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勢い

残り100日というところになってくると、本番に向けて、やはり勢いをつけたいと思うのです。

気持ちがのっている、成績があがっている、勉強が増えている、解ける問題が増えてきた。

何でもいい、とにかく良いところ、伸びているところを本人によく認識してもらう。

良くなっている、伸びている、と言われていやな子はひとりもいません。

~ができない、~が悪い、ということは指摘しやすいが、子どもに勢いをつけるという点で考えると、プラスにはなりません。

当然、子どもがやることだから、完全ということはなかなか難しい。

だからその分、勢いが子どもの力になると思うのです。

欠点は目につきやすいが、この段階になったら3つのうち1つぐらいにこらえて、何か伸びているところはないかを探してください。

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これからの中学受験 
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火山の問題
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制服のない中学校

高校では、ずいぶん制服のない学校が増えましたが、中学からない、というのはまだそれほど多くはありません。

私が知っている限りでは、麻布、武蔵、筑駒、女子学院、立教女学院、恵泉、灘、筑附、神戸女学院、東大寺など。

高校では制服はないが、中学は制服という学校もあれば、基準があってそれに合っていれば、あとは自由で良いなど、まあいくつかパターンがあるようです。

逆に学校のイメージチェンジをはかるために、制服をあらたなデザインに変える学校が多かった時期もありました。

制服があれば、着ていくものに気遣いがなくてよい、というメリットもあるし、制服がない方が何を着ていってもいいから楽、という考えもあるでしょう。

しかし、麻布とか武蔵の子たちは、制服を着てないので、どちらの学校かよくわからないが、まあ、何となく雰囲気が似てます。中学生の男の子が私服を着ると、まあ、こうなる、というので、似るんだとは思うのですが。筑駒の子もその意味では同じです。

私服であれば、多少どこに入り込んでも大丈夫、と思いがちだが、どっこい外から見てるとやはりよくわかる。さすがに高校3年ぐらいになると、大学生と区別がつかなくなる部分があるが、そこは中学生だから、電車に乗っていても、すぐ目につく。

だから、制服はなくてもなかなか悪いことはできない。だから心配することはない、わけですが、でもやはり制服を着せて、「すぐわかるわよ」と管理している部分があるのでしょう。

これが制服がなくならない一番の理由です。

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ばねの問題
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10月20日の問題
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自立した学習者をめざす

高校受験と中学受験の生徒を見ていて、やはり3年間の大きさは感じます。

自立して志望校に向かって勉強している子どもはやはり高校受験の方に多い。もちろん高校受験でも「自ら勉強しない」という子は多いが、やはりこの先「義務教育」はない分、高校受験生の方が自分で考えて、何をすべきか行動していることが多いのです。だから塾の先生とのコミュニケーションも子どもが中心。

親はあとから聞かされる、という話が少なくないが、まあ、これが自然な姿かもしれません。

ところが中学受験は、なかなか自立できない。自分で計画を立て、自分で実行し、自分で確認する、をしっかりやっている子は成績が優秀な子でもあまり見たことがない。やはりお父さん、お母さんといっしょにやっている子が多いでしょう。

しかし、人が立てた計画を、そのまま受け入れるほど素直でもないので、実際に実行していないという場合も多いかと思います。

じゃあ、計画は自分で立てなさいよ、というと立派な計画は作るが、これまた現実離れしていて、見た瞬間に「あ、無理だよ、これ」ということがいっぱいある。

つまり、そういう中途半端な位置に子どもはいるのです。

だから親はストレスがたまります。本来は自立した学習者をイメージとして描いているから、自分の子どもの姿が許せなくなる。あるいは腹が立つ。しかし、そこが不透明なのが中学受験生なのです。

だからまず、受け入れる。ここがポイント。

まだ完全にできるわけではない、と半ばあきらめ、半ば許すことが大事。

その代わり、具体的に何をしていけばいいのかを考えることです。ただし、自立した学習者を目指すことを放棄してはいけません

最近、中学生になった後、

「で、次、何をすればいいのですか?」

と聞く子が増えたそうです。

つまり自分で考え、自分で次に行動することができない。塾でも家庭でも「ああしろ、こうしろ」と言われて育ってきたからでしょう。だから勉強の計画を立てる段階でも工夫は必要なのです。

