中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
見栄を張る子
この時期になってくると、やはり人が自分をどう見ているのか、気になる子は増えてきます。やはり精神年齢の成長が早い女の子に多く見られますが、身に着けるものにしてもいろいろ関心が増えていくる。親が出すものを黙って着る、などということはありえない。これは子どもが大きくなって来れば、当たり前に起こってくることです。
しかし、それがファッションだけにはとどまらない。自分の成績、自分の志望校、いろいろなところで人にどう見えるかが気になる。逆に人がどこを受けるか、どういう成績かも気になる子がいるものです。
で、そちらに関心が行きすぎ出すと、今度は勉強に支障を来し始める。つまり、「わかっていないこと、できないこと」をごまかし始めるのです。
「わかった?」
「はい!」
「じゃ、この場合は?」
と聞くと、できない。なんだ、やっぱりわかってないじゃないか、と思うことが多くなります。
こういうときは、よくその子だけを呼んで話をしていました。
「受験と言うのは、自分の問題なんだ。自分が行きたい学校に合格するかどうか、ということに集中しないといけない。だから、人がどう思おうと、自分はこの問題が本当にわかっているのか?本当に次解けるのか? 自分に聞いてみて、自信がなければ『わかった』と考えてはいけない。」
というような話をします。まあ、その時は殊勝に聞いているが、おおむね、まだわかっていない。
ところがこれがもう一段、成長してくると、非常に頼もしくなってくる。
「これができなかったの。もう悔しくて。」
というような話が素直にできるようになると、一皮むけた、と言う感じになります。つまり、外側を最初に気にするのはステップとして必要で、でもそれに振り回されている自分が「ばからしく」なってくるから、ストレートに自分が満足できるかどうか、に視点が向き始める。人がどう評価するか、よりも自分が納得がいくか、と言う観点で勉強を進めるようになると、合不合は別にして成長したなあ、と感じます。
ただ、時期的に「単純に人の目に振り回されている」だけで終わってしまう場合もありますから、そういう風に見えたら、やはりしっかり話をしてあげることが大事なことだと思います。
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10月8日の問題
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しかし、それがファッションだけにはとどまらない。自分の成績、自分の志望校、いろいろなところで人にどう見えるかが気になる。逆に人がどこを受けるか、どういう成績かも気になる子がいるものです。
で、そちらに関心が行きすぎ出すと、今度は勉強に支障を来し始める。つまり、「わかっていないこと、できないこと」をごまかし始めるのです。
「わかった?」
「はい!」
「じゃ、この場合は?」
と聞くと、できない。なんだ、やっぱりわかってないじゃないか、と思うことが多くなります。
こういうときは、よくその子だけを呼んで話をしていました。
「受験と言うのは、自分の問題なんだ。自分が行きたい学校に合格するかどうか、ということに集中しないといけない。だから、人がどう思おうと、自分はこの問題が本当にわかっているのか?本当に次解けるのか? 自分に聞いてみて、自信がなければ『わかった』と考えてはいけない。」
というような話をします。まあ、その時は殊勝に聞いているが、おおむね、まだわかっていない。
ところがこれがもう一段、成長してくると、非常に頼もしくなってくる。
「これができなかったの。もう悔しくて。」
というような話が素直にできるようになると、一皮むけた、と言う感じになります。つまり、外側を最初に気にするのはステップとして必要で、でもそれに振り回されている自分が「ばからしく」なってくるから、ストレートに自分が満足できるかどうか、に視点が向き始める。人がどう評価するか、よりも自分が納得がいくか、と言う観点で勉強を進めるようになると、合不合は別にして成長したなあ、と感じます。
ただ、時期的に「単純に人の目に振り回されている」だけで終わってしまう場合もありますから、そういう風に見えたら、やはりしっかり話をしてあげることが大事なことだと思います。
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