番組の視聴率なんてたかが知れており、放送を早く切り上げたとて、その効果は微々たるものとしか思えない。
だいたい、夜中に点けられているテレビの画面に映るのは、いまやテレビ番組である比率はかなり低いのではないか?
もっぱらゲームかDVD鑑賞に使われているのではないか。

自民党のお偉方の頭の中は、70年代のオイルショックで止まっているかのよう。
まあ、皆さんお歳をめした方々ばかりなので、いたしかたないだろうが。


新入社員

2008年03月05日 | ニュースから
新入社員の「質」、5年前より低下…企業の4割が回答(読売新聞) - goo ニュース


「いまどきの新入社員は…」とは、必ず先輩社員から言われるもの。
会社に入って20年も経てば、アンケート結果で現れる企業の不満もよく分かるというものだが、最近はその“不満”の内容が変わってきたような。

顧客との会話でも、
「普通のコミュニケーションもうまく取れない社員がいる」
「言われたことの最低限のことしかしない」
という話がよく出てくる。
仕事の能力以前のレベルで「言った指示通りのことができない」場合は明らかに本人の聞き取り能力の不足であるが、できていない、あるいは間違っていることを注意すると、
「教えてもらっていないからできない!」
と逆ギレされて困るという話が出たときには、話をしている相手と一緒になって頭を抱えてしまう。

質が低下した理由(複数回答)で、「コミュニケーション能力・協調性の不足」が最も多く、「向上心・積極性の不足」「忍耐力の不足」の順とのことであるが、どれも顧客先での話題にのぼるものだ。
これら質低下の原因として、小中学校時代の教育に問題があるという指摘が目立ったとのことであるが、学校だけでなく、親の教育という部分も不足しているのではないだろうか。
ある新聞で読んだことだが、新入社員を残業させたら翌日その親が抗議にきた、というケースなどは顕著な例だ。

かつて、アメリカでこんなアホなケースがある、と笑い話に取り上げられていたようなことが起き始めている日本。
様々な国から様々な人種が集まるアメリカだから、というククリでとらえることができるようなケースが、ほとんどが日本人のこの国で起こっているのは相当マズイことだ。
アメリカによる日本人のアメリカナイズが、正に最終段階に入っているのではないか…?