「速さの問題って、得意じゃないよね?」

「あ、まあ、そうですけど。」

「どうやったら、速さが得意になると思う?」

「え、そりゃあ、勉強すれば。」

「何を勉強する?」

「え、なに? テキストとか。」

「やったんじゃないの?」

「やりました。」

「でも、できない。」

「うん。じゃ、ほかに手はないかな?」

これをやれ、と先に結論を出すのは簡単なことです。しかし、それでは自分で考える習慣がつかない。結果として「指示を待つ」という子になってしまってはいけないのです。最近はつい結果と効率を求めるあまり、この過程がないがしろにされている。

しかし、その結果として子どもの大事な資質が伸ばせなくなっている可能性があるのです。

最終的には自立した学習者になれれば良いのです。自分で勉強の方法を考え、実行し、結果を検証してもう一度考える。

中学入試の問題は正解がありますが、世の中の問題は正解がないものはたくさんあります。やがて子どもたちはそういう問題に対処しなくてはならなくなる。だから自分で考える、自分で行動するということは必要なことです。

良く難関伝統校の校長の記事に「自立した学習者」という話が出てくるのですが、大学受験のために成績を上げるよりも、それができるようにしていくことの方が子どもの将来には役立つ、のは間違いないから、校長先生たちもその話をするのでしょう。

一方、大学受験の予備校のごとき説明をする学校もあります。

親としては塾代が節約になるから、というのでそういう学校に魅力を感じるかもしれませんが、それはあまりに短期的な視野すぎるのではなかろうかと思うのです。もう少し長期的に子どもの成長を考えた上で志望校を選ぶということも必要なことではないでしょうか。

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公立一貫校は人気です。
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普通部の合格発表は2月3日に戻ります。
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冬期講習、どうします?

最近は講習はセットになっているので、申し込みをしなくても、引き落とされてしまう塾が多くなりましたね。

むしろ行かないと決断したら、早めに手続きをしないと間に合わなくなってしまったりするようですが、さて、6年生の冬期講習どうします?

どうするも、こうするも、もう行くしかないでしょう!?

という感覚の方が多いかもしれませんね。

しかし、本当にそうでしょうか? お子さんの問題が解決されるかどうか、良く考えてみてください。

これまで何度となく、塾の講習は受けているのだから、内容はだいたいお分かりになっているでしょう。もちろん学校別などの特別な講座はあるわけですが、だからといってすべてが学校別になっているわけではないわけですし、お子さんが持っている課題はそれぞれ違います。

長女のときは、12月に入ってから塾に行かせませんでした。

これは塾に問題があるのではなく、長女に問題があったせいですが。

塾の先生の娘が6年生の12月・1月にまったく塾に行かなかったワケ

本当に自分の課題が何であるかを明確にして、それを解決できれば良いのです。だから方法はいろいろあるはず。

最後の冬休みでもあるので、今何をすべきかを考えてみてください。

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模試返却競争
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10月18日の問題
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過去問は採点後が大事

時間を決めて、過去問をやります。

お父さん、お母さんが採点する場合もあるでしょう。○をつけて、点数をつけ、合格点と比べてため息。

そういう場面もあるかもしれませんが、むしろここからが大事。

私は解答を見せず、間違えたところを、もう一度、やり直させていました。

そして大きく3つに分けてもらいます。

A ミスや計算間違いで実はすぐできた。

B 考え直してみたら、ヒントがみつかり、できた。

C それでもわからなかった。

とここまで来ると、解説を見なければいけないのはCだけになります。

そしてAやBについては、なぜそうだったのかを一応、整理してもらう。どうすればよかったかを考えてもらう。

A についてはいろいろ対策があるでしょう。問題や計算を見直すなど、自分でルーティンを見つける。

B の部分は一番勉強になるでしょう。最初に見つからなかったヒントをどうやれば気づくのか? そういう経験が増えていくから、解けるようになるのです。

C については、解説を読んでも「よくわからん」という場合があるでしょう。これは試験本番では捨てても良いと思います。もちろん、しっかり解説を読んで理解できればBと同じランクになるが、あきらめてしまってもかまわない。

つまりAとBをしっかり勉強できる、ということで一年分が終了になるわけです。

ただやって、点数つけて、では過去問は勉強したことにはなりません。

だから時間がかかります。

しかし、時間をかけないと勉強にはならないので、採点後のプロセスを大事にしてください。


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第53回 受験プランは明確に線を引く
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普通部の保護者会
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地図の問題をPDFで見る

先日、社会の地図の問題の解説を書いていた時のこと。

「ぬまた駅の東口を出て道なりに進むと広い道路にぶつかります。そこにあるお寺・神社の前を過ぎて道なりに行った2つめの交差点を左に、さらに1つめの十字路を右に曲がってください。交番を過ぎた角を左に曲がると、正面に小学校が見え、その手前にあなたの目的地があります。」

で、その目的地が何かを答えるのですが、この地図が見えない。

実際の問題用紙がいったいどのくらいの大きさで提供されたのか、現物がないので何とも言えないのですが、問題集の方はサイズが決まっているので、地図を拡大鏡で見るぐらいしか方法がない。

さて、どうしたものかと思っていたのですが、いったん問題の地図をスキャナーで読み込んでPDFに作り直してみると、パソコンの画面で拡大できました。

なるほど。こういう地図か、で作業は進んだのですが、最近は25000分の1の地図が良く出題されます。

で、この地図が多くの問題集では小さい。いったい、何が書いてあるの?と思うことが多くなってきました。

そういうときに便利なのはPDFです。

iPadのようなタブレットにPDFを取り込んで、お子さんがピンチを広げて拡大してもいいし、PCの画面で拡大して見てもいいでしょう。先日オリジナル問題集のお話をしましたが、PDFにして、タブレット端末に保存して、子どもたちにやってもらう、という手法もなかなかおもしろいやり方かもしれません。

たくさん問題集を持っていなくても、タブレットとノートがあれば、問題が解けるし、地図のように拡大したいものは自在にできますから、結構便利な勉強道具になるような気がします。

ついでですが、最近の地図記号を国土地理院がまとめているサイトがありますので、ご紹介しておきましょう。

新しい地図記号も出てきているので、確認しておくと良いと思います。

2万5千分1地形図の読み方・使い方:地図記号一覧(国土地理院)


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平面図形の問題
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10月16日の問題
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成績の悪い頭の良い子

算数を教えていて、なかなか頭の回転の速い子がいます。

難しい問題を、一気に解いてしまったり、力のつりあいの問題を驚くほど早く解き上げてしまったりする。

しかし、こういう子が成績が良いかというとそうではない。また、非常に波があります。

偏差値60ぐらいとった日があるかと思えば、偏差値が40台になることもざら。

頭の良い子は、面倒なことはしたがりません。

だから、知識を覚えるなんて、本当に必要だと思わない限り、やらない。計算練習や漢字もまっぴらごめん。理科だと生物や地学など、覚えるテーマになると、本人に興味もないから、成績は非常に悪い。

これに幼さが加わると、国語も点数がまとまりませんから、成績は良くならないのです。

しかし、この子が「この学校に入りたい」としっかり思うと、事情が変わってくる。

こういう子は「自分のしたいことしかしない」タイプですが、「学校に入る」ということが自分のしたいことになれば、「やらされていたこと」が「やりたいこと」に変わってくる。このターニングポイントがなんと、受験の3か月前であることが多いのです。

で、頭がいいと、何となく間に合う。本来ならもっと早くと思うが、しかし、飽きっぽい部分もあるので、3か月ぐらいしか、多分集中力が続かない。

だから、もしこういうお子さんがいたら、「本人の入りたい学校」をしっかり見つけてあげることです。何がきっかけになるかはわかりません。

ある子は碁が好きで、その学校の文化祭で囲碁部に行って戦いを挑んだら、「完敗」してしまった。

その瞬間、この部にあこがれてしまった。

それからは、もうその学校に入るというよりは、その学校の囲碁部に入るために、がんばるようになって、合格してしまいました。

子どもの力は模擬試験の数値だけでは測れない部分がたくさんあります。

本気になると、出せる力はまた違ってくる。だから、あまり「できない」「だらしない」ということを本人に刷り込まず、良いところに眼を向けてあげてください。

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地震の問題のポイント
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2人担任制
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調子が悪いと思ったら

快調に問題を解いていたり、子どもが前向きに勉強してくれれば、それに越したことはありません。

しかし、これと反対に「どうも、調子が悪い」とか「ミスばっかり出る」という場合があるでしょう。

こういうとき、子どもが落ち込んでしまう場合もあるし、「もう、やだ」という言い出すこともあります。

そういう時は、少しやさしい問題に取り組んでください。

実際に考える力、解く力がどこかに行くことはありません。ただ、あせったり、結果を心配するあまり、その力が出なくなることはあるのです。

そういうときに「自分はできる」ということを、思い込ませないといけません。

「できない」というイメージが大きくなっていくと、勉強に対する態度も消極的になるし、自信もなくなってしまいます。

まずは「できる」という感覚をもう一度思い起こしてもらうことでしょう。

できないことには、気持ちが上向きません。だから、やさしい問題をやって、取り戻す。それでもミスが出ることはあると思います。でも、それがだんだん自分で見抜けるようになってくれば、ペースは戻ってきます。

一気に一直線に上がっていくという場面ばかりではありません。踊り場があったり、スランプがあったりするのもよくある話。

だからお父さん、お母さんが慌てることなく、まずは「自信を取り戻す」ということに着目して勉強を組み立ててください。

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10月14日の問題
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友だちとは比較しない


子どもたちが一番いやな言葉のひとつに

「~ちゃんはがんばっているのに」

とか

「~君はαみたいよ」

みたいな話があります。十分に自分で比べているところがある中で、またそういう話を聞かされる。もはや開き直るしかない。

「そりゃ、あいつは頭がいいんだ。」ぐらいしか本人としては言いようがないじゃあ、ありませんか?

親としては

「あなたも、そのくらい、がんばんなさいよ。」

と言いたいのでしょうが、しかし、その効果はまずないと思っていいでしょう。

子どものモチベーションを上げたいというよりは、やる気をなくすのに効果のある言葉だと思ってください。

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豆電球の問題
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平均に関する問題
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ミスを起こす瞬間

子どもたちの様子を見ていると、ミスが出る問題は圧倒的にやさしい問題が多いものです。

つまり、最初の計算問題や一行問題で間違える。親はなぜ、こんなところで間違えるのか!と思うのですが、ミスは心のすきを突きます。

子どもたちは「見たことがある」とか「やったことがある」と思った瞬間に、もう問題の条件を読み飛ばしていることが多い。

「できる!」と思った瞬間に足をすくわれている。だから後から答え合わせをしてみると、頭を抱え込むことになるわけです。

しかし、入試の勝負はこんなところで決まります。

合否を分けるのは意外にやさしい問題なのです。

これに対する対策をしっかり、模擬試験や過去問をやりながら身に着けていくことが必要です。

特に重要なのは、問題を見直す習慣。

読み飛ばしているわけだから、本人が思い込んでいます。しかも答えが割り切れたりすると、もう「できた!」と思いやすい。

ここからさらに手順がある場合が少なくないのです。

これは算数ばかりではありません。

例えば月の満ち欠けの問題は、だいたいパターンとして太陽と地球のまわりを回る月の図が出てくる。多くの場合、太陽が右から照らしているので、一番上の月が上弦の月になるのですが、そういうことを出題者はとっくに見抜いている。

だから、太陽の光を左から出したり、上から出したりする。

しかし「あ、これね。簡単だよ。」と思い込んでやってしまうと、すべて間違ってしまうことになるわけです。

つねに問題文にあたり、図も良く見る。こういう注意深さが僅差の勝負を制すコツです。

失敗したら、なぜ失敗したのかを考え、次にどうすれば失敗しないか、を考えて方法を編み出していくことが一番大事です。

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6年生反抗期への対策
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10月12日の問題
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